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エッセイ的なもの

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らくがき

らくがき

お絵描きをしたくなったのでらくがきをした。

私の場合、絵にいただく評価よりも文章にいただく評価の方が高いので(とはいってもどちらもたかが知れているんだけど)、自分のレベルは大体分かっている、つもりだ。

子供を産んでお世話するようになってからこっち、文章にも前のようなキレがなくなってしまったし、お絵描きなんてとてもとても、という感じだった。だけどそれだと心が死ぬんじゃないかと最近思い始めてきた。

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断捨離っていうかズボラ向けの整理整頓の思い出というか。

断捨離っていうかズボラ向けの整理整頓の思い出というか。

アレって結局、5Sの家庭版だと思うんだけどなーっていう。

整理(せいり、Seiri)
いらないものを捨てる
整頓(せいとん、Seiton)
決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
清掃(せいそう、Seisou)
常に掃除をして、職場を清潔に保つ
清潔(せいけつ、Seiketsu)
3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する
躾(しつけ、Shitsuke)
決められたルー

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鍵束をあなたに。

学校教育っていうのはつまるところ、子供に鍵束を持たせてあげること、だと思っています。

鍵が役に立つのは扉を開く時です。
その扉がどこにあるのか、いつ出会うのか、っていうのは個人差があります。
社会に出る時だったり、社会に出て転職する時だったり、結婚する時だったり出産するときだったりするかもしれない。
まーでも、学生時代に扉に出会う人より、社会に出てから扉に出会う人が多いのは確かです。
扉自体がそ

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占いに行った時の話。

占いに行ったんですよ、2016年のGW頃に。(※かなり前)

いや仕事の面接を控えてたんでですね、どういう心構えで行けばいいのかを聞きたくてですね。
確か当時占い関係のノートがちょこちょこ上がってて、「巷で流行っているらしい占いなるものを私もすなる」みたいな気分で行ったんですよ。お願いしたのはタロットカードでの占いです。

言われたことはおおむね、今まで50代〜60代の女性の方(※書き忘れてました

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女性の話を男性が聞くのは大変らしい

女性の話を男性が聞くのは大変らしい

色々あって旦那は「旦那さんは自分の実家ともっと連絡取ってコミュニケーション取ってください」と私から要請されたので、「そうですね」ってご本人も納得して向こうのお母さんと電話をしていました。ちょっと前のお休みの時に。

向こうのお母さんの話は結構長く(時計の短い針が1周以上した)、終わった後でリビングに行ったら、旦那がぐったりしてました。

いわく。

「色々な話が出てきて、全部に解決策を提案してたら

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夫婦別姓について思うこと。

夫婦別姓について思うこと。

個人的には大半の庶民は明治になるまでそんなもん持ってなかったし別にいっかなーと思ってて変わること自体は別に抵抗なかったのですが、暴言吐かれた義理の父が家長の家に入らないといけないってのは割と絶望感ありましたね。
家に入るっていう意識は私にはあんまりないのかなーと思ってましたが意外にこう私の中にも古い価値観ってあったんだなっていう。
あとわりかしどうでもいいんですが、結婚するときに世帯主になる方は離

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姪っ子ちゃんの偉業

姪っ子ちゃんの偉業

「子育てって大変なんだな、俺には4人も子供が居たはずなのに、誰の時のことも覚えてない」

以上、子供が4人も居たのに、亭主関白全開でここまで来て、母に無神経なことを散々やってきて、母が重度の更年期障害を発症した後(症状が重症化した原因は父!)「父が生理的にどうしても無理!」ってなったりして、母は連日伯母に電話をして、伯母に話を聞いてもらって、その後大きなトラブルも起きて、娘達が駆け回ったり裏で父を

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乱視が入ったちょうド近眼が眼鏡を作った時の話

乱視が入ったちょうド近眼が眼鏡を作った時の話

私メガネ無いと生活が出来ないレベルのド近眼な上にど乱視でして。裸眼の視力0.1ありません。
で、メガネって特に毎日かけてる人だと大体3年位で寿命が来るんですが、ある時メガネ●ーパーでメガネ作ったらですね、すっごい見えづらいんですよ。視力検査をしてもらってメガネ作ったので矯正自体はされてるはずなんですが、視界がどうにもかすむ。あまりにも霞んで目が疲れるので、メガネ●ーパーで、「作ったばっかりなのに見

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転勤とか爺さんのクレーマー化とか。

転勤とか爺さんのクレーマー化とか。

転勤。

最初の会社で6年半の間に9回転勤したマンの私が通ります。
良かったか悪かったかで言えばまあ悪くはない経験だったと思いますが(視野は広がっていろんなスキルが爆上がりはした)28で心が折れてさっくり会社を去る原因になった最大の原因はこの9回の転勤なので、転勤自体は悪いとは言わんけど「とにかく人が逃げるから転勤させまくってどうにか回そう」っていう転勤をかましてくるところからは速やかに逃げましょ

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子育てにおいて、親の足りない部分は社会がおぎなうべきなのではという話。

子育てにおいて、親の足りない部分は社会がおぎなうべきなのではという話。

数年前まで、私はとある地方都市で小さい店の店長をしていました。
転勤でいろいろな県をくるくる回っていたのですが、これはかなり田舎の方のお店に飛ばされた時の話です。

※読む人が読めば誰のことか分かってしまうので、ある程度ぼかしを入れています。

小さい店なので私以外は全員バイトという状況だったのですが、田舎でバイトさんを確保するのって実は結構難しくて、赴任した店では結構問題がある子が採用されてしま

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とある集落が滅びつつあるというホラーの話でもしようか。(※ノットあの世関係)

とある集落が滅びつつあるというホラーの話でもしようか。(※ノットあの世関係)

私の祖母の家は、超絶過疎化が進んでいる南の方にあります。
山の中にある集落なのですが、祖母と、あと数件の家に住人が住んでいるだけで、皆様かなりの高齢。
空き家が目立ってきているけど嫁に来てくれる若い女性がおらず、多分20年後くらいには消えてるんじゃないかなーって気がする、いわゆる限界集落です。

祖母の家は分家で、娘が嫁に出ているだけ。なので祖母の家を守るのは、多分祖母が最後になる(分家なので何も

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誰かを下げて自尊心を満たそうとしてもろくなことないと思うけどなーっていう

誰かを下げて自尊心を満たそうとしてもろくなことないと思うけどなーっていう

うちの父、「女は(つまり母は)馬鹿だから、俺の言うことだけ聞いてろ、俺の言うことは絶対なんだからお前は俺に従ってればいいんだ」って言い続けた結果、母は母なりに反骨精神をもってあれこれやってたんですけど、更年期障害で盛大に鬱になり、その時に30年かけて父が言い続けてきた「母は馬鹿だ」って言葉に洗脳されてそう思い込んじゃってた、父によって植え付けられたコンプレックスが爆発したところで生命保険のおばちゃ

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神社で体験した不思議な話

神社で体験した不思議な話

私の実家は山の麓にあります。その山の中腹には、地元の人達から慕われていて、宮司さんご一家が常に丁寧に管理をされている、一つの神社があります。決して小さくはないけどそんなに大きい神社でもないです。知ってるのは地元の人だけで、観光客とかはまず来ない、そういう規模のところ。

実家に帰ってきてから、うっかりアレな企業に転職しちゃって逃げる→さらに転職したらまたその企業がアレ…みたいなことが続いてから、私

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「彼ね、あたしのこと大好きなの」

「彼ね、あたしのこと大好きなの」

29歳の冬、転職でアレな企業2連チャンを食らってしまってすっかり疲れて、「しばらく日雇いで責任のない仕事します」って宣言して日雇いバイトに行ってたときの話です。

2週間の期間限定で入ったのが、マラソンのコールセンターの仕事でした。
元々半年程度の契約で長期派遣のメンバーが居た現場なのですが、マラソンが近づいてくると問い合わせの電話も増えてくるので、短期の派遣メンバーが増員で投入されたんですね。

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