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【まことんの本棚】経営編 #推薦図書

まことんの本棚シリーズ第一弾は経営編です。

3冊ピックアップしました。それでは、どうぞ。


1. 感動経営 世界一の豪華列車「ななつ星」トップが明かす49の心得(唐池 恒二)

この本を知ったきっかけは、ホリエモンさんのこのツイートでした。

その記事がこちらです。

本当に泣くほどのものなのか…?なんて思いながら記事を読み、埋め込まれているそのCMの動画を見ました。

ええ、泣きました。ボロッボロ泣きました。

そのまま流れるようにAmazonで注文したのがこの本です。
久しぶりにイッキ読みしてしまいましたね。
そして、心地良い余韻に浸りながら、しばらく自分と向き合いました。

経営者のみならず、全ての社会人が読むべき本だと断言したい。
まずは上記の記事を読んで、動画を見てください。

経営は、ひとに感動を与えるためにある。
経営は、感動することからはじまるのだ。


2. 新米社長チワワvs政府系金融機関 ストーリーでわかる!企業再生と銀行取引(古尾谷 未央)

さて、こちらは中小企業の経営の話。

そもそも「経営」とは何でしょうか。
「経営者」の仕事とは何でしょうか。

利益を上げること?売上を増やすこと?会社を大きくすること?

どれも大事なことですが、会社の経営者の一番の仕事は、会社を存続させることであります。
会社は、資金が底を尽いて、支払うべき債務が支払えなくなった時に倒産します。
赤字でもお金が回っていれば倒産しませんし、黒字でも倒産するときはします。
つまり、経営者というのは本来、会社の会計・資金繰り・キャッシュフローのことばかりを考える仕事なのです。

この本は、突然父の会社を継ぐことになった新米社長のチワワが、会社を立て直すために奮闘するというストーリー仕立てになっていて、
誰にでも読みやすい文章で、楽しみながらリアルな専門知識を学べる一冊です。


3. 失敗の経営学(菅野 寛)

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

これは、肥前国第九代平戸藩主 松浦清による格言です。
プロ野球の野村克也氏が引用して有名になったこの言葉ですが、スポーツに限らず、ビジネスの世界でも同じことが言えると思います。

何事にも運はつきもので、運良く手に入る不思議な勝利というものは少なからずあるけれど、
負けるときには、負けるに繋がる必然的な原因があるものだ、という意味です。

ところが、世の中に溢れるビジネス書は、成功者による成功事例が書かれたものがほとんどです。
確かにそれらは華やかで、できることなら学びたくなるものですが、
A社がBという方法で成功したからといって、C社が全く同じようにして上手くいくわけではありません。
残念ながら「絶対に成功する方法」など、どこにもありはしないのです。

しかし、「失敗」には確かに必然的な要因があるはずなのです。
だとすれば、必ずしも成功から学ぶことはできないかもしれないけれど、
失敗から学ぶことはできるはずで、そうすべきなのではないでしょうか。

本書は、ボストン・コンサルティング・グループでの著者の経験と多数の事例を交えながら、「ビジネスの成功確率を上げる」方法を解説していきます。


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