浜田みか【コピーライター/作家/編集者】

書くことで生きてる人。不定期更新。

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デリカシーのないパートナーにウンザリしているあなたへ

この投稿は、ある意味で自分自身に対するものでもあるのですが、デリカシーのないパートナーに辟易してるという方は多いのではないでしょうか。 うちの夫も「なんでそういうことを平然と(むしろ楽しそうに)言えるの?」と思うほど、デリカシーがありません。笑 結婚して20年になりますが、「この人、デリカシーがないな」と気づいたのは結婚してからのこと。交際中は、全くそんなことはなく、素振りさえなかったので、気づきもせず。まぁ、気づいていたら、結婚していなかったでしょうけれど。そんなふうに

    • 2022年、45歳を書き残す。

      2022年も、残すところあと僅か。毎年のことながら、今年も仕事納めもないまま年明けを迎えそう。頼っていただけるのは、とても有り難いこと。今年も感謝の気持ちで年を納めたい。 そんな慌ただしい中ではあるけれど、今年はいろんなことが起き、自分自身にもたくさん変化を感じた年でもあったから、それらを書き残しておきたくて、仕事の合間を縫って筆を進めている。 2022年は、年始から怒涛の日々だった。2021年末に、ある自治体の取材プロジェクトの話が持ち上がり、年明けからそのディレクショ

      • かさぶたと自死

        年末が近くなると、メディアを含め自殺の話題が増えてくるように思う。毎年、この時期になると、胸が痛くなる。自己嫌悪と無力感がわっと自分を覆うような感じがして。 約10年前のことだ。あまり詳細な時期を覚えていないのだが、ある日、見知らぬ会社から封書が届いた。そこには、父親が亡くなったことと、遺された借金の返済についての記載があった。 その手紙で、わたしは初めて養父が亡くなったことを知った。 父親とは、もう十何年も顔を合わせていなかった。会わせたくもなかった。いろいろありすぎ

        • 退院、そして24時間介助へ ~環境の最適化~

          6月2日から免疫療法による治療のために入院していた母が、同月24日に退院した。本人としては3週間ぶりに自宅へ……と言いたいところだろうが、残念ながら自宅には帰れなかった。 病状変化退院できたといっても母の病状は、入院前に比べてかなり悪化していた。がんによる悪化ともいえるし、免疫療法による一時的な悪化ともいえる。今後どう転ぶかは、母の免疫力次第だ。だが、それがいつどのようなタイミングで訪れるかは、誰にも予想がつかない。 退院調整をする段階で担当医と退院後の生活について相談し

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        • 【不定期コラム】思考整理/マインド/メンタル
          30本
        • 【不定期コラム】雑記
          19本
        • 母と介助とがんの話
          4本
          ¥500
        • 【ブログ&エッセイ】内観と自己探求
          10本
        • 【不定期コラム】仕事/働き方
          18本
        • 脳漿の絞り汁 ─やっぱり私は書くことをやめられない
          1本

        記事

          キイトルーダ投与 ~初回で発現した副作用~

          ※※ この記事は後日追記の予定です ※※ 6月3日の午後より、母の抗がん剤治療が始まった。1回30分の点滴。投与されているのは、免疫チェックポイント阻害薬『キイトルーダ』。母の場合、併用ではなく単剤での投与だ。 キイトルーダの副作用ひと言で言って、多すぎる! もともとが強力な薬だから仕方がないのだろうけれど、全身のあらゆるところに副作用が出る可能性がある。どんな副作用が出るかは十人十色で、その組み合わせもさまざま。 副作用にどのような症状や合併症があるのかは公式サイトか

          キイトルーダ投与 ~初回で発現した副作用~

          非小細胞肺がんになった母〜症状の変移〜

          病状について、日記をつけていたわけではないので、記憶を辿って記していく。母と同じ病気の人であっても、おそらくその症状の出方、順番、種類といったものは個人差があることは、予めお伝えしておきたい。 それを踏まえたうえで、非小細胞肺がんになった母の病状の移り変わりについてまとめてみた。もしかしたら、誰かの何かしらの役に立つかもしれないという思いも込めて。 母の病気と現在の容体についてまず、母の病名は【非小細胞肺がん】と呼ばれるもの。肺がんにはいろんな種類があって、その中の一つだ

          非小細胞肺がんになった母〜症状の変移〜

          普遍だけど忘れがちなこと

          ※※※ この記事は無料で全文公開しています ※※※ うちの母は、風邪も滅多にひかず、骨折していても気づかないくらいに丈夫な人だった。けれど、母とて人間。人間には、生と死がついて回る。 「親はいつまでも元気」 そんなわけがない。それなのに、子どもはすぐに忘れてしまう。子どもだけじゃない。誰だって、目の前の人がいつ死んでしまうかなんて考えない。考えても、すぐに忘れてしまう。毎日に忙殺されて。 私の頭の中にも、どこかそんな思いがあった。けれど、そんなわけがないのだ。老いれば

          もしも人生が残り12時間しかないなら何をするか、しないのか

          Amazonプライムのリコメンドで挙がってきた『ファイナル・アワーズ』を視聴。2014年に公開された作品です。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0892T463Q/ref=atv_dp_share_cu_r 巨大隕石が海に墜落したことで、地球滅亡のカウントダウンがスタート。タイムリミットは12時間後。その間の人間の内面をメインに描いた作品です。 作品としていろいろ突っ込みどころはあるにせよ、それよりも86分間「あなたな

          もしも人生が残り12時間しかないなら何をするか、しないのか

          自信が云々よりも大切なもの。肩書きは、手段の言語化だ。

          いまでこそ自分の職業を「コピーライター」と言えるようになったけれど、1〜2年くらい前までは気が引けて、自ら「コピーライターです」とは言えずにいた。 率直に言えば、コピーライターとしての自分に自信がなかったのだ。

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          自信が云々よりも大切なもの。肩書きは、手段の言語化だ。

          フリーランスだけど営業するのをやめました。

          ライターになって6年目。フリーランスにとって営業力は大事だといわれます。会社員とは異なり、自分で自分の仕事を得られなくてはフリーランスとして生きていくことができないのですから当然です。 とはいえ、営業に苦手意識を持つ人は少なくありません。私もその一人です。自分以外のことであれば「こんなにすごい人がいるんです! ○○で協業できるかと思います!!」なんて熱量高く売り込めるんですが、自分のことになるととたんにお尻が引けてしまいます。 これは自分に自信があるとかないとかではなく、

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          フリーランスだけど営業するのをやめました。

          失敗やミスで心を腐らせないための合言葉は……

          何かしら行動していれば、大小にかかわらず失敗はつきものです。むしろ、失敗のないアクションなんてものは、ほとんどの場合においてないのでは。失敗しなかったのは、事前に講じていた策がうまく機能したか、あるいは失敗を予見しきれるものだったか、それとも失敗するほどの複雑さがなかったか。 未知のことに挑戦する際には、事前に策を講じていても予見しきれる範囲には限りがあり、その予想が及ばなかった場合に失敗が起きたりするものです。ほかにも思い込みから失敗に至るケースもありますが、それはそもそ

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          失敗やミスで心を腐らせないための合言葉は……

          『売れっ子』とは、ある事象に対する結果論だ。

          またもライター仲間さんからお引き合わせいただき、新たなお仕事に関わることになった。毎度思うが、お声をかけてもらえるのは大変有難い。 こうした場面で先々のスケジュールを聞かれるのは、いつものこと。フリーランスなら《あるある》だろう。

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          『売れっ子』とは、ある事象に対する結果論だ。

          やっぱり私には、自由に書ける場所が必要だ。

          いつぶりでしょうか。随分とご無沙汰のnoteです。 実は、以前Facebook連携でログインをしていたのですが、それがあるときからできなくなり、それ以降「ログインできないなぁ。どうしよっかなぁ」という状態で止まっておりました。 アカウントを新たに作ろうかなと久々にnoteを開いたものの、試しにログイン方法を変えてみたらいけるのでは?とチャレンジしたところ、案外すんなりとログインできたのでした。こんなことなら、もっと早く試しておくんでした(笑) ですが、時間を置いたからこそ

          やっぱり私には、自由に書ける場所が必要だ。

          日刊SPA!『40〜50代の転職が地獄絵図』から読み解く転職市場の乗り切り方

          Twitterのピックアップで日刊SPA!の記事が上がっていた。その内容は、40〜50代の転職が地獄絵図というもの。かなり煽りの強い内容ではあるものの、可能性は限りなく高いように感じるなぁというのが正直なところ。 記事では、スキルがなければ転職市場で売れ残るとまである。先日、サントリーの新浪社長が発表した『45年定年制度』が実現すれば、実際にそれは大いにありえると思う。 そうでなくても40〜50代の転職は、20〜30代の転職と比べて厳しい。その背景には、どこの企業でも伸び

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          日刊SPA!『40〜50代の転職が地獄絵図』から読み解く転職…

          思考グセが分かる、たった一つの問い

          お久しぶりのnoteです。 近年、自責思考やポジティブシンキングがいいと、流行り言葉のようにSNSを中心によく見かけるようになりました。 もしかしたら、読者の方の中にも、それらを身につけようと頑張っている方がいるかもしれませんね。変化を求める、その向上心はとても素敵だと思います。 でも、やってみて、息苦しさやしんどさを覚えている人も少なくないのではないでしょうか。 ■考え方の矯正は、自己否定と表裏一体考え方や受け止め方を矯正するのは、ちょっとやそっとの努力ではできるも

          思考グセが分かる、たった一つの問い

          インタビューVol.8/「坂戸の街を盛り上げたい」アロマデザインカフェ『アンジー』オーナー・戸田雅子さん

          幼い頃から絵を描くのが好きで、現在はアロマデザインカフェ『アンジー』のオーナーを務めている戸田雅子さん。埼玉県坂戸市に拠点を置く、グラフィックデザイナー&イラストレーターでもあります。 そんな戸田さんは、坂戸が大好き。もっと街を盛り上げたいと、カフェ経営やフリーランスとしての活動のほかにも、創業支援やイベントなどさまざまなことにも注力されています。 今回は、そんな坂戸の街を愛してやまない戸田さんに、アロマデザインカフェ『アンジー』のことと、創業支援を始めた背景について伺い

          インタビューVol.8/「坂戸の街を盛り上げたい」アロマデザインカフェ『アンジー』オーナー・戸田雅子さん