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死んでほしくないアーティストが多すぎて生きていける気がしないんだよなぁ

エレファントカシマシのライブに
ついに行けることになった。

何とエレカシさん、この長きキャリアにして初のアリーナツアーを敢行中。そして幸運にもそのツアーのファイナル公演のチケットをゲットすることができたのだ。私も4月でようやく今年一発目となるライブだが、幸先の良いスタートで安心した。

奥さん知ってます?今年なんと、宮本浩次が着ているものと同じブランド・同じサイズのスーツがツアーグッズとして抽選販売されるんですって何とお値段13万円。ギェー。と言うかミヤジさんルパン三世みたいな激細ヒョロな体格してるから仮に当選したとて着られる気がしない・・・と思いきや、ミヤジさん、実は身長164センチちょっと。165センチ激細野郎の筆者、ワンチャンある?

まあ何にせよ、あの心を掻きむしり本能のままに歌うミヤジさんをようやく生で拝めると言うことで、何とも嬉しい限りである。また1人こうして「瑞野蒼人が死ぬまでにライブに行きたいアーティスト」ノートから夢が叶うのである。

しかし、年を経れば経るほど
心に響くアーティストは増えていってる。

人生に間違いなく欠かせないのは、ミスチル・ヒゲダン・スピッツの御三家だが、大学生になってからも宇多田ヒカル、エレカシ、ザ・イエローモンキー、ポルノグラフィティ、00年代ぐらいか、それよりちょっと古いぐらいのアーティストがなぜか物凄く私はツボで。

でもこの世代の皆様を応援していると、やっぱりじんわりと「死」であったり「限界」であったり「終わり」と言うのが頭にチラついて離れない。あと何回新曲を聴くチャンスがあり、ライブで会う機会があり、応援できるのだろう、と何度も思うのだ。まあ、それを怖がっていたら、生きるのすら億劫になってしまうし、いちいち深く熟考できないと言うのもわかってはいるのだが。

ああ、死んでほしくない。あの人もこの人もみんな死んでほしくない。新しい音が聞けなくなることを想像するだけで、息が詰まりそうになる。生きていけない気がする。その才能が死ぬことによって更新を止めてしまうことが何よりも惜しくて、せめてどうにか後世にその能力を遺していってくれないものかと感じる。

その時までは精一杯、ジタバタ生きるよ。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の中で出てきたセリフが、ふと頭をかすめていった。人は死んでも、音楽は死なない。だから今は、その時が来ることも忘れて音楽に浸っていたいなぁと。いや、仮にこの世から去ってもなお私はみんなの歌を聴いていると思う。

でも、やっぱり絶えず新しい音を聞き続けられることは
何よりも間違いなく幸せなことだ。
たくさん幸福なメロディを浴びてきます。



おしまい。



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