ぽっちゃり

FacebookにもTwitterにも載せられないけど、なんか人に言いたい考えたことを…

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FacebookにもTwitterにも載せられないけど、なんか人に言いたい考えたことをここに書きます。

最近の記事

「大喜利アプリはなぜ面白いのか」を真面目に考えてみる

私事ではあるが、私の最大の暇つぶしは「大喜利アプリ」を見ることである。 知らない人のために説明しておくと、大喜利アプリとは以下のように特定のお題画像にユーザーがコメントを加え、その面白さを投票によってランキング化するものである。 引用:アメーバ大喜利 引用:アメーバ大喜利 いやはや、実に面白い。 おおよそ2秒後ぐらいに来る笑いの衝動と、これを電車などで見ているときの「笑いたい、でも笑えない」という葛藤がなんともいいがたいほどの快感なのだ。 アプリでいうと、アメーバ

    • ほんとうに感動した文章は分解できないんだ。

      先日書いた、物語のような繊細な文章を書くコツを西加奈子にまなぶが、予想以上に多くの人に読んでもらえた。 そっか。みんな、どうやってよい言葉を紡いだらいいのか、どうやって感動させることができる文章を書けるのか、その方法を考えて探しているんだ。そう気づいて、もう一度自分が感動した文章の分析を書いてみたいと思った。 そう思ったときに、いちばん最初に思い浮かんだのが、小川たまかさんの「私、女性誌のキラキラ感を笑う気になれません、という話」という文章。 このnoteにおいて、20

      • 私は何者にもなれないけれど、妄想できるだけで幸せなんだ

        テレビやネットで定期的に目にすることが人たちは、必ず何かの武器を持っている。 絵をかくのがうまい、文章を書くのがうまい、自分をアピールするのがうまい… できることはなんだっていいのだ。でも、彼や彼女たちが有名になったのは、才能があったからだけではない。 そこには「やり始める」という行為と、それを「継続する」という行為が必ず付随していたはずなのだ。 才能を持っていて、かつそれを始める決断力があり、それを愚直にやり続けるという行動ができる彼、彼女たちを見ていると、素直に

        • 物語のような繊細な文章を書くコツを西加奈子にまなぶ

          ロジカルで分かりやすい文章を書く…というのも必要なスキルですが、最近憧れるのは、物語のような洗練された文章を書くこと。 そんなスキルを身につけるために注目したのは、大好きな作家である西加奈子さんです。 西加奈子さんといえば、サラバ!をはじめとしたさまざまなヒット作で知られている大人気の作家さん。 今日はそんな西加奈子さんの著作である「窓の魚」を題材にして、洗練された文章を書くコツを探ってみたいと思います。 1.色彩表現の細やかさまず西加奈子さんの文章の特徴として、「

        「大喜利アプリはなぜ面白いのか」を真面目に考えてみる

          なぜ有名な小説には性的描写がおおいのか?

          もう何年かまえに書いた文章なんだけど、なんとなくいま公開してみる。 ****************  最近買った本で、朝井リョウさんがTwitterで紹介していた窪美澄さんの「雨のなまえ」読んだ。 『窪美澄さんの「雨のなまえ」読んだあと、ほぼ無意識のうちに買っていたたい焼きを慌てて2つ食べました。たい焼きが出てくるほっこりした話、ということではなく、甘いものをすぐに摂取しないと、脳の感じがちょっと気持ち悪かったからです。読みながら、いろんなものをとても消費していたのです

          なぜ有名な小説には性的描写がおおいのか?

          マイナス思考という超合理的人生を謳歌する

          突然ですが、私はマイナス思考です。 会社で先輩に怒られれば泣き、褒められれば「ああ、(注意をされないということは)自分は期待されていないのだ」と落ち込み、特になにも話しかけられなくても「ああ、わたしは空気のように意味のない存在なのだな」と考え、我ながら相当面倒くさいやつだなという自覚があります。 日々、いろいろなことに落ち込み、反省し、布団にもぐって泣くことを繰り返していたある日、わたしはふと気付いたのでした。 「人間は意味もなく非合理的な行動をとらないはずだ ならば

          マイナス思考という超合理的人生を謳歌する

          わたしのモチベーション形態は、「他燃型」で「内向的」

          今日はモチベーションの話について。 突然だが、わたしは周りに「アツくなっている」人がいないと、自分ひとりでは「アツく」なれない性格である。 中高の部活のときも同じチームメイトの中に「もっと練習したい強くなりたい!!」とメラメラしてくれる子がいたからこそ、「(ほんとは自分を追い込みたくないけどまあ)頑張ろう」となっていたし、受験や今の仕事もまたしかりだ。 つまり、モチベーションが自分自身から湧き出るというよりは、周りの人に感化されるということのほうが圧倒的に多い。 一方

          わたしのモチベーション形態は、「他燃型」で「内向的」

          「浮気したことないオトコ」と「遊びきって浮気に飽きたオトコ」どちらの方が安全か

          女子会ネタが結構好評だったから、もうひとつ女子会でよく議論が巻き起こる話題についてまとめておこうと思う それが、こちらの「浮気したことないオトコ」と「遊びきって浮気に飽きたオトコ」どちらが安全か議論である どうせ結婚するならば、浮気をせずに自分のことを大切にしてくれて、子どもなんかができた日には「いいパパ」になってくれるような、そんな男性を見つけたいというのが世の中の多くの女の子の望みであることは言うまでもない では、どうしたらそんな「よい男性」が見つけられるのかという

          「浮気したことないオトコ」と「遊びきって浮気に飽きたオトコ」どちらの方が安全か

          異性には3種類いるというお話

          よく女子会で提唱される説として、 「異性には3種類いる」というものがある。 まずひとつめは「完全なる異性」。友達というよりは、「オトコ」であり、完全に恋愛対象にくいこんでくる、そんなタイプである。 ふたつめが「完全なる非異性」。いわゆる「オトコ」に見えずに、そういうことをするような気分にもなれないようなタイプ。 そして、上記2つの間に存在するのが、いちばん厄介な「異性と非異性の中間」タイプ、すなわち「第3の異性」である。 友達に以前「なんかさあ、恋人になってほしいわ

          異性には3種類いるというお話

          食べたくなる手

          私の手は小さくてぷっくりとしている。 …と言えば聞こえはいいが、より正確にそれを記述しようとするならば、「指の長さが一般的な人より太くて短く、手のひらには厚みがある」といった感じになるだろうか。自分で言うのはなにやら悲しいが、それが事実なのだ。 だから手は小さいころから私のコンプレックスであり、私は自分の親愛なる手に対して必要以上に強いマッサージを施したり、なんとか細い形に矯正しようとセロテープでぐるぐる巻きにしたりもした。 しかし、そんな必死の努力もむなしく、私の手は

          食べたくなる手

          なぜイケメンのコンビニ店員のレジで深夜スイーツのドカ買いをするのが恥ずかしいのか

          コンビニで深夜にドカ買いするときの恥ずかしさわたしはよく、コンビニで深夜にスイーツやパンのドカ買いをする。 深夜1時にいきなりアイスクリームが食べたくなるときもあれば、夜の10時くらいまでベッドでぐだぐだしてしまって空いたお腹を満たすために1日分の食料をまとめ買いしにいくこともある。 それでいて、一緒にananの「太りたくない女子のための食べ物の選び方」なんて特集号を買っているくらいだから、自分でもどんなライフスタイルを目指しているのかはなはだ怪しいのだけれども、それでも

          なぜイケメンのコンビニ店員のレジで深夜スイーツのドカ買いをするのが恥ずかしいのか