子どもの成長を見守る家~階段の小窓
階段の小窓からリビングダイニングを覗き込む。この頃まだ幼かったお子さんも大きくなられて、もうこの小窓を覗き込むことはないかもしれません。
この小窓はちょうど手すりと同じ高さになっているので、階段を上がるときにちょっと手を添えられます。リビング階段にしたいけれど、丸見えはちょっと嫌かも、という思いをかたちにしています。
もう少し大きくなったら家族との距離感がとりにくくなる時がくるかもしれない。親子の距離感は少しずつ離れるかもしれませんが、完全に離れるのではなく何となく家に一緒に居ることを感じられる間取りだと少しずつお子さんの自立を促していくのかなと思っています。
ただそれもその家族のライフスタイルと性格にもよるもの。どんな間取りにしたいかは、暮らし方や育児の仕方に合わせれば良いのです。
子どもの成長を見守る家。その答えは一つではない。答えは家族の暮らし方の中にある。と私は思っています。
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