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【記録】独りの朝

5月16日火曜日。朝5時46分。

悪夢で発作と強烈な吐き気と胸焼けを催し起床。

夢により発作と吐き気を起こされるのはこれで三度目。
寝ている時くらいはそっとしておいて欲しいものだ。

おそらくは昨晩、就寝前にプロテインを飲んだことによる
胃酸過多なのではないかと踏んでいる。


嘔吐恐怖症持ちでもある僕にとっては、この吐くの吐かないのかわからない時間(僕はこれをジャッジメントタイムと呼んでいる)が1番恐ろしい。
生きた心地がしないのである。

しかも起きているのは僕独り。
独りでこの恐怖と戦わなくてはいけないのだ。


水も飲めず、リビングのソファに横たわる。


気付けば再び眠りについており、気づけば9時前。
約1か月ぶりの欠勤。
最近は、早退することはあっても
休むことなく出勤できていたので少し悔しい。

昼過ぎ、吐き気も収まり食欲も出てきたため
昼食を食べる。



ここ数日、人間関係に疲れていたこともあり
きちんと孤独を味わいに自転車を走らせ海の見える公園へ。
僕にとって自然は「孤独である事はみっともない事」という世間の習わしを忘れさせてくれる心の拠り所である。

ただ独りで海を眺める。自分はここに"居る"という事を確かめる。

茎を切ったような緑の香り。頬を撫でる温かい潮風。時折鳴り響く船の汽笛。緩やかに赤らむ青空。

僕はちっぽけだ。ちっぽけで一人ぼっち。
それでもこうして生きてる。
思い描いてた形とは違うが、それなりに幸せだ。
「寂しい」と思えるのも、生きているからこそ。


今日、ここへ来てよかった。


心の強張りが解れたのを感じ、自宅へ自転車を走らせる。

道中、轍に登場するショーゴと久しぶりに再会。
彼女とサイクリングをしていたそう。

孤独を味わった後だからこそ、友人と遭遇した喜びもひとしお。

元気そうでよかった。


夕方、父親に連れられ気分転換にテニスへ。

気分転換……となるはずが、終わった後に胃のむかつきや胸焼けが復活。



また悪夢と吐き気で起こされるのではないかという恐怖はあるが、胃薬を飲んで今日は早く寝よう。

今後の対策

・就寝最低1時間前の飲食(プロテインなどの消化が必要な液体も含む)は控える。
・出来なかった事よりも、出来た事に目を向ける。

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