気ままにエンタメ

映画、音楽、アニメ、ドラマ色々なエンタメを独自の視点でフォーカスできたらカッコいいけど…

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映画、音楽、アニメ、ドラマ色々なエンタメを独自の視点でフォーカスできたらカッコいいけどなぁとか思いつつ。不定期更新です。

最近の記事

TV番組「あちこちオードリー」の凄さを考える。

僕は「あちこちオードリー」(以下あちこち)が好きだ。はっきり言ってオードリー自体よりもこのテレビ番組が好きだ。 ① オードリーや東京ドームについて オードリーも好きだけど、彼らの話題のANNラジオを聞いてみたら、なんというか「僕にとっては」ノリ含めて「つまらない」と感じてしまって、それ以来聞いてない。 つまんねー割にCMも多いしさ。 (※あくまで個人の感想です) この間の東京ドームライブは配信で観たのだけど、完全に一見さんお断りな内容で間違いなくリトルトゥースにしか向

    • ドラマ「不適切にもほどがある!」が面白い!が!あえてケチをつけてみた

      最近、「不適切にもほどがある!」(フテホド)が話題だ。 視聴率自体は7%と今の所決して特別高くもないけど、ネトフリで週間1位を既に獲得し、フィルマ(フィルマークス)でも⭐︎4.1と高評価を獲得している。 脚本はあの宮藤官九郎(クドカン)。 ゼロ年代は「池袋ウエストゲートパーク」、「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」等のヒット作を連発していたが、10年代以降はやや低迷してた印象があった。 これはかなり久し振りのヒット作になるんじゃないかと思う。 内容はなんとタイム

      • あの呪術廻戦にも影響を与えた?平成最大の問題作「多重人格探偵サイコ」

        漫画界において平成最大の問題作と言ってもいい漫画、「多重人格探偵サイコ」(以下サイコ)をご存知だろうか。 原作・大塚英志、作画・田島昭宇による漫画作品なのだが。 97年から始まり不定期連載を経て2016年には完結した、実は連載時はコミックの週間売り上げ一位も何度も取ったこともあるほどヒットしたショッキング・サスペンスである。 ① サイコのあらすじ ある事件をきっかけに多重人格となった元刑事が仲間と共に連続で起きる猟奇殺人事件をいくつか解決していく。その中で、 犯人がみ

        • 【ライブレポ】King Gnuのツアー初日に行ってきたんだが、圧巻に圧巻の圧巻で凄すぎた、いやマジで

          もうKing Gnu(キングヌー)のライブが凄すぎて日本語がおかしいけど、あ・・・ありのまま今日起こったことを話すぜ!(ジョジョリスペクト) ただ、セトリ含めて嬉しいサプライズもあるので、自分がライブに行った時にその感動を味わいたい人は見ない方がいいかもです。 ご注意くださいー。 ① セトリ及びサプライズ まずセトリはこちら Specialz 一途 千両役者 スターダム カメレオン 白日 硝子窓 泡 2MORO Vinyl 阿修羅 逆夢 イカロス Slumberl

        TV番組「あちこちオードリー」の凄さを考える。

          気になるNEW JEANSの「次の一手」

          国内外の音楽祭で数々の賞を受賞し、地元韓国ではベストソング賞などいわゆる最優秀賞を総ナメにしているNEW JEANS(ニュージーンズ、以下NJ)。 アジアのみならずヨーロッパ圏でも大ヒットし、イギリスの権威ある音楽雑誌、NMEが選出する2023年の年間ベストソング50になんと”Super Shy”が2位にランクイン。 アメリカでも最新アルバム「GET UP」はビルボード200に初登場1位を記録、その後もK-POPグループ最長で20週もランクインし続け、なんと現在も記録を伸

          気になるNEW JEANSの「次の一手」

          チェンソーマン考察ー第2部が失速した6つの理由ー

          もうオワコンと言われても仕方がない失速っぷりですよね。 第1部はめちゃくちゃ好きですけど、第2部は藤本タツキへの信頼で正直なんとか読んでる感じです。 ファイアパンチはかなりの名作だと思ってます。 ただ、やはり第2部はコミックスは買わなくなりました。 コミック最新刊も初週売り上げ20万部を割りましたし、掲載してるジャンプ+でもビュー数が右肩下がりのチェンソーマン。 アニメ化も事前予想ほど盛り上がらなかったチェンソーマン、まぁそもそもアニメ化された序盤はまだそれほど面白くない

          チェンソーマン考察ー第2部が失速した6つの理由ー

          ゼロ年代出身で最高のバンドArctic Monkeysの最高傑作は”Whatever people say〜”か”AM”か

          ちなみに記事のタイトルにあるアルバムタイトルの正式名称は “Whatever people say I am, that’s what I’m not” (以下”Whatever〜”) という長〜いタイトルです。和訳すると 「人が俺のことをどう言おうと、俺はそんな奴じゃない」 という。 最高のアルバムタイトルの一つですね。 もともとはイギリスの映画の「土曜の夜と日曜の朝」の中のセリフらしいんですけど。 さて、まずは知らない方のために一応Arctic Monkeys(アー

          ゼロ年代出身で最高のバンドArctic Monkeysの最高傑作は”Whatever people say〜”か”AM”か

          NEW JEANSの”Ditto”は日本のあの名曲をパクってる?

          明けましておめでとうございます。 とはいえ石川県の震災と飛行機接触事故と新年早々おめでたい雰囲気ではないですね。 被害に遭われた方々が早く日常に戻れることを祈ります、戻れない方もいらっしゃるでしょうが。。。 そんな物々しい年始に上げる記事でも内容でもないかもですが。 K-POPの枠組みを超えて大ブームになりつつあるにゅじ(NEW JEANSのこと)。僕もどハマりして恥ずかしながら立派な(?)ニュージーンズおじさん(にゅじおじ)と化してしまったわけですが。 そんな中、にゅ

          NEW JEANSの”Ditto”は日本のあの名曲をパクってる?

          Adoについて語ってみたー『根暗の落ちこぼれ』はいかに時代を制したか?ー

          まさに「新時代」とでも言うべきか。 いやぁー、めちゃくちゃ大ブームですよね、Ado。 この時代、日本人なら誰しも名前は知ってるし曲も聴いたことはあるくらいメジャーな存在になってます。 時代を象徴するアーティストと言っても過言ではないくらい。 ただ、初っ端からナンですが、僕はどちらかというとAdoってニガテだったんですよ、歌い方と曲調がね。それこそ「うっせぇわ」と。 よく知らない割に、です。 みんなが盛り上がってるのにイマイチ盛り上がれず取り残されたような寂しい気分になっ

          Adoについて語ってみたー『根暗の落ちこぼれ』はいかに時代を制したか?ー

          実写版「幽遊白書」は名作だ!

          (基本的にネタバレなしです)勿論、こちとらリアルタイム世代、事前発表やキャスティングには皆さんと同じく(?)色々思ったものだ。 「幽助が北村匠海か、うん、まぁ悪くないかもな」 「は?桑原がイケメンだとっ!!?桑原は味のあるブサイクがやれや!」 「逆に蔵馬はもっとイケメンがやれや!」 「飛影が本郷奏多はそりゃもうそうですよね。彼しかいないよね」 特に蔵馬は衝撃だったな。原作読んだことある人ならわかってもらえると思うけど、蔵馬って絶対に知的で優しげでそれでいて冷徹で、カッコい

          実写版「幽遊白書」は名作だ!

          意外とロックな芸人 永野による凄い一冊

          皆さん、芸人 永野についてどんなイメージがあるだろうか。今や世間では永野といったら永野芽郁である。芸人 永野のイメージなんて消えつつある。ひょっとしたら名前を聞いただけで失笑してしまう方も多いかもしれない。 「え、あの、ラッセンだけの一発屋でしょ?」 「見た目キモいだけのチビのおっさんでしょ?」 「レギュラーも特にないしゲストに呼ばれても結果を大して出せない残念なおっさんでしょ?」 そんな世間の心無い言葉が聞こえてくるようだ。 実際僕もそう思っていた。何なら今もちょっと思

          意外とロックな芸人 永野による凄い一冊

          MCUの凋落とスーパーヒーロー映画について思うこと

          あの世界で一大ブームを巻き起こしたMCUに早くも暗雲が立ち込めているんだから、時間の流れは早いものだ。 さっそくだが、敗因は量産し過ぎってことだと思う。 供給過多。 個人的にはアメコミって内容は基本的に子供向けだと思うし。 それをサム・ライミがスパイダーマンシリーズを王道のエンタメに、クリストファー・ノーランのダークナイトシリーズがリアルかつスタイリッシュに仕上げたからこそ大人も鑑賞する現在のアメコミ映画ブームに繋がってたんだろう。 やっぱりスーパーパワーで悪と戦うってス

          MCUの凋落とスーパーヒーロー映画について思うこと

          YOASOBIブームはいつまで続くか

          僕は「このペースだと」もうあまり長くないのではないかと思う。 はじめに断っておくと、僕はYOASOBIは比較的好きだ。"夜に駆ける"は発表当時「新しいポップサウンドだ」と思ったし、その後"群青"、"怪物"で楽曲の幅の広さに驚いた。 最近の大ヒット曲、"アイドル"もまさかのHIPHOPを取り入れた冒頭含め展開の目まぐるしさと「推しの子」との親和性に舌を巻いた。 ikuraのボーカルも綺麗な歌声で見た目も美人とは言えないがキュートだと思うし、Ayaseも原作に寄り添いつつ自分の

          YOASOBIブームはいつまで続くか

          音楽考察 「生き残るアーティストの極意」 〜イギリスの伝説的バンドOASIS(あるいはギャラガー兄弟)を例に挙げて〜(改訂版)

          タイトルからして「いやオアシス(オアシズではない)は解散したやん、生き残ってないやん」というツッコミが聞こえる気がするが、彼らが解散した原因はギャラガー兄弟の不和である。不人気が原因とかでは全くない。 解散するまではかなりメジャーに国内外を活動してきたし、解散後もノエル、リアム両ギャラガー兄弟はどちらも今でも活躍していてアーティストとして健在である。本稿では彼らをバンドに限らず売れて生き残るアーティストのロールモデルとしたい。 僕は長年音楽が趣味でメジャー、マイナー問わず

          音楽考察 「生き残るアーティストの極意」 〜イギリスの伝説的バンドOASIS(あるいはギャラガー兄弟)を例に挙げて〜(改訂版)

          追悼 チバユウスケ あのMステを振り返って

          元Thee Michelle gun elephant(以下ミッシェル)のチバユウスケ氏が亡くなった。55歳。最近ではThe birthdayで大ヒット映画slam dunkのOP主題歌を担当して話題になった。不幸にも第ゼロ感で10 feetに持ってかれた感はあるけど。 僕がミッシェルの曲を初めて聴いたのは彼らが初出演のMステだった。当時田舎に住んでおり(いや今もか?)ニワカ音楽好きだった(今もかもしれない)僕はうっすら名前は知ってる程度のバンドでしかなかった。軽音部に入っ

          追悼 チバユウスケ あのMステを振り返って

          King Gnu “THE GREATEST UNKNOWN” 正直な感想

          僕はセレモニー以降はずっと現在進行形で追ってきた。"泡"で彼らの音楽性の幅の広さに驚き、"三文小説"に涙し、"逆夢""一途"でやはり天才だと思い、"カメレオン"〜"STARDOM"期はモヤモヤし"SPECIALZ"で度肝を抜かれた。勿論過去作も聴いてなぜもっと早くキャッチアップしなかったのかと歯痒い思いもした。インタビューもバックナンバーで読める限りは読んだ。東京ドームも観に行ったし間違いなくヌー民だと言っていいと思う。 そんな僕の新作の感想。ここの記事観ても概ね好評みたい

          King Gnu “THE GREATEST UNKNOWN” 正直な感想