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人と比べる思考は今日で手放してしまいましょう!

私たちは、誰かと比較して劣等感を感じやすい傾向があります。
友人と比較したり、職場の人と比較し、自分が劣っているような気がしてしまい、それが原因で怒りが沸いたり、落ち込んでしまうことはよくある話です。

しかし、劣っている人など存在しません。
「劣っている」ではなく、人それぞれ学ぶ課題があるのです。
人それぞれ、学びの過程があり進化するチャンスが与えられています。

学ぶことがあるということは、学ぶためにふさわしい環境に身を置くこと。

しかし「自分が思い描く環境にいけていない」のであれば「まだ、そこに学び残しがあるよ!」というお知らせです。なので「そこにある課題をクリアしてね!」ということなのです。

つまり劣っているのではなく、まだそこで学ぶことが残っているというだけ。

これを学校の進級に例えてみると、
大学一年生から大学二年生へ進むには、大学一年生での学びを終えなければなりません。それと同じく、人生も同じです。
今起きている出来事の課題をクリアしなければ思い描く環境へ行くことはできません。現在の課題をクリアしたとしても進む先には、また新たな課題が待っています。

そして、私たちが今まで選択している道は自己責任であり自分の選択であるということです。

例えば、
・試験に合格した。
・新しい会社へ転職をした。
・家を引っ越した。
・恋人ができた。
・恋人と結婚をした。

このような挑戦や選択も学校の進級に例えると、次の学びへ進めるだけの課題を学び終え、進級したという経験にすぎません。
そして、ここからもまた新たな課題が待っているのです。

このような出来事も、それぞれが新たな学びのステップであり、これからの課題に向かっていくための経験(学び)です。

大学生の話に戻りますが、大学一年生と大学二年生を比較しても、大学二年生が優れているわけではありませんし、同様に大学一年生が劣っているわけでもありません。従って私たちは優劣の視点で物事を評価することに留まらないのです。

優劣という価値基準を持って何かと自分を比較するのではなく、どのように成長し進化していくかに焦点を当てることにことで「私は未熟だ」という自己評価から抜け出し「私にはまだ発展の余地がある」と前向きに受け止めることができます。

起きた出来事や感じた感情にはどのような課題が与えられているのでしょう。その課題はあなたに何を教えようとしているのでしょうか。

出来事によってはネガティブなことに思うかもしれません。
しかし、この世の中とは光と影があり、昼と夜があり、コインにも表と裏があります。世の中にあるものは全て表裏一体です。

一見、ネガティブに見える出来事の裏側にはポジティブな側面も存在しています。

例えば、
「いつも、誰かと比べてしまってネガティブになってしまう」という経験をしたとします。

この経験を通して、自分と同じように悩んでしまっている人の気持ちが誰よりも分かる。その経験があったからこそ人の気持ちがわかるし、人に寄り添える。相談に乗ることができる。

このような結果に繋がっていく経験なのかもしれません。そうするとあれはダメな経験ではなかった。「あの経験がない人生なんて考えられない」という未来は作れるのかもしれません。

だからこそ「自分は大丈夫だと思え!」
そんなエールを送りたいのでなく、
あなたの中にも特徴があって、この経験が何かの役に立ったり誰かの役に立つんだということを信じてほしいのです。

自分は劣っている、ダメだと思い込んでしまうことは、ある種の才能でもあります。この思い込める力は才能なのです。
だからこそ思い込みの力を良いように使うことが大切です。

思い込みの力を利用すれば自分にとって悪い結果を生み出すことができますが、それと同時に良い結果を生み出すこともできるということ。
思い込みの力がどのように作用するのかは

「思い込みの力がもたらす可能性」
という記事に詳しく書いていますので是非ご覧になってください。

思い込みをポジティブな方向に使うことで、自分の表現の仕方が大きく変わり、よりシンプルかつ前向きなものになっていきます。

どこまでもあなたらしくあること。
あなたらしく存在する方法はあなたの中にあるのです。






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