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【けっこう長引く「メンタルストレス」】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

コロナ禍。

ひんぱんに書き込む言葉。

「外出自粛要請延長」以降、今では感染症そのものよりも、「経済」の方に「強い不安」を感じる人が多いみたい。

「お金のストレス」は、「心身の力」をとても消耗します。

「ココロ」にも「体力」というものがあり、あまり「ストレス」や「緊張」を強いられると、「ココロの体力」がガクンッと消耗して、さまざまな「精神症状」や「身体症状」を引き起こします。


「お仕事」「事業」「職場」「経営」の「負担・不安」に押しつぶされそうになると、心がふさぐ。

今回の事態は、子供ちゃん達にも「おなじ」ような「ストレス」や「緊張」を強いています。

学校の「再開・再スタート」が不透明で、課題をたくさん出されたり、慣れない「動画」での授業などを受けて、幼ければ幼いほど「意味不明」なこうした時間は「ストレス」になりますね。

進学しても入学式もまだひらかれていない。
クラスメートどころか、担任の先生ともちゃんと顔を合わせたこともないような学生さんたちは、「不透明過ぎる先行き」に「不安」しか抱けないでしょうね。


楽観的なひとたちは、「休みだぁっ!」とばかりに「羽を伸ばし」て、この時期をやり過ごせるのでしょうが、「生活リズム」が不規則になったり、「昼夜逆転生活」に陥ると、これも意外と「体調不良」の大きな原因になります。


現在、博心堂鍼灸院には、そんな「ココロの体力」を消耗して「体調不良」を訴える人が増えています。

「五月病シーズン」で「梅雨入り前」のジメジメした陽気ですから、事前にこうした「体調不良」の予測はしていました。

「こんな時期だから、調子が気になったら、早めにみせてくださいね」なんてアナウンスもしていたのが、4月初旬。


すでに4月初旬は、「年度変わり」と「コロナ騒動」が原因の「ココロの体力消耗」症状を訴える人が多かったです。

「4月初旬」は「こわばり症状」。

今は「消耗・委縮症状」ってところですね。


「カラダの体力」は、「寝不足」や「偏食」が原因で「体力の消耗」が目立ちます。

便秘や下痢などの消化器症状がある人が多くて、「運動不足」による代謝低下なのか、「体が冷えて」いるひとが多いです。

「ココロの体力」が消耗している人は、「びっくりしやすい=恐れの感情エネルギーにとらわれて」いる状態ですね。

足腰から「委縮」がはじまり、胸や肩の「委縮」症状があると、「パニック症状」や「不安症状」、「気持ちの落ち込み」や「ウツ」。
あるいは、「めまいやふらつき」「起立性障害」を訴える人が多いかな。


4月初旬までは、季節が「春先」から「春本番」に向かう「寒さ・涼しさ」に影響される症状が目立ちます。

5月のゴールデンウィークあたりからは、「春から初夏」あるいは「初夏から梅雨」にむかう「暑さ・蒸し暑さ・湿気・うすら寒さ」など、「気温と湿度」に影響される症状が目立ちます。



「不安要素」が「同じ」でも、時期によって「カラダ」は「受け止める場所」をかえて過ごしていきます。

季節によってカラダは常にバランスを変化させていきます。
「バランス」が変われば、「負担の受け止め方」も変わります。

やっかいなのは、「バランス」が変わると、「それまで受け止めていたカラダのパート」は、「負担を解消」しないまま「働きが滞る」ことがあります。


カラダというのは、常に「一番気になるところ」から順番に「回復・調整」しようとする。

カラダのバランスが変わると、「しっかり回復・調整」することなく、「次に一番気になるところ」に「回復力」や「調整能力」をフォーカスしてしまう。


「季節をまたいだ体調不良」が「治りにくい」というゆえんです。


今、博心堂鍼灸院では、こんな「季節をまたいだメンタルストレス」をかかえて「体調不良」を訴えている人が増えている。

「カラダの体力」も「ココロの体力」も、消耗してしまうと、「回復する体力」がないまま「鍼施術」することになる。

「患者さんの体力」を「借りて」回復のお手伝いをする「鍼施術」では、そんな「体力消耗」する前に、おカラダ拝見できたらいいなぁと思っています。

「疲れない」で「楽に暮らす」ことは、とても意味のあることだし、「季節をまたいだ『しつこい』体調不良」をおこさないためにも、こまめな「心身のケア」は必要だなぁと、「不順なお空」を眺めながら、思いついちゃったので、note記事にしたためてみましたとさ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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