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川名の療養日記

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川名の療養日記7

川名の療養日記7

みなさま、本日を持ちまして療養日記、最終日となります。一週間という短い間でしたがありがとうございました。

明日の朝にはシャバの空気をスパスパ吸っているわけです。

コロナにかからないに越したことはないけど、まあこの隔離期間は悪く無かったなあと思います。

思えば僕は二月の頭からバイトに住んでいる寮内のあれこれに、ノンストップでした。もしかしたら不器用な神様が「おい川名、お前たまには休んだらどうだ

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川名の療養日記6

川名の療養日記6

やあやあ、こんばんは。

「徒然なるままに日暮し」

という文章をご存知ですか。鎌倉時代後期の貴族、兼好法師によって書かれた『徒然草』の冒頭です。

後にこんな文章が続きます。「硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。」

「徒然」とは、別段やることもなくて、手持ち無沙汰な様をいいます。

先程の文章を簡単に現代語訳すると「暇やなぁ。あら、こ

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川名の療養日記5

川名の療養日記5

ご機嫌よう、今日も読みにきてくださりありがとうございます。

猫だ猫、満を持して猫のお話をします。僕は猫が大好きなのです。

猫と人間の関係は、古代エジプト時代(紀元前約500年)まで遡ります。

古代エジプト人は猫を神聖視していました。理由は至ってシンプルです。人間は穀物を食い、猫は人間様の穀物を食うネズミを食うからです。

当時の彼らは高い戦闘力を持ち合わせており、負けなしの勢いでした。しかし

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川名の療養日記4

川名の療養日記4

どうも、本日も見に来てくだすってありがとうございます。

厚生労働省の息のかかった飯美味すぎ、というお話です。いやこれがもう本当に美味いんです。飯の時間が楽しみで仕方がない。

今までの内容を振り返ってみると弁当箱の中は、牛タン、ハンバーグ、角煮、エビチリ、クロワッサン、照り焼き、ビフテキ、エビフライ、といった調子です。

お弁当箱をONE PIECEのサウザンドサニー号に見立てると、船乗りは9人

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川名の療養日記3

川名の療養日記3

こんばんは、こんな時間の投稿になってしまいました。19時を過ぎても更新されない川名のnoteを楽しみに待ってくださったそこのあなた、ありがとう、川名はどこにも逃げやしませんよ。少なくとも後5日はホテルに缶詰です。

まあ、あたくしはそう遠くない将来禿げるだろうなというお話です。

今日は一日パソコンと睨めっこしていたわけですが、このホテルのデスク、目の前にでっけえ鏡があるので嫌でも自分の顔面に目が

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川名の療養日記2

川名の療養日記2

皆様ご機嫌麗しく。

昨日の投稿の反響がわりによくて嬉しい限りです。2回目の投稿も読みに来てくださってありがとうございます。

本日は、「戦争の次にユニットバスが嫌いである。」というお話をしていきます。

「戦争の次に」というのは川名が度々使う「嫌い」を強調する時に使う表現です。つまり川名の嫌いなものランキングには,そんなに多くはないけれど,同率2位が乱立しているわけです。

ユニット(unit)

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川名の療養日記1

川名の療養日記1

えー、あたくし、コロナ感染致しました。

本日、発症3日目にしてホテル療養になります。暇をもて余すと思うので低い志で療養日記をつけるとします。

まず、東京の隔離ホテルは10箇所弱存在し、空きがあるところに漸次飛ばされるそうです。赤坂や新宿にも隔離ホテルは点在し、地名に踊らされた僕は最強のカードを引くべく、架空の親戚を都心に設置して、「親戚が都心にいるので」と都心のホテルを受話器に向かって希望(懇

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