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✓儚い羊たちの祝宴/米澤穂信

▽あらすじ
夢想家のお嬢様たちが集う
読書サークル「バベルの会」。
夏合宿の二日前、
会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。
翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、
四年目にはさらに悲惨な事件が。
優雅な「バベルの会」めぐる邪悪な五つの事件。
甘美なまでも語り口が、
ともすれば暗い微笑を誘い、
最後の明かされる残酷なまでの真実が、
脳髄を冷たく痺れさせる。

▽感想
Audibleで視聴

語り口にも文章にもどこか
ダークさと優雅さがあり、
読んでいる自分が
上品でダークな気分にさせられた。

サスペンスがこんな雰囲気で読めるのは
不思議な気分だった。

なぜ丹山吹子の屋敷で毎年近親者が
死ぬんだと思う?
その真実を知ったとき、私は
そんなまさかぁ!?そっち!?
ってなりました。

一つ一つが不気味で、解決したのかしてないのか
どこかモヤモヤを残しているのに
なるほどなとなってしまう物語ばかり。

短編なので一つ一つが長くなく
すらすらと読める。

アミルスタン羊が怖かったな…


✓儚い羊たちの祝宴/米澤穂信/新潮文庫

↳文庫本

↳Audible

サンプルもありますので、ぜひ

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