昨日、息子と風呂に入りながら。

「ハルキは将来何になりたいの？」 と聞くと。

息子「ハルトとパン屋やりたい」 

私「へぇー、あなたパン好きだったっけ？」

息子「 んー、好きだけど、親友のハルトがパン屋やりたいっていうから、俺もやる」 

私「あーなるほど。じゃあ君の夢じゃなくて親友の夢な。君は何やりたいの？」 

息子「んー、動物かな。動物大好きだから、そのパン屋で動物飼うわ。」

 私「面白いこと言うね。笑　

でもいいじゃん、例えば、そのパン屋には、色んな動物がいて、子供がいつでも触れ合えて、パンはその動物の形をしてるとか。

で、例えばそのパンはちょっと甘い系にしてさ、美味しいコーヒーと一緒に出して、カフェスペースも作って、大人はそこでパンとコーヒーを片手にゆっくりする。子供は動物と触れ合うとか出来たら最高だね。絶対流行る！」   

息子「 いいねいいね！そうそう！そんな感じ。まずはパン屋行ってパンの作り方教わらなきゃなぁー」

私「いやいや、パン屋はハルトの夢なんだろ？だったらそこはハルトに任せていいんだよ。一緒に美味しいパン屋巡りとかはしてもいいと思うけどさ。

で、君は動物コーナー担当や。動物も色々勉強しなきゃいけないことあるぞー。

『子どもと触れ合える動物って何があるかなー』とか『 子どもと触れ合うってことは、動物が子供に危害を与えてしまうようなことがあってはいけないから、安全管理をどうしようかなー』とか、『そのためにそもそも動物に(子どもと触れ合いつつ)ストレスのない生活をしてもらうにはどうしたらいいかなー』 とかね。

多分動物園の『ふれあいコーナー』とかいくとそこら辺のヒントがあるんじゃないかな。例えば動物と子供が触れ合う時間は10〜14時とか短くして、あとの時間は動物だけの時間にしてあげるっていう触れ合いのルール作るとかさ」

息子「なるほど、ルールか。大事だね」

私「動物園の他にはさ、同じようなコンセプト(動物とふれあいながら、美味しい食事できる)のお店が他に無いか、インターネットで探してみてさ。で訪ねてみるといいと思うよ」

息子「そうだねそうだね！いいね、盛り上がってきた！」

私「ちなみにそういう構想は楽しいけどさ。あとは、どこでどれくらいの広さの土地を見つけて、建物建てて、動物飼って、それを育てて、一方でパン屋の施設とカフェのスペースとって、めちゃお金かかるからな。それどうやって稼ぐの？または借りるの？は考えなきゃだめよ。

二人でコンビニでバイトするのか(何年かかるねん！笑)とか、はたまた二人でやってると時間かかりすぎるから、他の同じ夢を追ってくれる人(出資者)見つけるとか、色々考えることあるでー」

息子「そうだね、明日早速ハルトと作戦会議だ！」

ママ(急に出てくる。笑)「そろそろ21時だからお風呂出て寝たら〜？」

私・息子「 はーい」

息子「あー結構話したねぇ。楽しかった」

私「本当に実現できたらスゴイねー。絶対流行るよ！」

そんなやり取りをしながら。

いつかそんな夢はコロッと変わってしまうかもしれないし、親友ありきの事業計画なんて、親友が引っ越し等でいなくなった瞬間に終わるので(笑)、本当に初志貫徹なんて出来るとはあまり思ってないけど。

小学生の頃からちゃんと夢があって。

そしてそれを実現する術やそこに向けたハードルを(分かる範囲で)事前に教えてあげて、本人たちの気持ちを後押してあげれば。

あとは勝手に動物園行ったり、パン屋行ったり、ネットや本で調べてみたり、主体的に学ぶんだろうなぁと思ってる。

学校だけの勉強が勉強ではない。

もちろん、学校で学ぶ基礎学力も大事。学校で友達と過ごす中で身につけるコミュニケーション能力も大事。

でも何より大事なのは、早くから人生のオーナーシップを自分で持ち、主体的に学び動くこと。

それに尽きる、と最近強く思ってる。

頑張れ、パン屋＆動物ふれあいの里計画！笑

あー私も息子の夢にポンと一億出せるくらい稼ぎたい！笑　仕事頑張る！笑

(写真は最近飼い始めた生後2ヶ月のウサギ。名前はマロンって言います。よろしくね。笑)

以上