自分自身に貢献しているか?

先日、久しぶりに公務員時代の友人と会って色々とお話してきました。普段は当時どんな思いで働いていたかとかどうだったとかって考えることはもうないんですけど、友人に話を聞くたびにあの頃の状況を思い出したり、当時と何も変わっていない組織の話を聞いては、あぁやっぱり辞めて良かった…と思うのでした。仕事を効率的に早く終わらせたり、プラスアルファの活動に参加したり(させられたり)、こうした方が良くなる…みたいなことを言ったりしてみても、それが全く報われない評価システムの組織では、本気で組織に貢献しようと思う優秀な人は毎日不満だらけでそりゃ辞めたくもなるよなぁと改めて思ったのでした。組織に対する貢献度が低い人ばかりが残るという悪循環に陥るのは当たり前のことです。

以前に新しい組織のあり方~その3 給与体系がすべての肝~という記事にもこの問題について書いています。従業員に高いパフォーマンスを上げてほしいのであれば、何らかの形で「貢献度」を評価して、その評価に応じた報酬の差をつける必要があると思います。その「貢献度」の評価の方法にトップの手腕が問われるのでしょうね。それが政治的なものであったり、明らかに不公平なものであったりすると、まっとうに仕事をしようとする人は報われない感を感じて、病気になるか辞めてしまうことになる確率が高いですね。組織にどんな形で貢献してほしいか、それが明確であれば、どんな人材を高く評価するかもおのずと決まってくるし、貢献度の高い人が満足して働ける望ましい組織になるでしょう。今の組織は貢献度の低い人ほどぬくぬくと居座れるような仕組みになっているところが多いのではないでしょうか。

一見組織論みたいな話なのですが、この話は第3チャクラと関係しています。誰しも家族や組織、社会に貢献したいという思いはあるし、できれば自分の好きなことや得意なこと、やりたいことで貢献して、愛やお金という形で見返りを得ることができたら嬉しいものです。自分がこうあってほしいという状況に対して、自分自身がなんらかのポジティブな作用・効果をもたらせると、自己肯定感や自信が高まりますし、自分には価値があると思えるようになります。そして、自分が貢献できていないと感じたり、貢献度に見合った見返りが得られないと感じると、「不満」になります。いつも不満を抱えて生きている人は、胃を病みやすいのではないでしょうか。胃潰瘍や胃炎、ムカムカ感、食べすぎなど胃の不調は不満や満たされない気持ちと関係していることが多いです。胃は第3チャクラの場所にありますからね。こうして考えてみても「貢献」というのはこの世を生きる上で本当に重要なテーマだと感じますね。

外の世界に対することと、自分と自分の関係性は鏡の関係、相似形でした。つまり、外の世界に貢献することは、自分自身に貢献することと同じなんですよね。「貢献」と聞くと、つい外の世界に対してだけかと思ってしまうものです。「あなたは自分自身に貢献していますか?」と聞かれると、誰しも一瞬「ん?!」となるものではないでしょうか。自分自身がこうあれば良いと思う状況に対して、自分に何かしてあげているでしょうか?「本当はこういうことをして人々の役に立って輝きたい」と思っているのであれば、そういう自分になるためにできることを少しずつ始めてみたりするのも良いでしょうね。それが、「自分自身に貢献する」ことにつながります。「自分がどういうことをして人々の役に立って輝きたいのかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。自分がどうなりたいか、というのはすなわち「意志」の話になります。「宇宙シナリオ」と個人の意志という記事に、「宇宙シナリオ」をダウンロードして、その台本をもとに個人の「意志」が創られると書きました。「意志」と「貢献」というのは第3チャクラのテーマを考える上でとても大事な視点です。2017年は自分らしさの最後のあがきの1年だそうです。この機会に自分自身の「意志」や「貢献」を見つめ直し、「個」「自分らしさ」を再点検してみてはいかがでしょうか。

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