こんにちは、DJムッチーです。
僕たち本州に住んでる人は、カニの旬は冬だと思ってますよね。ところがです、初夏から秋までが旬のカニも居るのです。釧路から根室までの北海道東部の太平洋岸でしか水揚げされない「花咲ガニ」がそれです。
生息域が狭いことと漁獲量が制限されていることから幻のカニと呼ばれることがありますが、希少種ではないです。
釧路で3月末ごろから解禁になって3月～7月が漁期、漁域が東へ移動して根室では7月～9月が漁期になります。

花咲ガニの特徴は

花咲ガニは、カニと言う名前をもらっているけれども、カニの仲間ではありません。ヤドカリの仲間で、タラバガニと親戚なんです。だから外見の脚は8本。実は甲羅に隠れて小さな足が2本あります。花咲ガニもタラバガニもズワイガニと同じく足は10本なんです。でも、脚が太いから食べ応えは絶対に花咲ガニの方があります。
味は大味と評されることもありますが、脚の肉が太く身も多いから食べ応えは抜群です。また、ズワイガニに比べると油分が多く味が濃厚なので、塩焼きや塩茹でなどがおすすめの食べ方です。根室では脚のぶつ切りを味噌汁に入れた「鉄砲汁」が有名です。ズワイガニのように刺身でたべるのには向かないし、子も臭いがあるので生食には向いていません。
と言うわけで、BBQで花咲ガニなんていう贅沢を今年の春はやっちゃいましょう！

料理は焼きか塩ゆで

僕が花咲ガニに出会ったのは、釧路に遊びに行って仲良くなったおじさんに、浜ゆでをご馳走になった時でした。濃厚な味と、食べ応えに圧巻されて、それ以来デパートで北海道物産展があれば花咲ガニを買い求めています。松葉ガニとは違う味わいがあるし、夏場のビールによく合うので、皆さんも今年の夏は是非花咲ガニを取寄せて、楽しんでみてください。
捌き方は、親切な魚屋さんがホームページに書いてくれてますからご参照ください。この魚屋さんでお取り寄せもできますよ！

ちょっと短いですが、今日はこの辺で失礼します。
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