Photo by linen_on 遠ざかる背中 4 緑太郎(りょくたろう) 2020年8月3日 11:35 淡く、陽炎のように…夏でもなくてもそれは淡く…いつの時代も今というやつはどんどん過去になっていく遠ざかる背中目の前を走り去っていく車車の数だけ人が、いるのかなその走り去っていく背中には僕の知らない膨大な足跡がある足跡は地面はついても記憶というやつは足跡つかないだけどだけどさあ僕のなかには確かにあの人とか、あの人とか、あの人とか…数え切れないほど出会ってきたんだよなあ…遥か遠く、遠いなあ思い出そうとすれば、近いのに触れそうなのに一番近くであなたを想像できるのになんか遠いんだ…なあ。 #短編小説 #記憶 #想い出 #思い出 #過去 #物語 #小川拓哉 ダウンロード copy #短編小説 #思い出 #物語 #記憶 #過去 #想い出 #小川拓哉 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート