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仕事ができる人の思考法 ~「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術 by 田尻望(著) ~

タイトルにつられて読んでみたら、
ChatGPTの本ではなく、仕事術の本だった(笑)

タイトルをよく読むと、たしかに「仕事術」と書いてある。
なるほどねぇ~

仕事ができる人」とは、どんな人か?
本を題材に、ちょっと考察してみましょう。

私の場合、思考ための刺激として、読書しているので、
本の要約ではなく、田尻さんの視点と、私の勝手な考察が入り混じっています。
ご理解の上、参考になる部分があれば、嬉しいです。

「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術
田尻望(著) 2023.10




仕事ができる人(シゴデキ社員)とは?

目的と手段に分けて考える

常に、上位目的を考える
お客様、上司、チーム・組織、自分、、、にとっての意味とは?

来た仕事を「こなす」だけの「作業」になっていないか?
付加価値を生み出す「仕事」をする

付加価値とは、+αのベネフィット

よりよく、みんながハッピーになる、「ありがとう」と言われる
シナリオを考える

Why? 何のために?
と問い続ける

目的、課題の再設定

当初の目的、課題を鵜呑みにせず、疑ってみる
自分で考えて、決める
ルールに従うより、ルールを作る人の方が強い(影響力を発揮する)

成果にこだわる

目的意識と当事者意識、
達成意欲、情熱、困難な状況での突破力が求められる

主体性、自発的、意志、、、
何のためにやっているのか?
自分の存在意義を、自分で決める


現状把握から始める

  • 情報収集(必用な情報の仮説を立てる、集めた情報の整理・体系化・構造化)

  • 分析(ロジックと感情、五感をフル動員、違和感を見逃さない)

    • 強み、リソース(持っている資源)の見える化

原理・原則を押さえる

市場原理、ビジネスの仕組み、ルール、仕事のルール
仕組み、ルールも変化する(変化するものと、しないものの区別)
知識をアップデートしていく
判断軸を持つ(何に着目するか)

原理・原則に照らして、今の考え方、アプローチでいいのか、
再度、問う

  • 全体を俯瞰して、見える化する(全体マップを描く)

  • 洞察(本質を捉える)


仮説を立てる(プランニング、企画)

いきなり調べるのではなく、全体像を想定した上で、
必要な情報を深掘りしていく

因果関係を考える(Why? なぜ?と、問いかける)
目的から手段へ
手段から上位目的へ
行ったり来たり、往復運動を何度も繰り返す

仮説を立てるための着眼点をリストアップしたり(発散)
仮説から具体論への展開
結論を一言でまとめる(収束)など
因果関係(ロジック)を元にした思考・推論のシミュレーションは、
ChatGPTが得意な領域


「問い」を磨く

上位目的、課題、制約条件、ルールを明確に示すのは、
ビジネスでもChatGPTを使いこなす上でも、超重要

キーエンス流のファクトベース思考、言語化能力が、
ChatGPTのプロンプトエンジニアリングでも活きる


人間が果たすべき役割は、

  • 意志決定力

  • 創造性

  • 人間関係構築力

迷わない

論点を明確にする
問いを磨く
正しく考える

そのために、ChatGPTと対話する
無限に壁打ちできる


ChatGPTは3割間違える

7割は正しいことを言うけど、3割は間違っている

だから、チェック、修正が必須
一部は捨てることも大事(取捨選択)

現状では、とても手間がかかる
ChatGPTが吐き出す大量のアウトプットを
高速にチェックするスキルが求められる

AIは優秀だけど手間がかかる
うまく付き合うには、慣れが必要
とにかく、使ってみる
大量に使い倒した経験が、スキルになる


徹底した本質思考が貫かれています
当たり前ではありますが、
自分できちんと考えることが基本
その上で、ChatGPTを壁打ち役として活用する

ChatGPTの無能さをバカにするより、
ChatGPTを最強の相棒として使いこなす人の方がはかるかに有望

ChatGPTはビジネススキルを鍛えるプラットフォームでもある
ChatGPTの使い方を見るだけで、その人のスキルレベルがわかっちゃうかもw


こちらの本の著者でもある。ご参考になれば、、


この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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