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心の中(気持ち編)

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説明しにくい気持ちとか、感じとか。トカトントン!
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戸口に立ってる雪女はジーンズ姿でハローと言った。

戸口に立ってる雪女はジーンズ姿でハローと言った。

 玄関ドアを開けたら雪女が立ってた。彼女はジーンズ姿でTシャツを着てた。
 雪女って、真夏はまるで怖くない。なんかちょっと弱々しいし、目にも力がない。
 とりあえず上がってもらって、冷たいカルピス作ってあげたら、「おいしい」って笑う。
 「このところ酷暑でしょ」氷を噛み砕きながら彼女が言う。「夏を乗り切るだけで精一杯になっちゃって、冬もおとなしくしてんのよ」 
 そういや最近音沙汰ないなと思ってた

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寒い朝に思い出した事など

寒い朝に思い出した事など

 関西も昨日からぐっと冷え込んで、ようやく晩秋らしくなってきました。先日8日は立冬にもかかわらず昼間は20度以上ある暖かい日だったので、急に寒さを感じます。
 早速、こたつを出すと猫も喜んで潜り込みました。明け方、ふとんの中にも入ってきて猫飼いには至福の添い寝が・・・ああ、幸せ😺

 猫に起こされてなんとなく夢半分の意識でいると、唐突に近所の商店街通りの今はもう無いお店のことを考えはじめた。
 

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最強のパワーワード「忘れてた」

最強のパワーワード「忘れてた」

 朝、布団でゴロゴロしていたら、電話が鳴った。「mioさん、○○ですけど」近所の自治会の方からである。「はい、なんでしょうか」
「こないだ当番の時にお願いしていたアレ、どうなった?」
…… アレ。なんだっけ ( ゚ 3 :) (笑)
思い出せない。いいや、どうせ大したことじゃないはず。あとで思い出そう。とりあえず、
「すいません、忘れてました」チャンチャン♪
 もう~~、やっぱりィ~?しょうがな

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で…なんだったっけ…。

で…なんだったっけ…。

 最近、もの忘れがひどい。何かを取りに一階に降りる。猫がけちらしたドアストッパーや転げ落ちたお盆が目に入り、片づける。二階に戻る。
 あれ? そこで、気がつく。一階に降りる…
これがエンドレス(笑)
 なんか、年のせいだけでもない気がする。いっつもぼーっとして、心ここにあらず、みたいな感じで。

 ちょうど1年前は仕事をしていたから、仕事中は目の前の事だけに集中していたし、それでなくても、マルチタ

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人の心にふれる仕事をするということ

人の心にふれる仕事をするということ

 文字を書いて何かを世に問うことや、やり場の無い悲しみや怒り、やるせなさを歌にすること、歌うこと。身体表現として、躍り、演じること。絵を描くこと、立体作品を作ること、写真を撮ること、映画を撮ること… そのほかさまざまな表現する、ということ。

 それは、わたしたちが皆、この世界に身体を持って生まれてきた「星の子」ゆえに、生きていく上で誰もがかかえざるを得ない痛みを、涙を、悔しさを、屈辱を、何らかの

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あなたへ…。

あなたへ…。

まちかどでみつけたメッセージ。

 なんだろう。この二つのメッセージに感じる共通項。それは、相手に対する思いやり。
 いったん、相手の気持ちに寄り添い、肯定しつつも、伝えるべきことは伝える。
 そんなやさしさが感じられる。だから、言われた人も、ああそうよね、わかりました~って、素直になれる気がする。

 まず相手の懐に入る。入ったらなんか眠くなっちゃって、そのまま寝ちゃう、くらいの無防備さがなけれ

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この8月は特別な気がする。先の戦争とか今の戦争、度重なる震災や自然災害そして人的災害事故犯罪。それによって命を奪われた人たちの声なき声が様々な形で私たちに訴えかけてきてる。noteを見ていてもそれを感じる。私も記事を準備中。うまく書けるかわからないけど、やらないわけにはいかない。

ねえ、100年後には今そばにいる人
みんな死んじゃって、誰もいない
信じられる?
今ここにいる今だけの一瞬。
時がどんどん流れていって
お金持にも王様にだって止めらんない。
それが生きているということ。
まぼろしみたいに思っちゃうよ。
「想像つかないくらいよそう今が何より大切で」

SAY IT❗ 世の中間違っと~る~🎵 空き家があふれてるのに住む家の無い人がいる。泣きながら傷つけあって抱き締めたいのに殴ってしまう。役に立ちたいと頑張ってるのに無能だと言われて認められない。命を助けてもらったのに生きる意味がみつからない。自分の顔は自分の目では見られない。

noteって、悪代官じゃね?

noteって、悪代官じゃね?

 🎵かわいいふりしてあの娘わりとやるもんだね~と~🎵
と、いう歌が昔はやりました。(あみん/待つわ)
 かわいいふり。やさしいふり。表面上のいい人ぶり。
 恋愛や人間関係においては、まあ誰でも多少は使うテクニックであります。

 note。思えば去年の大晦日からお世話になって、早7ヵ月が経ち。最初は一人だったフォロワーさんが今では200人以上にも増え。
 アクセス数も増えてリアクションが増す

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生きて存在していることの責任。生き延びることは義務なのだよ。簡単に死ねば終るなんて考えは甘すぎる。大元のこれまたずっと元っぽいトコまで引き戻されてどうせまた同じ所をやらされる。行けるとこまでは行かないと。終らないゲームなんだけど。しかたないさ、気がついたら生きてるんだから。諦念。

雲ひとつ無い日に海へ。

雲ひとつ無い日に海へ。

2月とは思えない陽気、
風もなくあたたかな日差しの下、
駅で買ったサンドイッチを食べて
桟橋に寝転がる。
釣りをするおじさん、
みんなでサボって?海に来ている女子高生たち。
こんな天気の日に教室になんていられないよね、確かに。
ワカメをひきずって笑い転げてる。
須磨の海がまるで沖縄かと思うほど青い。
今日は私のベスト・デイ。
死ぬ時の走馬灯で絶対によみがえる、1日だ。

(2007年2月21日 発

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ひと、ひと、ひとのつくるもの。
かたちあるもの、かたちのないもの。
まだ見ぬかくされたもの。
無名のもの。
素晴らしいもの。
うもれたりしない。
必ずだれかがそれをみつける。
まちがいない。

やりすごしかたの極意(後編)

やりすごしかたの極意(後編)

 一人暮らし貯金を始めたのは、新卒で勤めた警備会社を1年も経たないうちに辞めて、大阪のとあるゲーム制作会社に勤めはじめてからである。
 この会社については、以前にこちらでも少し書いたのだが、大手ゲームメーカーの下請けをしていた。赤と白のファミコン時代、カセット式のソフトである。

 社員も若い子が多くて、ゲームデザインとかプログラム、音楽などの仕事なので、普通の会社より自由度が高くて楽しく働けた。

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