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ダイエット・ボディメイクに役立つ科学のおはなし

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ダイエット&ボディメイクの離脱を防いだり、説得力や信頼性を増すような情報を、海外の学会、論文から集めました。
しっかりとした知識に基づくお話は、説得力と信頼感向上に役立ちます。ダイエッターの周りは情報だらけ、… もっと詳しく
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記事一覧

体内時計とダイエットの関係

体内時計とダイエットの関係

「寝る前に食べると太る」というのはよく聞くと思いますが、人間の体内時計、食べ物を食べる時間、肥満との関係を調べた研究がこの3月に発表されました。朝ごはんを食べるか、抜くかについて、体内時計の観点から大きな進展があったことをご存じでしょうか?
何気に話していることも背景知識があると、説得力が増すものです。今日はそんな体内時計のことをお話します。

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リバウンドの繰り返しはあとから影響が現れる

リバウンドの繰り返しはあとから影響が現れる

体重が減ったと思ったらほっとしてリバウンド。誰にでもあるようなことですが、リバウンドはしばらくたってから悪い影響が現れる、と聞いたらどうでしょうか。こんなダイエットのリバウンドの恐ろしさについて、今年4月にアメリカで開催された学会、Experimental Biologyで2つも発表がありましたので紹介します。

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おなかが空くのはからだと脳の仕組み

おなかが空くのはからだと脳の仕組み

おなかがすいたという空腹感とうまくつきあえれば、こころとからだが整っていきます。そこで、今回は空腹感がどこからくるのか、どう付き合っていけばいいかを説明します。ボディメイクが楽になりますよ!

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こころを満たす科学の話:腸と脳の関係「セロトニンとドーパミン」

こころを満たす科学の話:腸と脳の関係「セロトニンとドーパミン」

今日はダイエットに関係する科学の話として、腸と脳の関係、そしてこころの安定に必要な物質「セロトニン」と「ドーパミン」を紹介します。お腹を整えれば、こころの安定につながります。

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カロリーの低い人工甘味料を考える(Experimental Biology2022より)

カロリーの低い人工甘味料を考える(Experimental Biology2022より)

2022年4月2日~5日まで、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアでExperimental Biology(実験生物学会)が開催されました。そのなかで、人工甘味料について、注目すべき発表がありました。

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ダイエットにつまづくのは意志の力だけではなく、脳の仕組みも関係する

ダイエットにつまづくのは意志の力だけではなく、脳の仕組みも関係する

ダイエット挫折は本人の意思だと思いきや、脳の仕組みも関係しています。あなたのせいだけではありません。ダイエットをやめたくなっても、客観的に受け止められたら、続けられます。そこで、ダイエット挫折を食い止めるための知識を簡単に説明します。

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「白黒思考に陥りそうなときは逃げていい」心から整えるボディメイキング

「白黒思考に陥りそうなときは逃げていい」心から整えるボディメイキング

健康的じゃないわかっているのに食べたくなるのは、ひとは自分の中と、外部環境からの情報の両方で食べ物を選んでいるからだそうです。

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子どもの肥満とマインドフルネス、保護者に関する科学のおはなし

子どもの肥満とマインドフルネス、保護者に関する科学のおはなし

今回は子どもの肥満とマインドフルネスとのかかわり、保護者の影響について、科学のお話をします。

健康的じゃないとわかっているのに食べたくなるのはなぜ?研究報告からロジカルに考えてみる。

健康的じゃないとわかっているのに食べたくなるのはなぜ?研究報告からロジカルに考えてみる。

「健康的」なものを食べなきゃ、と思ってもやっぱりときどき「健康的じゃない」と思われるような食べ物も食べたくなります。

これは、こころだけでなく外部からの情報も考えてから、食べたいものを決めているからです。

とはいえ、「健康なもの」と「健康じゃないもの」とを選ぶ基準って何でしょうか。この回答のヒントになりそうな、どのような基準で人は食品を選ぶのか、という論文を紹介します。

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