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人生の花を咲かせる方法

ちょっと家庭農園をした時のお話

料理に携わる仕事をしていると、思うことがあります。いつか、自分で野菜を育ててみたい。そして、自分が作った野菜を使って、料理を提供してみたい。

そんな話をある方にしてみたら、余っている畑を使ってもいいよと言って頂けたのです。そこで早速、野菜を育ててみることにしました。

初めてだったので、色々と自分で調べてみては、あれこれと期待を胸に挑戦してみたのです。さつまいもにきゅうり、キャベツにじゃがいも。欲張ってたくさん植えてみました。芽が出た時は、とても嬉しかったです。

ところが、どの野菜も一向に大きく育たないのです。収穫の時期になっても、きゅうりなんかは小さなものが、一本か二本くらいしかなりません。さつまいもやじゃがいもに関しては、これは売り物にならないのではないかと思うくらい、小ぶりなものばかり。挙句の果てにキャベツは子供の握りこぶしくらいの中身がスカスカのものだったのでした。

とても、がっかりとしたのを憶えています。そして、隣の畑を覗いてみると、それはもう立派な野菜たちが育っていました。よく考えてみれば、初心者が見よう見まねで上手くいくはずもありませんでした。それでも悔しくて、隣の畑で野菜を育てている方に聞いてみたのです。

その時に、教えて頂いて分かったことがありました。土が大切だということ。言われてみれば、確かに、僕は桑でちょこちょこといい加減に耕してしました。だから、しっかりと根が張らなかったのです。

野菜づくりにおいて、本当に大切なのは土台作りだったというものでした。

人生も土壌が大事

少し、前置きが長くなってしまいましたが、人生においても土台がしっかりとしていないと、思い描いた通りにはならないのです。

では、その人生の土台とは何かというと、それは、心の状態であるのです。

よく、心の器という表現もあるのですが、その器が小さいと、そこにいくら水を注いでも、すぐに溢れてしまいます。ましてや、その器にひびがはいっていたり、そのひびから、水が漏れてしまいます。

それと同じように、心が十分に育っていなかったり、心の中に深い傷があったりしたら、どんなに自分を満たそうとしても、満たすことは出来ないというものです。

野菜を植える前に、土壌がとても良い状態でないと、おいしくりっばな野菜が育たなかったように、心が良好な状態でないと、人は成長できないのです。

僕自身も、極端なほど自分が嫌いでした。自分の何もかもが許せないくらいでした。そうした上で、豊かな人生を得たい、人間関係も豊かにしたい、充実した毎日を送りたい。自分らしく、自信を持って生きたい。そんな風に思い、努力を積み重ねてみても、積み上げたものが簡単に崩れ去ってしまいます。

僕はたったひとつの挫折で、何もかも崩れ去ってしまいました。

心が未熟だったから、どんなに素晴らしい言葉を言われても、どれだけ優しさに触れても、受け取ることが出来なかったのです。

では、心を育てるとはどういうことなのでしょうか。

心を育てるということ

心が育っていく状態を考えてみると、自分の感情をコントロールすることが出来ます。大げさに言えば、嫌なことがあっても、心の状態を安定させることが出来るのです。それに、いつも自分を満たすことが出来る状態であります。喜びや感謝で心を満たすことが出来ます。

逆に、不満や怒り、妬みや嫉妬でいっぱいなときは不機嫌な状態であるといえます。

つまり、常にご機嫌であることが、心が育っているという状態なのです。

考えてみて下さい。不機嫌な状態だと、どんなことだって上手くはいかなくなるものです。どれだけやり方を変えてみても、不機嫌だったら物事を捻じ曲げて捉えてしまいますから。自分自身でさえ、良くない方向に見てしまいます。

ご機嫌でいるからこそ、ポジティブでいられるし、素直になれます。色んなことを許すことだって出来ます。いつも〜のおかげだと感謝出来るのは、心がご機嫌でいられるからこそです。

ご機嫌であることが、人生にとっての良い土壌作りになるのです。そこに、あなたの思いが種になって、未来は花でいっぱいになるということです。

人生の花を咲かせる方法は、ご機嫌でいることなのです。

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