私は、幸せだ。最近幸せというものを知った。

ずっと複雑性PTSDと闘ってきて、やっと最近。

ご飯が食べることができて。お布団があって。とかきっとそんなものに幸せを感じることが正しいとされているのだろうけど、今までの私にはその「幸せ」にもなんとも言えない苦痛がセットになってくっついていてだから幸せと感じるべきことも感じられなかった。

それに関して多少の罪悪感と、少しの焦りは感じていたけれど幸せと感じられないものは感じられないのだ。仕方がないと思っていた。

だけれども最近わたしは幸せなのだ。ずっとやりたかった仕事に週に一度だけだけれどこなし、大手コーヒーメーカーとの話し合いも順調に進んでいる。

ただ。先日、父に殴られた。その時、わたしはわたしに聞いてみた。

あなたは暴力を受けたすぐ後の今でも幸せといえるか？と。

答えはイエス。殴られた事実が含まれていたとしてもそれでも今のわたしは、幸せ。そして殴られた自分をちゃんと労ってあげられる余裕がある。ずっと世間の幸せとされるものさえも幸せと感じてこなかったわたしが一つ悲しいことがあったとしても幸せをキープする力がついたのだと感じた。今も殴られた左手が痛む。それでもわたしは生きたいと思うのだ。きっと前のわたしなら死んでしまいたくなっていたと思う。もうすでに自分を傷つけていたかもしれない、でも今のわたしは生きたいと思っているのだ。少し誇らしい。

そう、これは何の話でもないただの呟き。

当たり前の幸せを素直に喜べない時間があってもいい。辛い気持ちに飲み込まれて幸せを感じられない時もあるけど、幸せな自分が不幸を呑み込んでしまう時だってきっとあるから。わたしもこれからも両方味わいながら生きていくのだと思う。

ずっと幸せは続かないし、ずっと不幸も続かないもんね！

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