またまたタイトルを変えました。理由は簡単で、最近のnoteを見ればわかるけど『経過観察にならない』ということからです。やはりケガが特殊であること、手術をしているということもあり、著しい変化が見られないことは数か月前から認識していたので限界を感じていました。今後は、状況が一変するような変化があった時に経過観察として書き記していくことにします。

もうすぐ２０２２年も終わりますね。このケガをしてから「今年は長くなるな」と思っていたんだけどあっという間すぎて改めて時間は有限であると思い知らされます。実家の家業に入ってから約一年と三か月が経過して、仕事の流れ、全体図は把握できました。
ここからやるべきことは、➀今の事業を”何とかして安定”させること。➁そのために必要なことをまとめること。➂自分が動くこと。この３つかなと思っています。

「何とか安定」というのは解釈が難しいんだけど、節句人形というニッチと位置づけられた業界なのでそもそも「安定」というのは今の時代背景からしてあり得ないことだと感じでいます。それは日本の出生率もそうだし、そもそも節句人形に興味が無かったり、お節句を飾る文化も途絶えてしまっていたりと色んな理由があります。更には物価高、不景気で節句人形という決して安値ではない製品を子供のために買う余裕は無い家庭もこれからだんだん増えてくると予想できます。ここまでの要因をピックアップすると、なかなか厳しい未来が待ち受けている。と認識せざるを得ません。おそらく僕が生きている間にはいわゆる「節句人形屋さん」は全国でも数か所になりそうな気がしています。
ですが節句人形には長い歴史があって、例えばこれだけ流行モノが変化していく中で節句人形の文化はいまだに残っているというのは凄いと思っていて、それは先人たちの努力があってこそのことだと思っているんですね。だからこそお客さんは買ってくれてきたんだろうし、節句人形を買ってもらう
という部分に関して、どんなエネルギーを注いできたのかは気になるものです。ただ単に「歴史の力」だけで生き残っただけではないと思っています。なので仮に「安定」させるとしたら、それは「安定」ではなく「継承」を継続させていくことが、結果的に「安定」に繋がるのではないか。と考えています。それだけ何かを安定させることは難しいということなのです。

それらを実行するために必要なこと、まずは自身の事業を見直すことが必要不可欠です。数字の部分でいうと「経費の削減」ですね。うちの家業がこれまでどういったものを経費として使用してきたかを見つめなおすことは大事です。特に来年度はここに注力します。
この辺は自分の事業ということと、ボク自身が把握しきれていないということで詳細は書かないでおきます。というか、把握していないから書けないですね。

自分が動く。
言葉通りです。問屋の仕事はやっかいごとに対応すること。あとこの１年で感じたのは挨拶周りの大切さです。弊社が抱える商品を扱ってくれているお客様にはやはり顔を出して状況を聞く。時には生産性の無い話もする。こういう商売は特に大事かなと思いました。何でかというと、それが出来ないと仕事の話になり、いざ困難なことがあった場合にはお互いに配慮する間柄を築けるからだと思います。人を評価するのは人なので、そういった部分にも尽力しておくと後に良い事があるのだと感じています。簡単にいえばユーモアな事が言えるかどうか。時にはウィットに富んだ話が出来ると尚良いんだと思います。

ツイッターでもつぶやきましたが、ここから５年は仕事に注力したいと思います。おそらく今後日本はどんどん生活しづらくなっていきますので今の内に自分が生き抜くための最低限のお金を作らなければなりません。税金もまだまだ引かれると思います。どのくらいのお金が必要わからないので、とりあえず自分の身体が動くうちは稼げるだけ稼ぐ。サッカーについては、仮に４０歳を超えても十分プレー出来ますので、今からゆっくりと準備を進めていきます。今大会のワールドカップでも３５歳を超えたメンバーが多く試合にも出ていますので、大変勇気づけられます。負けてられないなって。がんばります。

ひとつよしなに。

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