山本直生(やまもとなおき)

素直に生きると書いて、直生です。

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最近の記事

Vol_27:「会って話すことが大事」とか嘘

昨日、高校時代の友人と食事をしてきた。 最近こそ、会う機会が増えたが、 それまでは一切会う事も、考えることもなかった。 卒業から数えるともう15年前になる。 ありきたりの感想ではあるが、昔と変わらない。 一瞬であの時代にタイムスリップできた。 みんなもう忘れてしまったかもしれないが、 2020年にコロナが流行したとき、 人との接触は控えるように呼びかけられ、 国からは緊急事態宣言が発せられ、街中に自粛警察が現れた。 このnoteのように「昨日友達と会ってきた!」 なんて言

    • Vol_26:感情のリサイクル

      誰かに辛く当たったり、 きつい言葉をかけてしまったり、 そんな自分が嫌になる瞬間はないでしょうか。 ただそれは、自分が悪いというよりも、環境や相性の問題であることが多い。 ついつい人は「本当の自分」や「自分の本性」があると考えがち。 なので、「自分」なるも のを探して、バックパックを背負う旅が流行った時期もあった。 が、、、旅先に「自分」なる存在が落ちていて、それを偶然見つけるなんてことがあるわけない。 なぜなら「自分」は、環境によって変化するのが当然だから。 バッ

      • Vol_25:マネジメントの正体

        いきなりではありますが、僕は記念日というものに関心が薄いです。 とくにこの年齢になりますと、 自分の誕生日などホントにどうでもイイことでありまして、 何も特別なことをやることなく、普段と同じように過ごしています。 だいたいその日が誕生日であることなど忘れています。 親切な友人からLINEをいただいて気づくというのが毎年のパターン となっております。 そして、自分の誕生日だけでなく、他人の誕生日も気にしません。 そのため記念日を重視してる友人・知人に対しては不義理を重ねて

        • Vol_24:親の無謬性

          ご無沙汰しております。 最近は、組織マネジメントだけでなく、子育てにも悩んでいます。 悩みのテーマは「無謬性(むびゅうせい)」 スマホの普及で未成年とか子もどが色々な情報に触れる世の中になってきました。子どもに対する情報規制の強化を主張する人がいて、これはこれで分からないでもないのですが、僕はかなり自由にやらせています。 息子はすでにiPadを使いこなし、彼にレコメンドされてくる動画をどんどん見ています。気づけば海外のグロテスクな動画にたどり着いており、それを興味津々に

        Vol_27:「会って話すことが大事」とか嘘

          Vol_23:バイキングの醍醐味

          出張に行くとき、できる限り食事の店は決めない ようにしている。予約しても急に仕事で行けなく なることがあるし、その日によって食べたいもの が変わるかもしれない。何より、目的もなくあち こち散策し、気になった店にふらりと立ち寄るの が好きだからだ。 食べログ3.5以上の名店や、誰もが知ってる人気店 も良いが、メイン通りから少し離れたところにあ る、隠れた地元店も良い。人の良さそうな店主が いて、地元の食材を使った料理があり、カウンタ ーには常連客らしき人たちが酒を飲みながら笑

          Vol_23:バイキングの醍醐味

          Vol_22:根本と本質とは

          コロナのずっと前の話です。 当時僕が住んでいた小田急線の「鶴川」という駅 がありまして、そこから都心に行くには2駅先の 新百合ヶ丘という駅から急行に乗り換えるのです が、そこから出る電車は超満員で有名でした。 ある日のこと、今日もさぞ混んでるだろうなぁ~ と思いながらも、こんなことでクジけてはいけな いと自らを励ましつつ7時40分に乗車。ところが、 混んでいることは混んでいるのですが、それまで の超満員というほどでもない。 はてさて…?と辺りを見回してみると、 優先席以外

          Vol_22:根本と本質とは

          Vol_21:短所は味わいになる

          「お待たせいたしました。オムライスです。」 『え、私が頼んだのはハンバーグですけど?』 「すみません、間違えてしまいました…」 宮沢賢治の小説にある「注文の多い料理店」ではなく、 『注文をまちがえる料理店』が、愛知県岡崎市にある。 店員は認知症の方がほとんど。 注文を間違えたり、 料理を運ぶお客様を間違えたり、 それでも、常連のお客様がさりげなく手助けしたりして、店は繁盛している。 レストランとして致命的と思われる「不完全さ」が素敵なコンセプトによって長所になっ

          Vol_21:短所は味わいになる

          Vol_20:知行楽そして游

          先日、大学院でグループワークがあり、 同グループのメンバーに『知好楽(ちこうらく)』という言葉を教わりました。 僕自身、とても気に入ったので共有させていただきます。 「知之者、不如好之者。好之者、不如楽之者」 (これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず) これを略して「知・好・楽」(ち・こう・らく)といいます。 「何事をやるにしても、知ってるだけの人より好きである人が勝っており、 更に好きだけの人より楽しむ人が勝っている。つまり、

          Vol_20:知行楽そして游

          Vol_19:コボちゃんの優しさ

          みなさんは『コボちゃん』をご存知でしょうか。 読売新聞で連載されている4コマ漫画です。 今日はその中で一つ、 私が好きなエピソードから「優しさ」について書かせていただきます。 本来なら4コマ漫画を載せれば一発で分かりますが、 noteなので内容を文章でお伝えします🖊 女の子と風船ある日、街中で風船をもらったコボちゃん。 ところが次の瞬間、近くにいた女の子が転んでしまい、 手に持っていた風船を離してしまいます。 ぐんぐん空へ上がっていく風船を見て、 やがて女の子は泣いてし

          Vol_19:コボちゃんの優しさ

          Vol_18:つけ麺事件

          新型コロナによって注目されたサービスの1つに 「UberEats(ウーバーイーツ)」があります。 全国では対応していないエリアもありますが、 東京ではウーバー配達員を見ない日はないです。 UberEatsの仕組みは、 ユーザーがアプリ上で食事を注文すると、 配達パートナーと言われる方が、注文された食事を飲食店から受け取りユーザーの手元まで届けます。 しかも、 配達パートナーは空き時間を利用した一般人です。 宅配業者ではなく、 「今近くにいて時間が空いている人」が一

          Vol_17:空中戦と地上戦

          僕はよく、空中戦と地上戦という話をします。 ビジネスにおける空中戦とは、 例えば広告、PRなどを活用して広く世の中に情報を伝えて、お客様がサービスを知ってくれて、お客様から企業に問い合せをしてきてくれる。 webマーケ、SNSマーケ、コンテンツマーケなど、プル型のマーケティングのことです。 職種で言えばマーケターや広報、企画などが代表的です。 対して、地上戦というのは、 例えば電話、FAX、訪問、イベントなどを通じ、ターゲットを明確にしたうえで直接企業からアプローチを

          Vol_17:空中戦と地上戦

          Vol_16:ゲリラ豪雨を避けるには

          早いもので6月。 あと30日で2022年の半分が終わり、 季節は本格的な夏へ移っていくが、 今年はどれほど厳しい暑さとなるだろうか。。。 ほどほどで終わってほしいと願っているが、 すでに「厳しい夏」が昨日から始まっている。 毎週録画をするくらい好きなTVに 「カンブリア宮殿」という村上龍の番組がある。 いつかの放送で株式会社ウェザーニューズが取り上げられていた。 株式会社ウェザーニューズは「ウェザーニュース」という天気予報アプリを運営する世界最大の民間気象会社だそう。

          Vol_16:ゲリラ豪雨を避けるには

          Vol_15:今こそ求められる「悪球打ち」

          7回1アウト一、三塁。 打者が放ったライナーが遊撃手に好捕され、 一塁走者は戻れず併殺でチェンジ。 ところが、1点入った。 野球を知らない人はハテナが飛び交っているいるだろう。笑 甲子園で実際に起きた出来事である。 攻撃校は、三塁走者が突っ込み併殺前にホームインしていた。 対戦校が失点を防ぐには、三塁でアウトを取るアピールが必要だった。 走者はこの「ルールの盲点」を漫画で知ったという。 そう、水島新司さんの『ドカベン』である。 試合後のコメントで「狙っていた

          Vol_15:今こそ求められる「悪球打ち」

          Vol_14:欠かせぬ人々を癒す

          『 How are you ?』と訊かれたら 『 I'm fine, thank you 』と返すのだと教わったのは、中学1年の時である。 しかし現在、 I'm fine, thank you(おかげ様で元気です)と、 口にするものの、何となく心が晴れないのは、 戦争一色となっている世界中の ”くもり“ が拭えないためでしょうか。 人類がウィルスを克服する前に、 ロシアのウクライナ侵攻が続く。 すでに避難民100万人超が欧州へ押し寄せている段階で、 わが国も避難民の受

          Vol_14:欠かせぬ人々を癒す

          Vol_13:新しいお小遣い制

          子供の頃、棺桶のような形をした箱の上にお金を置くと、中から青白い手が伸びてきて、硬貨を取り込む仕掛けの貯金箱を買ってもらった。 初めのうちは面白がって何枚かお金を置いたが、貯金がたまる前に飽きてしまった気がする。 当時は小遣いをもらってもすぐに欲しい物に使ったものだ。ミニ四駆とかハイパーヨーヨーとかに散財していた。 なので、いくら貯金箱が変わっても貯金の習慣は身に付かなかったが、いつの頃からか買い物のおつりをためるようになり、ある日、中をのぞくと結構な金額になって

          Vol_13:新しいお小遣い制

          Vol_12:忙しいあなたへ(僕へ)

          僕が、朝起きられないのは、遅くまで働いていたから。 低い給料のせいで広い部屋に引っ越せないし、 だから収納が少なくモノが散らかってもしょうがない。 広い部屋に住めさえしたら、きっと片付いているはず。 あぁ、もっと恵まれた環境なら。 僕も本気を出せるはずなのに。。。 こんな事言ってる人がいたら、ちょっと笑っちゃいますよね。 他責思考では人生が好転することはなさそうですし、周りから魅力的に思われることもないでしょう。 さすがに、ここまで極端ではなくとも、 実は僕たち

          Vol_12:忙しいあなたへ(僕へ)