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本部拳法

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本部朝基が開いた本部拳法に関する記事です。
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記事一覧

本部朝基は三男だから学校に通わせてもらえなかった?

名声と誹謗中傷はしばしば表裏一体の関係にある。たとえば、本部朝基は若年の頃から「非常に武…

本部流
21時間前
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本部朝基の型

これまで、アメブロ時代も含めて本部朝基の型について何度か記事を書いてきた。「本部朝基はナ…

本部流
3か月前
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本部朝基は泊手?

最近は少なくなったが、一時期本部朝基は泊手だとする説を多く見かけた。本部流や本部家がそう…

本部流
3か月前
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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 また、新年早々、能登半…

本部流
4か月前
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本部朝基の当破(アテハ)

当破(アテハ、方音でアティファ)は、突きの威力とかパンチ力を意味する沖縄方言である。漢字…

本部流
6か月前
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本部朝基の言葉:十回中八回は負けておけ

上原清吉によると、本部朝勇はよく「右手で勝ったら左手で負けておけ」と言っていた。つまり、…

本部流
6か月前
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本部朝基の空手は自己流?

昔から本部朝基に対する誹謗中傷として、以下のようなものがある。 曰く、本部は若い頃から掛け試しに明け暮れていたので、その悪評がたたって、正式に空手(唐手)を教えてくれる人は誰もいなかった。ただ泊の松茂良興作だけは、本部の懇願と熱意に動かされてナイハンチとパッサイを教えてくれた。さらに、本部が組手(変手)も教えてほしいと頼むと、松茂良は「本部の空手はやはり喧嘩に用いるためのものだったのか」と警戒して教えてくれなかった云々。 まず疑問なのが、本部朝基が空手を習い始めたのは数え

夫婦手の変遷

以前、筆者は「夫婦手の起源」という記事を書いたことがある。そこでイギリスのバジル・ホール…

本部流
9か月前
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安里安恒は本部朝基の家庭教師だった?

以前、筆者は「ヤカー」という記事を書いたことがある。ヤカーは「守り役」を意味する沖縄方言…

本部流
10か月前
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丸川謙二

丸川謙二(1918-2007)は本部朝基の弟子である。東京大道館で10年間師事した。これまで丸川氏…

本部流
10か月前
10

本部拳法の一本組手

昨日(2016年11月17日)の稽古で、道場生より本部拳法の一本組手について質問があった。一本組…

本部流
11か月前
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ピンアンと猫足立ち

宗家(本部朝正)は父・朝基に13歳頃から大阪で空手を習い始めたが、父が東京に行っている間は…

本部流
11か月前
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ハエを箸で捕まえた本部朝基

以下の話は、東京大道館で本部朝基に師事した丸川謙二氏が語ったエピソードである。 昭和15(…

本部流
11か月前
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本部朝基の木刀と剣術

以前、日本武道学会で本部朝基の柔道対拳闘の試合の飛び入り参戦について発表したことがあった。本土における空手(唐手)の普及に決定的な影響を及ぼした出来事なので、本部流のみならず近代空手史を研究する上でも重要なテーマだと考えてのことであった。 発表後の質疑応答では特に批判的な質問もなかった。しかし、壇上を降りて自分の席に戻ってきたとき、筆者に同行していた本部会の某氏に対して、ある老空手家がすごい剣幕で食って掛かっているのに気づいた。 その老空手家は某氏と長年知り合いであった。

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