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[詩]砂時計の復讐劇

流れる時が止まる
そんな瞬間が突然来た
曖昧な感情のまま
君を失ったあの日の夜

流れる血が染める
アスファルトに浮かぶ地獄が
沈んでゆく命に
僕は涙を流すことしかできなかったんだ

死が贖罪の一つなんて
ふざけた理論を焼き払う
replay evil with evil

堕天の使徒が浮かべる笑顔に鉄槌を落とす
奈落の底で2度と輪廻に戻れないように
火炎の仮面に包みその羽を捥いでやる
砂時計の砂が全て落ちた夜に

幸せは戻らない
未来を告げる鳥は朽ちた
抱きしめることもない
冷たくワンルームに香る

行きたかったカフェにも
話したかった思い出ももう
語ることはできないね
もう一度好きだと伝えれば良かったのになあ

カルトめいた思想を破り
理不尽な理論を焼き払う
replay evil with evil

堕天の使徒が浮かべる笑顔に鉄槌を落とす
奈落の底で2度と輪廻に戻れないように
火炎の仮面に包みその羽を捥いでやる
砂時計の砂が全て落ちた夜に

日常が消える瞬間を
砂が零れ落ちる瞬間を
数えられたなら救い取れたなら
僕はどんな犠牲も払うのに

堕天の使徒が歪んだ笑顔で過ごす世界に
1秒でも多くの苦しみを与えたいと想う
灼熱のアクセルを踏み込んで復讐を
砂時計の砂を再び落とす夜明けに

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