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2021年下半期に読んでよかった本・まとめ

こんにちは、だるまです。読んだ本の冊数が煩悩の数108でした。思うところは色々あります。

下半期BEST BOOK

ただ羅列しても味がないので、読んでよかった本を決めてみようと思います。

小説編

衝撃部門
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

読んだ後の衝撃が一番強かったです。ドラマは怖くて見られませんでした。ありそうでなさそうでありそうな設定に、深く考えさせられました。

達成感部門
『三四郎』夏目漱石
『それから』夏目漱石
『門』夏目漱石

『三四郎』はリストに載ってないですが、後期三部作を読めたのは大きかったです。どれも面白かったですが、『三四郎』が一番身近でした。

エッセイ編

偏愛出来レース部門
『社会人大学人見知り学部卒業見込』若林正恭
『ナナメの夕暮れ』若林正恭
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

すみません、最近TVで笑っている姿をみて幸せを感じているので依怙贔屓により選出しました。好きです。

発掘部門
『水中の哲学者たち』永井玲衣

今年出逢って、一番深いレベルで共感しました。また読みます!

学問編

都市計画部門
『見えがくれする都市』槇文彦

今年3回ほどレポートで取り上げ、もはや研究対象にしたい槇文彦です。読むのにかなり時間がかかりましたが、得るものは大きかったです。

読書部門
『本を読む本』(1997)M.J.アドラー C.V.ドーレン

本関係や、本屋さん関係の本をかなり読みました。根本的な問いかけをしてくれたのはこの本かなと思います。『これからの本屋読本』も、『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』もよかったです!著者のお二人が下北沢のB&Bをつくられているという奇跡のタッグです。

ということで全く一冊に絞ることはできないのですが、勝手ながら賞をでっち上げ、選ばせていただきました。

おわりに

2021年もあと数時間です。下半期に読んだ本をまとめました。出逢えた本たち、ありがとう!!!

まだ見ぬ2022年も、本を探して、本屋さんを訪れて、楽しんでいきます。

1年間ありがとうございました。

かしこ


※以下は羅列です。興味のある方はご覧ください※

読んだ本リスト

1.『勉強の価値』森博嗣

2.『本屋さんのダイアナ』柚木麻子

3.『箱とキツネと、パイナップル』村木美涼

4.『退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ

5.『倫敦塔』夏目漱石

6.『団栗』寺田寅彦

7.『注文の多い料理小説集』

8.『学問』山田詠美

9.『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

10.『ざらざら』川上弘美

11.『知的複眼思考法』刈谷剛彦

12.『文体練習』レーモン・クノー

13.『Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔』アイリス・チュウ,鄭仲嵐

14.『これからの本屋読本』内沼晋太郎

15.『社会人大学人見知り学部卒業見込』若林正恭

16.『それから』夏目漱石

17.『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

18.『吃音の世界』菊池良和

19.『ナナメの夕暮れ』若林正恭

20.『知的生活の設計』堀正岳

21.『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』二宮敦人

22.『商店街のジャンクション』村木美涼

23.『東京の美しい本屋さん』田村美葉

24.『読書は格闘技』瀧本哲史

25.『門』夏目漱石

26.『世界はフムフムで満ちている』金井真紀

27.『マリコ、うまくいくよ』益田ミリ

28.『知的生活習慣』外山滋比古

29.『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

30.『マンガでわかる!自分の頭で考えるための思考実験』北村良子

31.『アノニム』原田マハ

32.『本当はちがうんだ日記』穂村弘

33.『なぜか惹かれる言葉のつくりかた』能勢邦子

34.『お探し物は図書室まで』青山美智子

35.『街並みの美学』芦原義信

36.『この世にたやすい仕事はない』津村記久子

37.『丹下健三と都市』豊川斎赫 

38.『白いしるし』西加奈子

39.『プリン愛 愛してやまない87プリン』JTB

40.『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』ジャン=ポール・ディディエローラン

41.『つまらない住宅地のすべての家』津村記久子

42.『丹下健三を語る』槇文彦・神谷宏治編著

43.『BUTTER』柚木麻子

44.『おしまいのデート』瀬尾まいこ

45.『まちづくりの仕事ガイドブック』饗庭伸他

46.『同時通訳者の頭の中』関谷英里子

47.『BOOKMARK』金原瑞人・三辺律子編

48.『朝3分間のデカルト』小川仁志

49.『丸の内仲通り』NPO法人大丸有エリアマネジメント協会 

50.『砂の女』安部公房

51.『哲学な日々』野谷茂樹

52.『コンビニ人間』村田沙耶香

53.『解錠師』スティーヴ・ハミルトン

54.『きみはポラリス』三浦しをん

55.『本日は大安なり』辻村深月

56.『若い読者のための世界史(上)』エルンスト・H・ゴンブリッチ

57.『amazon』成毛眞

58.『ぼくのお父さん』矢部太郎

59.『本のエンドロール』安藤祐介

60.『ポケットに名言を』寺山修司

61.『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』嶋浩一郎

62.『くまちゃん』角田光代

63.『水曜日の手紙』森沢明夫

64.『氷の闇を越えて』スティーヴ・ハミルトン

65.『三千円の使いかた』原田ひ香

66.『見えがくれする都市』槇文彦

67.『痴人の愛』谷崎潤一郎

68.『スーツケースの半分は』近藤史恵

69.『夜想曲集』カズオ・イシグロ

70.『夏子の冒険』三島由紀夫

71.『太陽と乙女』森見登美彦

72.『伝わるちから』松浦弥太郎

73.『とにもかくにもごはん』小野寺史宜

74.『東京裏返し』吉見俊

75.『西洋美術史入門』池上英洋

76.『日本建築集中講義』藤森照信・山口晃

77.『建築から都市を、都市から建築を考える』槇文彦

78. 『探検!東京国立博物館』藤森照信・山口晃

79.『水中の哲学者たち』永井玲衣

80.『続・街並みの美学』(2001)芦原義信

81.『もものかんづめ』(2001)さくらももこ

82.『ヒルサイドテラス+ウエストの世界』(2006)槇文彦編著

83.『みんなで一人旅』(2020)遠藤彩見

84.『ぼく モグラ キツネ 馬』(2021)チャーリー・マッケジー

85.『本屋さんで待ちあわせ』(2019)三浦しをん

86.『君が降る日』(2012)島本理生

87.『52ヘルツのクジラたち』(2020)町田その子

88.『とにかく散歩いたしましょう』(2013)小川洋子

89.『愛についてのデッサン』(2021)野呂邦暢

90.『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』(2021)千田琢哉

91.『THE THREE KINGDOMS マンガ三国志I』(2020)

92.『本を読む本』(1997)M.J.アドラー C.V.ドーレン

93.『四畳半タイムマシーンブルース』(2020)森見登美彦

94.『本なんて!』(2015)キノブックス編集部

95.『考えるとはどういうことか』(2018)梶谷真司

96.『夢見る帝国図書館』(2019)中島京子

97.『料理と利他』(2020)土井善晴・中島岳志

98.『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』(2020)島本理生

99.『急に具合が悪くなる』(2019)宮野真生子・磯野真穂

100.『内田百閒随筆集』(2021)平山三郎編

101.『なにごともなく、晴天。』(2013)吉田篤弘

102.『御冗談でしょう、ファインマンさん(上)』(2000)P.R.ファインマン

103.『人を動かす』(2016)D・カーネギー

104.『フランス人は10着しか服を持たない』(2014)ジェニファー・L・スコット

105.『金曜日の本』(2017)吉田篤弘

106.『図解 パブリックスペースのつくり方』(2021)忽那祐樹

107.『ライティングの哲学』(2021)千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太

108.『潤一』(2006)井上荒野

最後まで見てくださった方へ

たくさんスクロールする優しさと余裕のあるあなたは、2022年も大吉です!!これからも素敵な本に出逢ってください。

ありがとうございました。

かしこ

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