いとその独り言

1997年生まれ訳アリ26歳。ADHD/ASD/回避型愛着障害/INFP。 嘔吐恐怖症…

いとその独り言

1997年生まれ訳アリ26歳。ADHD/ASD/回避型愛着障害/INFP。 嘔吐恐怖症、不安障害、うつ病(回復期?)と闘病中。 うつ病を経験したことによりメッキを塗り固めるのに疲れ、自分に向いてる生き方が少しずつ分かってきた気がする今日この頃。 ちょっと独り言言わせてください。

マガジン

  • 日記。闘病生活における気づきや実施していること、体調や考え方の変化、今後の対策などを記録しています。

  • 精神疾患及び発達障害である僕の日常を、(少しだけ)前向きにした「術」。 26歳訳アリ人間の実体験や、似たような境遇の方から聞いたお話などの事実ベースに解決策やライフハックを掲載していきます。 ※私は医療従事者でも、心理カウンセラーなどの資格保有者でもありません。 あくまで個人の見解ですので、実生活に取り入れるか否かは自己責任でお願いいたします。

  • 回顧録。完璧人間になりたかったはぐれ者26歳の泥臭い生き様。 ※本記事は全て実話であり、不愉快な内容を含みます。 苦手な方は閲覧を控えていただきますようお願いいたします。

  • 嗜好。病気とは関係のない雑談を掲載します。

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第0話 何者かでありたい

2022年、春。僕は鬱病になった。 家族や友人、恋人にも恵まれた東証一部上場企業の営業マン。 大学受験の時に発症した不安障害もいつの間にか消え去り、彼女とは結婚の話も出て 何もかも手にした順風満帆な人生が待っている・・・はずだった。 ある日、僕は何者でもなくなった。 何者でもない自分が許せなくて 生きるのを辞めてしまおうと考えたことが何度もあった。 家族や友人の支えもあり、再び生きる道を選んだけど まだ何者でもない。 何者でもないうえに、鬱病や不安障害などといった あ

    • 人見知りとは"罪の意識"の表出なのかもしれない。

      • パニック障害当事者が『夜明けのすべて』を読んだ/観た感想

        先日、夜明けの全ての小説及び映画を読了・鑑賞した。 僕は普段、あまり読書や映画鑑賞をするタイプではないのだが 「パニック障害の人とPMSの人が出てくる映画がやってるらしいよ」と母に勧められて、せっかくなら比較してみようと思い、小説と映画の両方を履修してみた。 一言で表すなら「こういうのがいいんだよな、こういうのが」といった感じ。 僕は自身がパニック障害という事もあり、山添君に感情移入していた。 世間で言う"普通"じゃいられなくなったことを受け入れられない辛さ。 "普通

        • 「吐くのが怖い」の正体

          ※今回は嘔吐恐怖症関連の記事となっております。 「嘔吐」という文字や生々しい表現が多々ありますので 苦手な方はブラウザバックをしていただきますようお願いいたします。 (筆者もしんどくて休みながら書いてます。。) 2月24日、土曜日の朝。 久しぶりの嘔吐恐怖に襲われた。 実は1月下旬くらいから、何とか病まずに保てていたものの 慢性的に身体の調子が悪かったり、人と会ったり何をしてても何となく上の空だったり、発達の症状が強めに出たり(フォグったり)していた。 この日の朝は、外

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        第0話 何者かでありたい

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          2024

          人生ゲームで荒稼ぎしまくっていたらいつの間にか2023年が終わっていた。 中学から付き合いのある友人、所謂マブダチ2人と 「飲みながらひたすらホテルでボドゲをする」という 謎のイベントを毎年年末に開催しているのだが 僕はこの時間が結構好きだ。 彼女がいるときでも年末はこのメンバーで集まっていたくらい このイベントは毎年のちょっとした楽しみである。 2023年は悲喜こもごもの1年だったけれど 鬱病になった前年より、というかここ数年の中で 一番いい年だったような気がする。

          SNS(ちょっとだけ)出戻り

          断捨離をしてから約3か月が経過した。 2~3日前、急遽辞めたSNSのうち インスタグラムのみ再びインストールをしてみた。 (と言っても、1日5分ほどしか見ていないためわざわざ書こうか迷ったが 断捨離したぜー!!とイキり散らしたままこっそり使うのもなんか違う気がしたので一応書くことにした。) 「結局、断捨離失敗してるじゃねえか!」という意見もありそうだが 過度なこだわりは自分に対する呪いでしかないと思っているので 今回はぶん投げていくことにする。 SNSがない生活にも慣れ、

          SNS(ちょっとだけ)出戻り

          "人疲れ"の突破口3

          12月10日、日曜日。 昼食を食べていると、自分の家の敷地内に見知らぬチャリが停まっていた。 「何の断りもなく人んちに無断駐輪するなんて、どんな神経してんだよ」 そう思いながら暫くチャリの前で待っていたら、出前館のバッグを背負った気弱そうなネパール人(?)と、学生時代にめちゃくちゃ喧嘩したまま今日まで口を聞いていなかったお隣のおじいさんが現れた。 なかなかカオスな状況の中事情を聞いてみると、シンプルに迷子だったらしい。 今までの自分だったら関わろうとすらしなかったと思うが

          "人疲れ"の突破口3

          "人疲れ"の突破口2

          12月9日、土曜日。 昼間、横浜のとあるベンチで本を読んでたら うつ病をきっかけに疎遠になった大学の友人に声を掛けられた。 すげえな、と思った。 疎遠になった相手、しかも相手はほぼ確で気づいてないから、無視できるはずなのに わざわざ声をかけてくるなんて、すげえな、、と。 一言、二言のラリーで終わるであろうという読みは外れて1時間ほど話し込んだ。 何回も切り上げるチャンスを与えたのに、それでも自分と話そうとしてくれてる事実が嬉しかった。 夜、幼少期に付き合いがあった友人

          "人疲れ"の突破口2

          "人疲れ"の突破口1

          12月6日、水曜日。 人疲れ以降、何となく人との会話がスムーズにいかない自覚は続いていたが この日は、絶望的に調子が悪かった。 コミュ障の恒例行事である一人反省会を開催したところ、原因が判明した。 ①父の会社に(後継ぎとして)入社した事によって 「悪目立ちしないように」「会社及び社長(=父)の汚点とならないように」振る舞うことが習慣化していた ②それがいつしか会社内だけでなく、外界の人間ともそのスタンスでしか関わることができなくなっていた ③上記のような自分を出せない

          "人疲れ"の突破口1

          SNS断捨離のその後

          断捨離によって(連絡手段であるLINEとこのnote以外の)SNSを捨ててから気づけば1か月以上が経過していた。 結論から言うと、全く困っていない。 断捨離後1週間くらいは、いつもの習慣でインスタやX(旧Twitter←これまだつけなきゃダメ?)を探してはいたものの、その習慣はすぐに風化していった。 その後も、強いて言うならSNSで流行っている話題が出るたびに 「あ、そっかもうやってないんだもんね」 というワンクッションを置かれるのが少々鬱陶しかったくらいで なにも生活

          SNS断捨離のその後

          陰と陽のグラデーション

          人疲れを発症してかおよそ2か月が経過。 断捨離をはじめ、栄養療法的なものを取り入れ始めたり、集団カウンセリングに参加したり・・・ 今までしてこなかったような一人遊びをしてみたり色々していたこともあり 友人以外とも多少交流がしたいと思えるくらいには回復した。 また自分と向き合う余裕が少し出てきたので 今回の(厳密にいうと以前から小さい波はあったが)人疲れに関して自分なりに掘り下げてみたところ、自分の中で言語化できなかったモヤモヤがクリアになったと同時に、意外な発見があった。

          陰と陽のグラデーション

          ASD流コミュニケーション術 ~目を見てろくに話せなかったアスペが"そこそこ"会話を楽しめるようになるまで~

          どうも。うんこで笑える人の笑顔を守りたい、いとそです。 最近友人と話していて 「そういえば昔めちゃくちゃキョドってたのに、話し方上手くなったよな」 「前とすごい雰囲気変わったね」 「アスペとか言われないとわかんないくらい普通じゃん」 なんて言ってもらうことがしばしばあるが こう言ってもらえるようになった心当たりとして 「コミュニケーションについて(自分なりに)勉強をしてきた」 というものがある。 思い返すとnoteのアカウントを立ち上げてからの半年間、 これまで主に僕の実

          ASD流コミュニケーション術 ~目を見てろくに話せなかったアスペが"そこそこ"会話を楽しめるようになるまで~

          精神の運動神経

          気付けば断捨離をしてから3週間。 1か月前に人疲れしてから、行かないようにしていたサークルへもまた少しずつ参加出来るようになり、以前のようにメッキを塗りたくることなく"自分にとって適度な距離感で"人と接することが出来るようになった。 友人といるときと同じくらい…までは正直いかないけど 他人相手にも比較的スムーズに会話ができるようになっていた。 会話がスムーズにできるようになったのは 「人疲れから立ち直ってきたから」「他人ウケ(=よそいき)を捨てたから」 いろいろ思い当た

          精神の運動神経

          開き直りのススメ

          10月2日、月曜日。 私事ですが、2日前の9月30日で人生27年目に突入いたしました。 (さりげなくプロフィール欄も更新) そんなめでたいはずの週末は、低気圧なのか寒暖差なのか分からないけど 2日間とも絶不調だった。 身体中がだるく、鳩尾が重たい。頭がぼーっと火照った感じがして熱を測るもド平熱。 頭では空腹なのに、食ったら吐きそうな感じ。 誕生日当日。友人2人が誕生日を祝ってくれる約束だ。 しっかり寝たはずなのに、クソみたいに体調が悪かった。 正直、リスケしようか悩んだ。

          開き直りのススメ

          病んだら捨ててみる

          9月24日。 久しぶりに何の予定もない、真っ白な日曜日。 とことん一人になりたくて、横浜の臨港パークで小説を読んで過ごす。 夏の終わりを告げるような涼しい潮風、それに揺られる木々の音、パステルカラーの夕焼け。 コーヒーをお供に小説「スマホを落としただけなのに」に没頭した。 だいぶ前に流行った作品だけど、流行っただけあって 読書慣れしていない僕でも没頭するくらい面白い。 前回の投稿をした日から今日に至るまでに、サークルでの人疲れをきっかけにパンク寸前だった僕はいろんなものを

          病んだら捨ててみる

          初めて就寝前に筋肉弛緩剤(コリホグス)を服用。 2錠服用のところ1錠の服用から開始したため効きは優しいものの、久しぶりにぐっすり眠ることが出来た。目覚めも好調。 とりあえず寝コリは害悪であることが分かった。 睡眠が安定するまでもうしばらく使用してみようと思う。

          初めて就寝前に筋肉弛緩剤(コリホグス)を服用。 2錠服用のところ1錠の服用から開始したため効きは優しいものの、久しぶりにぐっすり眠ることが出来た。目覚めも好調。 とりあえず寝コリは害悪であることが分かった。 睡眠が安定するまでもうしばらく使用してみようと思う。