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3rd.Album「大造爺さんと贋作」

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こんなの偽物だよ。
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記事一覧

ふがいない

文教大学教育学部音楽専修に入って4年
教員採用試験を受けまして
東京都中学音楽の先生
目指し宣誓 誓いを立てて
センセーショナルな言葉じゃなくて
ひらがなの思い学んできた(北)越谷
音を見つけた時から

ずっと落ちこぼれにカテゴライズ
自分なりよじ登り糧としてきた
つもりだったが一歩及ばず
期限付任用としての合格
不合格者の中じゃ優秀
そんなの意味ない
来年空きがなきゃ無職
ダサいことこの上ない

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月が汚いそんな夜に

誰でもいいなら君だっていいでしょ?
誰だっていいなら僕だっていいのに
そんなことばっかりなら
損なことばかり
月が汚いそんな夜に

運命の人なんているわけなくて
新しい人を探すのを打ち止めに
するかしないかそんな話
1度目の恋に価値なんて無し
どうやら最後の恋が大切らしい
コイントスの裏が出たら君と
星占いが1位なら僕と

俺より優しい男も
君より可愛い女の子も
腐るほどいるんだろう
わかっている

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my girl

My Girl 歳は19
やっぱADIDASよりNIKE
寂しがりで生意気
そう言うところが可愛い
ピアノはYAMAHAよりKAWAI
地球が青いってガガーリンみたいな
景色は見せられないかもね
でも2人で景色分け合おうねって話

2人で行こうねってUSJ
君のために休みなら取るからね
ゆっくりしたいなら箱根の温泉
タイムトラベルで過去へ飛ぼうぜ
All day All night
そうでもない場

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寝る

ねえ まだ寝ないで
ねえ もう少し話して
なんて言えないまま
繰り返してくBad day
君の時間を奪って
ねえ この手を離さないでよね 
思い出は色褪せないで
ずっと ずっと続いていくんだ

居酒屋で酒飲んで良い気分
帰って寝る布団の感触はHeaven
翌朝二日酔いで頭が痛い 痛い
まるでHell
まあそれでもお腹は減るから
朝ご飯を食べる
変わり映えのない1日を始める
マスクをつけて家を出る

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クリスマス

ベランダで探す双子座の流星
出会いは偶然 別れは必然
PUNPEEが歌ったあの曲みたい
シナリオ通りにはいかない未来
2人で観るドラマの最終回
エンドロールのそばで何やってんだい
奇想天外 昨日の前言は撤回
けったいなことなんて起きない世界

一生忘れられないような思い出
いくつも生まれたんだよなここで
「怒るよ?」って言う怒らない君の
隣で起こる平凡な日々
君と一緒にピアノ弾く夜が
かけがえなか

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2020 11 28

22回目のhappy birthday
音と言葉が今交わって
この曲で1日が始まって
夜と朝の間混ざりあってく
November 28
とっておきのverseで祝うbirthday
今日はデートだよ
可愛い格好しておいで
Lady

君にとっては22回目
僕にとってはそう1回目
1998まで遡ってまとめてお祝い
君がしてるのはバスケットボール
俺は夜中にverse蹴って歌う
SALUにはできないK

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北風と太陽

髪切ったのにも気づかない
鈍い僕の二分の一は
君にあげるけど

「何か今日違わない?」
「え?全然わかんない」
そんな俺のことを君はいつも怒っている
切り過ぎた前髪も似合ってるよ

他の女のこと歌ったって意味がない
君のためにgive the mic
愛してるなんてベタな歌じゃダメか
「ちょっと太った?」なんて
気づかなくていいことばかり
気づいてごめんね

髪切ったのにも気づかない
鈍い僕の二分

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bell pepper

パプリカみたいにどんな料理にも入ってく
2人きりランデブー 君を愛してる
パプリカみたいに君の人生に
ささやかで華やかな彩りを
「ピーマンでいいじゃん」なんて言わないで
どこにも行かないで

無くてもいいけど合ってもいいなら
このあと2人で会ってもいい?
君のために歌うメロディ
忘れないように残すメモリー
君が主役 僕が脇役
引き立ててあげる
たまには僕の内側に肉を詰めたって
いいんですか?
いい

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空耳

空見上げれば君と過ごした日々を思い出す
空と海がどちらも名前に入った君が好きだったんだ
君は配るティッシュペーパー
僕は恋のペーパードライバー
例えフラれても何度でも立ち上がる
僕は恋のターミネーター

春 夏 秋 冬
朝 昼 夜
晴れ後雨後曇り空
全部君の中
しかも僕がいつまでも弾いてる
鍵盤の中にもいるんだよな
ソ ラ ミ
どうすりゃいいかわからん
他にいないんだよ
君みたいなLady

俺以

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浮気讃歌

浮気してもいいじゃん
お前に関係ないじゃん
「あ、今ビッチをいただきました。
 こんなんいくらあったっていいですからねえ」
浮気してもいいじゃん
奪ってもいいじゃん
「あ、今ビッチをいただきました。
 こんなんいくらあったっていいですからねえ」

『一途=幸せ』という方程式
浮気してぶち壊すぜ今日中に
一夜で男は変わる猛獣に
君の女もいただくぜ要注意

叩く前にやってみればいいじゃん
叩く前にやっ

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夜更けてく前のライター

「昨日はありがとうね」
なんて言葉で始めていくフリースタイル
忘れてしまわないように
忘れるたび思い出せるように
用意された言葉じゃなくて
今宵も酔いに任せずに
よーいドン で潜りこむ
心地よい音の中に

名前呼ばずに怒られるエリコ
回ってくメリーゴーランド
ずっと笑っていような
流れ出すレディオ
居酒屋で流れるポップチューン
文句言いながらも口ずさんで
無駄にしよう美しきサンデー
ねえ 俺の歌も

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白米

まるで白米のような君にとって
当たり前の存在になるために
帆を張った航海
君さえいればしない後悔
世界中に公開しちゃいたいくらいの
ハッピーをみんなにお裾分け
「いただきます」手を合わせて
「ごちそうさま」目を合わせて

一粒残らず平らげる
君に食べきれ無いくらいの愛あげる
こんなに綺麗だったっけ朝焼け
この気持ちは変わらねえ
恥ずかしがらずにしてよおかわり
僕はいっぱい食べる君が好き
そのほっぺ

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きみがわるい

気味が悪いくらい君が好き
君が悪い 気味が悪い
気味が悪いくらい君が好き
君が好き 黄身が好き
気味が悪いくらい君が好き
君が悪い 僕は悪くない
気味が悪いくらい君が好き
今日の朝ごはんエッグマフィン

繰り返されるあの日のルーティン
まるで空気のように自然に
現に今も隣にいるように
過去の自分とiCloudで同期
LINEを送信 iPhoneは着信待ち
君を探し歩くDr.Martin
壊れた充電

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2020

2020
2020
2020
2020

来年のことを言うと鬼が笑う
笑われた分だけ僕も笑う
どんな夜だって星は回る
月を描いた君を思う
次々に溢れ出るつぎはぎの思い出
飲んで忘れたくないからここで
余りにも進むのが遅かった時よ
来年は晴れてくれよTOKYO

例えば2文字で
例えば5文字で伝えられる言葉
音楽で歌うことに意味があるって
信じてる2020
例えば3文字で「またね」
保てば玉手箱みた

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