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リアルテキスト塾

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自分が変わることと世界が変わることは 別のことではありえない。 世界を変えるには自分を変えなければならないし 自分を変えるためには世界を変えなければならない。 リアルテキスト塾は… もっと読む
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記事一覧

リアルテキスト塾20期生・3回目課題(深呼吸する言葉)

リアルテキスト塾20期生・3回目課題(深呼吸する言葉)

リアルテキスト塾20期生・3回目課題(深呼吸する言葉)

講評(橘川幸夫) 深呼吸する言葉は、一つの言葉のひらめきを突破口にして、どれだけ世界にイメージを広げられるかが大事です。

 高野さんは、言葉に手慣れていると思いますが、言葉を説明しようとする傾向があるように見えます。言葉を知識の側から狭めていくのではなく、言葉に乗って、自分自身が知らない世界に広がっていくような感覚を持つと、更に自由になる

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リアルテキスト塾・20期はじまりました。

リアルテキスト塾・20期はじまりました。

橘川の私塾「リアルテキスト塾」の20期がはじまりました。

第一回は、2019年10月12日があいにく、大型台風が上陸したため、ZOOMでのオンライン講座になりました。4名ほどの受講者が参加しくれて、まずはスタート。

第一回目の最初のポイントは「時のたまねぎ」について。

自分の内部には、複数の時間の流れがある。どの時間の流れを意識するかで、人生が変わるということ。もちろん、すべての時間の流れを

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死してなおDNAを遺そうとあがくもの(本当にどうだっていいシリーズ)

死してなおDNAを遺そうとあがくもの(本当にどうだっていいシリーズ)

昨夜はwillとbe going toと助動詞の強度についてYahoo知恵袋を眺めていた。参考書で調べるより知恵袋が有効だと思うのは、自分が意外と知らなかった事を自覚するのに適している。そんなのわかってるけど、いざ聞かれて答えられるか自信の無い質問とか転がっていると読んでるの嫌じゃない。

1つの事が気になるとそれにしか目がいかない癖に注意散漫。幾つもの作業を両立するのが難しい。一度、2週間位社会

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2.ローソンのみさちゃん

高校を中退したのが2001年3月。
通い始めて、ちょうど丸1年、まだ16歳だった。

何をするとも決めていなかったが、
とりあえず、示しをつけるために大検だけ取ろう。
そう、漠然と考えていた。

辞めてから、生活は完全に昼夜逆転し、
夜中までネットや漫画を読み耽り、昼すぎに起きてバイトへ行く。
時々、友達と遊ぶ。
その友達のうちの一人が、みさちゃんだった。

みさちゃんは、近所に住む同い年の女の子

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Prologue

7月12日、土曜日。
オープニング曲に合わせて大勢の拍手の中を歩き、
一礼して見渡したその景色に眩暈がした。

小学校、中学校、高校、大学、会社と、
これまで関わってきた人たちが、今、同じ場所にいる。

数々のおめでとう、素敵だよ、お幸せに、が飛び交う中、
出会ってきた全ての人に祝福される喜びを噛み締めた。

夢見心地の一日があっという間に終わり、布団に入ったとき、
心臓が締め付けられるほどの強烈

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わたしと書くことと。(だらだら書いてみたシリーズ)

何度このテーマで書いたか知らないが、自己分析がてら、書いてみましょう。

~私の書くこと履歴~

幼稚園:絵のらくがき

小学校低学年:絵のらくがき

小学校中学年:絵のらくがき まんがのらくがき 交換日記

小学校高学年:まんがのらくがき 交換日記2冊ほど つづかない自分用日記(続かないので3日書いて3カ月放置) 回し手紙

中学校:・紙ベース日記 (へたくそな絵日記) 謎ポエム <自分の部屋で

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おもいだせる/おもいだせない(だらだら書いてみたシリーズ)

おもいだせる/おもいだせない(だらだら書いてみたシリーズ)

断片的に思いだせる風景とか、街の色とか、明るさとか、があっても、どうしても思い出せない「ことば」ってのがあって、なんとなーく引っ掛かってる。

2009年の秋に、御茶ノ水橋口から秋葉原に向かって歩いた記憶がある。

それはまだ太陽が出ている時間だった。

私はむらさきいろのメンズもののロンTを着て、ショートパンツに、柄の着いたタイツをはいて、ブーツを履いていた。

ひどく機嫌が良かった。

ひとり

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リアルテキスト塾の皆さんへ

リアルテキスト塾の皆さんへ

リアルテキスト塾の皆さんへ

福岡14期生、東京15期生の皆さん、お疲れ様でした。
無事終了しました。

人類の発生から現在までの社会の流れ、あるいは生命の発生から現在までの時間の流れを思い出してもらい、まっさらに汚されていない「今」というタイムラインに直面している僕らの時代を感じてもらえたでしょうか。

僕は、回答を与えることなく、ひたすら皆さんに質問を投げかけ続けました。みなさんの答えを、今す

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リアルテキスト塾 リポート課題6/21

3回目のリアルテキスト塾。気づけばもう3週間経っている。。。

講義を受けた後から感じていることを早く表現したい思いはあったけれど、アウトプットするまでに繋がらないもどかしさを感じながらの3週間。

講義のメモに目を通してみる。さすがに3週間も経ってしまうとやはりその時のライブ感は薄れてきている。でも、なんでだろう。自分で感じた感覚は変わっていない。

今までの講義を振り返ってみて、私なりに

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僕の小学校時代の友達(Ver.1)

2012年10月 リアルテキスト塾単発講義課題

僕の小学校時代の友達(Ver.1)  2012年10月27日 了

「みるくさん…。悪いんだけど土曜日のハチジ、体験入れちゃった。中3の男の子。5中で、期末50点。」

「またですか…? 英語ですか? それ、他に振れないんですか?」

「振れないよ、土曜日に文系出来る講師あなたしかいないんだもん。まぁあとこいつがいるけど、新人だし、任せるには違うん

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僕の小学校時代の友達 Ver.2

僕の小学校時代の友達 Ver.2  2013年1月22日 了

<クラスで(少し早い)卒業パーティーをしよう。>

日時:1月○×日 木曜日 5・6時間目

場所:家庭科室

※1組5~6人の班を作って、1つの班で1品おやつを作る。

※各班おやつが出来上がったら、各班のおやつをみんなで試食、感想を書く。

黒板にそう書いてあるから、そのまま家庭ノートに写した。あ、そのままじゃない。多分筆箱いっぱ

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5月10日@東京 リアルテキスト塾第一回(2)<小学校3年生の記憶>

5月10日@東京 リアルテキスト塾第一回(2)<小学校3年生の記憶>

 <小学校3年生の記憶>

 6400字程度。



「上履きを隠す事の何がいけないと思いますか。」

 この質問をされた事のある方々はある一定の数居るものだと思う。それを体験した方の多くは、恐らく小学校の3年生から5年生ぐらいにかけて体験したと言う方が多いのではなかろうか。
 上履き隠し・上履きの中に画鋲が入っている・上履きの中に給食の時に出たパックのソースがそのまま入れられている 等、こんな

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リアルテキスト塾レポートNo,3 ~決めるということ~

「えっと…そうですね、

才ある皆さんがこうして集まっているので、

我々で日本の未来を…創っていきましょう!」

その大言壮語とは裏腹に、周りの反応を伺いながらヒヤヒヤ。
乏しいアイデアを振り絞って、声を張り上げた。

橘川さんが「それは、きれいごとだ! 」と軽快に叫ぶ。

まるで笑点の大喜利のよう。

大の大人達が、真面目に頓知をきかせている。
全力でやれば、どんなことでも面白い!!!

今回

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5月10日@東京 第1回リアルテキスト塾課題

5月10日@東京 第1回リアルテキスト塾課題

感覚を取り戻すための体操に今更ながら。スマートフォンで4500字程度。



どうやら私は、確実に強くなっている。

そうだ。

 確実に強くなっている事は私に何をもたらすのだろう。未来に焦る。仕事をしないと行けないと焦る。皆が結婚報告をしだす年齢に就職活動をはじめる。昭和62年と言う生まれ年、もう流行りはしない。時代は平成。平成生まれの人材が世に羽ばたく時代に、私は今更何をしているのだろう。

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