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2019/4/2 soarクラウドファンディング LIVE配信 勝手文字起こし(3/3)

先日アップした、NPO法人 soar(ソアー)さんのライブ配信文字起こし。
https://note.mu/nanbyojoshi/n/n55bb7338e10e (1/3)
https://note.mu/nanbyojoshi/n/n86ceba2749de (2/3)

その続編(3/3)をアップします。
soarの代表・副代表のお二人が今回のクラウドファンディングで「どういう世界を作りたいのか」「情報のセーフティネットとはどういうことか」が語られています。

■当日の音声データ

下記Twitterの画像をクリックすると、当日の音声を聞くことができます。

■クラウドファンディングで目指す世界 ー 「情報のセーフティーネット」とは

工藤:こういう思いがあって、みなさんからの寄付で運営するメディアになりまして。今サポーターのみなさんが630名かな、いつも毎月寄付をしてくださっていて成り立っています。ありがとうございます。

もう3年前、2年半前は、一人もいない状況から寄付会員をはじめたので、まさか短期間でこんなにたくさん寄附くださるとは思わず、とてもうれしいなあと思いながら日々運営をしているんですけれども。

今回はいつも寄付で運営しているんですけれども、今回はそれとは別にサイトを新しく生まれ変わらせるためのクラファンに挑戦しています。

今回のクラファンは「情報のセーフティーネットになる」っていうことを掲げているんですけど。最初私「情報のインフラ」みたいな感じで言ってることが多くて。そこからこの「セーフティーネット」(という表現)を考えてくれたのもジュンヤくんだったんですが。どういうところでそれを思ったか。

■困難に直面したときに安心できる情報を、soarで情報を探しやすい・アクセスしやすい状態に


モリ:そうですね。ひとつはうれしい話、(soarを)作ってよかったなって実感できた話のひとつに。元々知り合いだった人が身内だったりとか自分の身の回りで困難に直面した人が出たときに、情報を探しているときにsoarにアクセスできて、たまたまsoarにヒットして。記事を読んだことでそんなに心配しなくてもいいというか、なんかこういう風に生きられている人もいるんだっていうんで、安心できた・ほっとできたっていう話があって。

その状態を作れたことが、すごいsoarをはじめてよかったなと思えたことだったりしていて。

もともと思ってはいたんですけど、その人が当事者であることもあったし、自分の身の回りになにかしらの当事者である人も多かったりしていて、いつ自分が当事者の側になるかもわからないし、自分の周りの人がなにかしらの当事者になるかもわからないしっていう状態の中で。

そういった人たちがいざなったときに、じゃあどこでどうしたらいいのか、このままで大丈夫なんだろうかと不安になったりだとか。どうしてればいいのかっていうのがわからない時に、(soarに)アクセスしたときに希望になるような情報がないっていう状態だと、そのまま不安を抱えていたり、困ったなっていう状態のままになってしまうというのはとても辛いことだし悲しいことだなと思っていて

そういう人たちが情報を探しやすい状態、アクセスしやすい状態っていうのをどうやったら作れるんだろうかっていうのを思ったというのが大きな理由としてあります。

■明確な困難ではない「生きづらさ」を抱える人もサポートしたい

あとは明確な困難、明確ななにかしらの当事者性・マイノリティ性でなかったとしても、自分の弱さとどう向き合うのかって話だったりとか、自分の心をどういう風にメンテナンスしていくのか、整えていくのかみたいなことだったりとか。明確な困難とはいかないまでも生きづらさを抱えていたりだとか、どういうふうに生きていこうかっていうことに悩みを抱える人はたくさんいるんだなと思って。

soarの活動をする中で、記事として紹介してきたというよりは、イベントをやったりだとかいろんな方々、サポーターの方だったり読者の方との交流の中で、そういったことに困っている・困難を抱えているっていう人がいるんだなっていうことがわかっていたりしていて。

今後soarとしてはなにかしらそういう人たちにとって助けになるような情報の発信をしていきたいっていうのを、リニューアル・クラウドファンディングをするはじめる前から話をしていた。

■困難に直面したときに「あってよかった」と思えるもの、「セーフティネット」

先ほどの、自分もしくは自分の身のまわりの人が困難に直面したとき、情報を探したときに安心できるような状態をどうやったら作れるのか

なにかしらの当事者性・マイノリティ性を抱えているというところまでいかなくても、困ったとき、不安になったとき、つらいなと思ったときに、たまたまアクセスできるでも、soarに行けばなんとかなると思ってアクセスするというのでいいですけど。アクセスしてほっとできるとか、助かったと思えるとか、喜べるような状態を作れるといいなと思っていて。

それって例えるならインフラというよりは、やはりセーフティーネットみたいなイメージの方があるかなと思って。
「なにかあったときに、あってよかった」っていうものとしてsoarが機能していけるといいなと。

インフラってあって当たり前で、それに対してあってよかったとか、水道とか電気・ガスに対してこれあってよかったと感じることってなかなかなくて。


soarが価値を発揮するタイミングってどちらかというと「日常のシーン」というよりなにかしらの「困難」だったり「不運」に直面するタイミングだと思うんですよね。

放っておくと大変な方に落ちていってしまう、大変なふうになってしまうというときに助けになれる、あってよかったってなるような…
(音飛び)
今の社会にはそれが足りていないないんじゃないかなと思ったので。

soarという存在を「情報のセーフティーネット」にしていけるといいかなと思っています。

リニューアルでやりたいなと思っていたのは、検索とかも含めて、探したときにアクセスしてもらいやすいようなサイトに変えていきたいっていうのもありましたし。

情報を探しにsoarに来てくれた人が、soarの後に情報を探しやすい状態っていうのをどう作るか。

そういうリニューアルの方向性でやりたいことも含めて「情報でセーフティーネットを作っていくんだ」っていう目指す方向はしっくりくるかなと。

■「安心して絶望できる人生」

工藤:よく私イベントのときに、私の大好きなべてるの家の向谷地生良さんの著書の話をするんですけど。

タイトルが「安心して絶望できる人生」っていうタイトルで。
すごくそれよいなと思っていて

なんか絶望したとしても、なにか失敗があったりとか困難があったりしても、その先に必ず希望があるっていうふうに思えて、誰かが助けてくれるっていうふうに思えて、だから安心して絶望できる。そういう人生を送れる社会にしたいっていうようなことをいっていまして。

それが私はすごく好きで。soarでもできたらいいなというふうに思ってて。

なにかこう絶望したとしても、あ、soarがあるからきっとsoarを見たら自分を受け止めてくれるんじゃないだろうかっていうふうに思えるような。そういうものにしたいなと。それが「セーフティネット」みたいな言葉にすごくあっているかなと思って。

今回のクラファンは「情報のセーフティーネットを作る」というために、やっています

■クラウドファンディングの進捗現状

(サイトリニューアルで)変わるところが色々とあって。
検索をいろんな探し方でできるようになるとか。
アクセシビリティ…いろんな人が使いやすいようなメディアに生まれ変わるというような変更があります。

今本当にたくさんの方に支援いただいていて。426人の方から455万円をいただいています。多分クラウドファンディングはいろいろある中でもかなり支援者数が多いと思うんですけど、3000円から支援できるんですけど。いろんな人が少しずつ少しずつ力を貸してくださっていて、今55%まで来たんです。

あと24日で800万円。なんとかなんとか頑張りたいなというふうに思っています。

やっぱりsoarがどんどんどんどんいろんな人に届いていくことで、生きづらさや困難がある人たちが少し楽になれたりとか、希望を持てたりとかしていくだろうということを私たちはとても信じているので。ぜひ私たちの思いに共感してくださったみなさんは、クラファンご支援いただけるととてもうれしいです。

■クラウドファンディング ー 支援額とリターンの種類

3000円からご支援できて、いろいろリターンがあります
1万円を入れるとイベントに参加できたり。東京と大阪で開催するんですけど。
私たちが今販売しているブレンドハーブティーの「soar tea」がもらえたりとか。

高額の支援になってくると、私やモリを含め理事の1日を買える、1日一緒に何かさせていただきますみたいなこととか。企業研修もあります。

いろいろリターンがありますので、ぜひ可能な範囲でご支援していただけるとうれしいです。

■支援だけでなく、情報のシェアがうれしい

支援だけじゃなくて、TwitterとかFacebookとかご自身のSNSでシェアしていただけるだけでもとてもうれしいです。みなさんのお友達に情報を伝えられるととてもうれしいので。

なにかしらの形で参加していただけると、私たちもとても心強いです。

あと24日なのでもう3週間ぐらいなんですけど。今、せっせせっせとスタッフのみんなはですね、ご支援いただけるように頑張っていますので。もうご支援くださった方もいると思うんですけれども、あと24日。見守ったり参加したりで応援してもらえるとうれしいです。ぜひよろしくお願いします。

今日見てくださった方、もしよかったら Twitter は #soar応援 でsoarへの応援コメントをツイートしてもらえたりすると、私たちリツイートさせていただくので、励みになりますのでお願いできますとうれしいです。

次回はですね。4月11日にまたライブをやります。今度はsoarのスタッフが、編集部のスタッフと事務局のスタッフがまた私と一緒にお話しますので、それも楽しみにしてください。

…言い残したことあります?

モリ:言い残したこと…?あと24日?…頑張りましょう(笑)。

工藤:頑張りましょう(笑)。ここまで400名以上の方が支援してくださっているので、オール オア ナッシンングなので(※クラウドファンディングの目標金額800万円を達成した場合にのみ支援される方式)1円でも足りなかったら1円ももらえないっていう。今まで支援してくださったみなさんの思いもなくなってしまうので、なんとしてでも達成させたいと思います。

では、お付き合いいただいてありがとうございました!
ぜひ感想もシェアしてもらえるとうれしいです!

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(文字起こしここまで↑)

4月2日配信分の文字起こし、他の記事はこちら↓。
https://note.mu/nanbyojoshi/n/n55bb7338e10e (1/3)
https://note.mu/nanbyojoshi/n/n86ceba2749de (2/3)


■soarクラウドファンディングページ


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