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自分の歴史をストーリーで語る(vol 250)

  部下の指導

指示を飛ばしただけではなかなか成長してもらえない。

振り返って自分。指示を受けてやったことだけで成長したんだろうか?
自分の変化を鳥瞰してみる、振り返ってみる。
後から思い出すと、失敗や苦労をして、自分で工夫して、行動したことが糧になったことに気付きます。

マネジャーとして、自分の失敗談やその後の変化と成長について振り返り、部下指導に活かしてもらう良い方法ってないだろうか?

ある日、カナダ人マネジャーとの対話の中で、ふと口をついた言葉、
 「自分の伝記には、成長やきっかけの失敗談をどう書く?」
面白がって聞いてくれました。
ちょっとだけ自分を振り返ってもらえたようです。
手法やスキルももちろん大事。
それ以上に行動の歴史が自分の成長とスタイルを作ったと気付いた様子。

世の中で言われるすごいリーダーの話だと、自分には無理と思ってしまう。
けれど、
身近な人の話は、自分にも当てはまる話として受け止めてくれる。
共感も得られるんじゃないかな。

「私も読みたいな」って言ったらマネジャーが笑った。満更でもなさそうだ。
指示でなく、部下に任せて苦労させて成長を促すスタイルを理解したみたい。
ならば、マネジャーみんなにも伝えてみよう。の社内ツイート。

vol 250 Tell the story of your experience
I recommend that you write about your failures and your experiences of changing to success.
It is to think about what you have learned from your past failures and what changes you have made that have made you the person who are here with the success today.
Writing that down will give you a good time to look at the differences between your past and present that you might be only vaguely aware of.   Then, the story of the changes you have experienced can be a reference for others.
Listening to someone like Steve Jobs, Bill Gates, or Jeff Bezos may not resonate with them as a story of a "special person".
It's the experiences of "ordinary people" like us that will elicit unexpected empathy.

社内ツイート

自分の失敗談と成功への変化の経験を文字にしてみませんか。
過去の失敗から学んだことが何で、自分のどこを変化させたからこそ今の自分、今の成功があるのかを考えてみるのです。
文字にすることで、ぼんやりとしか意識していなかった自分の過去と現在の差を見つめる良い時間になります。
そして、自分の経験した変化のストーリーが、他の人の参考になります。
スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスといった人の話を聴いても「特別な人」の話として相手の心に響かないかもしれません。
私たちのような、「普通の人」の経験の方が思わぬ共感を呼ぶのです。

社内ツイート日本語訳

かく言う私、ツイート時点ではまだ、自分の棚卸し、できていなかった😅。

昨年、ご縁あってポッドキャストでの対談の機会を頂いた。
サニーデーフライデー

インタビューに応ずるままに、自分をストーリーで語ると、今まで気づかなかった、自分の変化やコアを自己理解

自分が成長したきっかけは何だった?
仕事で、マネジメントで、大切にしようと思ったことは何?

少し時間かけて、自分史を作ってみたら、
きっと次の世代への参考になるし、応援歌にもなる。
日経新聞にある「私の履歴書」の自分版。
もう一回、自己紹介、書き直してみようかな。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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