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展覧会レポ:クリエイションギャラリーG8「JAGDA新人賞展2023 石塚俊・藤田佳子・矢後直規」

【約1,500文字、写真約15枚】
新橋にあるクリエイションギャラリーG8(以下、G8)に初めて行きました。その感想を書きます。

結論から言うと、良かった点は、1)特に企業のPRなどに携わる人や、デザイナーなどの方にとっては参考になる、2)無料(リクルートに感謝!)、3)新橋からアクセスよし、という点でした。

▶︎ G8へのアクセス

G8へは新橋駅から徒歩約5分。住所は中央区銀座ですが、ほぼ新橋です。銀座駅から行けなくはないですが、歩くと約20分かかりそうです。

エントランス

住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F

▶︎ G8について

趣を感じるサイン

G8は、リクルートHDが1985年から運営する日本を代表するクリエイターや優れたデザインを紹介するギャラリー。「デザインを通じて、豊かな生活の提案や、さまざまな出会いをつくる場所を目指して、活動を続けています」とのこと。

近所にあるリクルートHDが運営するGG(ガーディアン・ガーデン)は、公募展を通して、これからの活動が期待できる若いクリエイターの活動を応援するギャラリーとなっており、G8とGGは目的が違います。

G8のギャラリー面積は約120m²あり、GGの2倍以上あります。また、エントランス部分には、コンセントやwifiが使えるベンチスペースがありました。そこでは、リクルートで商談する前の取引先様が待っていたり、ギャラリー目当てに来た来訪者がゆったりしていました。

▶︎ 「JAGDA新人賞展2023 石塚俊・藤田佳子・矢後直規」

メインビジュアル

1978年発足のJAGDA(公社日本グラフィックデザイン協会)は、現在、会員数約3,000名を誇るアジア最大規模のデザイン団体。年鑑『Graphic Design in Japan』の発行などを行なっており、その中から有望なデザイナーに「JAGDA新人賞」を授与している、とのことです(今回で41回目)。

会場は広くないので15分程度で見終わります。さまざまなグラフィックデザインが掲示されており、自身のインスピレーションが広がりました。
企業などのメッセージを様々な媒体やデザインを通して、いかに消費者の心に訴えるか、そこには難しさとともに無限の可能性があると思いました。

印象に残った作品

(株)サン・アド、(株)船場、(株)NORAなどが携わっている「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」(2022年5月オープン)。企業のサステナビリティ活動を消費者に伝えるか、どこの企業も苦心していると思います。この施設内では様々な切り口で、プロダクトとともに企業の思いを分かりやすく、楽しく伝えていると感じました。是非、現地に行ってみたい。

2020年2月に訪問した時、この施設はまだなかった。残念!

その他の作品や風景

▶︎ まとめ

いかがだったでしょうか?デザイナーの方はこのような場で賞をとることで、今後の仕事につながっていくのでしょうか。企業のPRなどに携わる方やデザインを起こす人にとっては、参考になる展覧会だと思いました。

▶︎ 今日の美術館飯

カフェテラス ポンヌフ (東京都/新橋駅) - ハンバーグスパ (¥1,100)

▶︎ 補足

展覧会名:JAGDA新人賞展2023 石塚俊・藤田佳子・矢後直規
場所:クリエイションギャラリーG8
おすすめ度:★★★☆☆
会話できる度:★★★★☆
ベビーカー:ー
会期:2023.4.18 火 - 5.27 土
住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
アクセス:新橋駅から徒歩約5分
入場料(一般):無料
事前予約:不要
展覧所要時間:10〜15分
混み具合:ストレスなし
展覧撮影:すべて撮影可能
URL:http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/2304/2304.html

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