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色をもっと効果的に使おう!

もっと生活に色々な色を取り込めばいいのに、意外に皆色々な色を取り入れずに、なんとなく無難な色でまとめてしまっている。皆が着ている洋服も、外に出れば、田舎なんて特に、黒やグレーばかり着ている人だらけだったりする。色は効果的に使えば、沢山いい事があるのだけれど、その色の効果を知らない人は、何故だか意外に生活そのものに色を取り入れずに、なんとなく無難な色でまとめてしまう。これってすごくもったいない。

人間というのは、自分の目にする色というものから多くの刺激を受けていたりする。色を見るだけで、私たちは感情に大きな変化を得る。だからこそ、生活の中に、毎日身につける自分の洋服などに効果的に色を取り入れてもらいたい。色は私たちの考えや思い、これら多くに多大な影響を与える。

幼い頃私たちは、沢山の色の洋服を着ていた。赤や黄色、青にピンク。でも、思春期頃に入ると、突然このカラフルだった色を私たちは身につけなくなり、白と黒、グレーの世界に入って行く。

色の変化を見ているだけで、意外に私たちの心の状態がどう変化しているのかが解ったりする。

人間というのは面白いもので、思春期に入ると、何故か色を使わなくなる。ひたすら、暗い色のものばかりを好む様になる。これは一体何故なんだろう?思春期には、一旦自分の中の光みたいなものが空前の灯みたいになるのだろうか?それとも、完全に自分の中から輝かしい、希望に満ちた光が失われてしまうのだろうか?

キラキラと輝いて夢と現実の狭間に生きていた幼少期には、沢山の色に皆、囲まれていたはず。でも成長して、それなりに夢と現実の間にしっかりとした区別を持つ事が出来る歳頃になると、何故か、これまで使っていたたくさんの色が人生から消えていく。これってとても不思議な現象。

夢が現実というものにすっぽりと飲み込まれてしまうと、私たちは色を、光を失うのだろうか?

色とは、本当に素晴らしいものなんだけれど、多くの人は、その色を効果的に使わない。使わないというよりかは、意外に使えなくなっていたりする。

家の中や、自分の洋服のしまってあるクローゼットを開いてみると意外に色がない事に気づいたりする。そしてハッとする。一体いつから自分はこんなに色を使わなくなってしまったんだろうと。私もこのうちの一人。

アホみたいに黒いものばかりをこぞって買い集め、黒と白、グレーばかり使っていた。自分のクローゼットを開いてみて漠然とした。あー、私の人生にはなんて色がないんだと。でも、よくよく考えてみると、黒ばかり買い漁っていた時は、色のある物など何も目にはつかなかったし、色を効果的に使おうなんて事も思っていなかった。黒やグレー、白の方が使いやすいし、かっちり決まるから色を使おうなんて思ってもみなかった。

でも、自分のクローゼットを開いてみて、その色のなさに最近何だか落胆した。私って暗いなと。だから、街に出た時に黒をコーデの中に取り入れていない人を良く観察する様になった。

黒が別にいけないわけではないけれど、黒をコーデに取り入れていない人は、多くの色を効果的に取り入れている人は、それだけで、他の人との間に違いがあった。なんだか、色を使っている人がとても魅力的に見えた。

黒はとてもいい色だと思っていたが、意外に黒という色は、私たちそのものの個性みたいなものを、美しさみたいなものを皆消してしまうものだったりするんじゃないかと思ったりした。

黒は、私というこの存在を全て包んで隠してしまう。だから、その人らしさみたいなものが何だか上手く見えなかったりする。

街に出て色を効果的に取り入れている人を見ると、そう言う人には、意外に強い個性みたいなものが、見てとれたりする。色を効果的に取り入れる事が出来る人というのは、意外に世論に流されたりせずに、自分で何事も取捨選択する事が出来る人なんじゃないかと思った。

とりあえず黒でいいか。無難だし。ではなく、しっかりと考えて、意外に彼らは自分を上手に効果的に見せようとしているのかも知れない。効果的に色を使えば、自分の持つ魅力が何倍にも膨れ上がる事になる。

色は自分自身も変えるし、その自分と関係を持つ人間の在り方にも影響を与えたりする。いつもイライラしている人に会う時は、落ち着いたライトブルーや、グリーン、ライラックなどを着て行けば、その色に相手も知らずの内に癒されて、いつもイライラしていて、せっかちな人も意外に柔和になったりする。人間というのは、視覚から得る情報でかなりの影響を受けている者なのだ。

こう言う時期だからこそ、私たちは効果的に今こそ色の力を借りよう!なかなか色を使う事が出来ないというのであれば、何故、色を使えなくなったのかを考えよう!この色は好きだけど、この色はあまり好きではないというのなら、何故、その色が苦手なのか考えよう!自分が使えなくなった色には、必ず何らかのコンプレックスというものが潜んでいる。

自分で色を拒絶しているという事は、その色に対して何らかの心的コンプレックスを抱えている事は間違いない。

自分の生活に色がないという人は、是非とも色を取り入れて色の持つ絶大な力の恩恵を受けてもらいたいと思う。

色は私たちを様々な複合的コンプレックスから解放してくれるものだから。

何でもいい。とにかく色を身につけよう!たくさんの色を使おう!たくさんの色を使っている内に、私たちはそのたくさんの色によって、自分の考え方も感じ方もその全てを知らぬ間に変えられる事になる。色を効果的に使えば、今私たちが持っている価値観さえも意外に根底からひっくりかえってしまう事もある。


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