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【HSS型HSP】どういうモノなの?

前回は、普通のHSPのコトをご説明致しました。
HSPのコトをご存知でない場合、前回の記事をご一読頂かない限りは
今回の記事を理解出来ないと思いますので、ぜひ宜しくお願い致します!

HSSとは、High Sensation Seeking のコトです。
HSPとは、とても敏感で繊細な人のコトですが、HSSは逆な感じです。
刺激や変化を追求する為に、リスクを背負う事を好む傾向にあります。
新しい事にチャレンジしたがり、一言で済ますと『冒険家』でしょうか。

『とても敏感で繊細なのに、なんで刺激や変化なんか求めるんや~!』
…とツッコまれても答えは特にありませんが、そういう人も居るのです。
ただし、とてもレアで、確か人口の6%ぐらいしか居ないのだとか…。

HSPでありながら、HSSである事も可能です。
HSPではなくても、HSS『だけ』である事も可能です。
シャイなHSS型HSPも、好奇心旺盛のHSS型HSPも存在します。
そのどちらかじゃなくても、その間ぐらいに居る事だって可能です。
わたしがちょうどそんな感じで、冒険心の強い自分と、大人しくして
おきたい自分との壮絶な闘いが、常に行われている感じです。

以下に全て当て嵌る場合、貴方様もHSSである可能性が高いです:

・何かしら創作やアウトプットをしていないと気が済まない
・常にスリル、刺激、新しい体験を求めている
・真っ白に燃え尽きる事が多い
・『双極性障害』のような激しい感情の波がある
・周りから引かれてしまうほどの情熱を持っている
・常に動いていないと退屈で死んでしまう
・何かの『向こう側』を見てみたいと思う好奇心が、常にある
・副作用が無ければ、新感覚を体験出来るドラッグをやってみたい
・行動が読める人よりも、読めない人と一緒に行動を共にしたいと思う

もちろん、それら以外にも条件はありますが、主にはそんな感じかな?

わたしの場合、『統合失調感情障害』の幻視や幻聴を楽しみにしていたり、
他にも様々なHSSなエピソードがあります。

一番昔で思い出せるのは、学校での出来事です。
先生に怒られる事は解っていたけど、自分が止められなかったのです。

ある日、教室の天井に何かを付ける為に、先生が椅子に上がりました。
先生はバランスを崩したのか、椅子から派手に転げ落ちて来ました。
怪我は無かったようですが、痛い痛いと、不満まみれで怒っていました。

わたしは、まだ幼かった事もあるせいか、先生の心配をするよりも、

『わたしも椅子の上にのっかってみたら、どうなるのだろう?!
先生みたいに落っこちるのか?! それとも、何か見えるかな?!
椅子に上がったその先に、一体、何があるのだろう?!』

…と、真っ先に思いました。
そして、わたしは椅子に上に上がってしまいました。
怒られるのは嫌でしたが、それでも冒険心を止められなかったのです。

椅子に上がったわたしは、まさに新感覚を体験したのです。
いつもと違う、高い目線から見る景色は、それはとても新鮮でした。
周りの物が小さく見えて、まるで背が伸びたみたいで、ワクワクしました。

…はい、お待ちかねの情報。
そうです、その後、思いっきり先生に怒られました(笑)。

HSPなわたしは、すぐに涙ぐみましたが…まあ、自分のせいですからね。
先生を恨んだりはしていませんが、当時はなかなかショックでした。
でも、それ以上に、わたしは『椅子の上に立った』という新感覚を
体験出来た感覚で胸がいっぱいでしたので、どうでも良かったのです。

普段の生活の中でも、『あんたは予測不可能だ!』と、良く言われます。
当時は理由も原因も判らず、わたしは本当に周りのみんなが言うように、
長い間、ただの頭のオカシイ変人なのかと思い込まされておりましたが、
今はHSS型HSPな『気質』なのだと判っている分、安心が出来ました。

良く考えてみれば、人口の6%ですものね。
超マイノリティーなので、生き辛さを感じている事は確かなので、
たまにHSS型HSPな気質に足を引っ張られる事もありますが、
わたしはレアで、貴重で、とても個性的な人間なのだと…。
常に、そう誇りに思えるように在りたいです。

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オマケ。
Note内の『みんなのフォトギャラリー』に、以下の絵を出品します。
HSSのコトについて語る時にでも、ご自由にお使い下さい。

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