【2024年4月】 読んだ本 7冊
こんにちは、できるなら本にまみれて死にたいネコカスです。
4月はKindle読書があまり進まず、7冊の読了。
今月はがんばって早めに感想を書き上げました。
最後まで読んでもらえると嬉しいです。
死神の浮力 (文春文庫)
伊坂幸太郎
3月に引き続き伊坂作品。
この作品は「死神の精度」という本の続編になるのかな?
何も知らずに読んだけど、前作読まずに入っても全然大丈夫でした。
本当ならシリアスな内容なのに、どこか魔の抜けた千葉さん(死神)の存在によってうまく中和され、一見ほのぼのとも思える内容になるのは不思議な感覚。
二転三転する内容は最後まで楽しむことができた。
「死神の精度」も読んでみます。
タクシードライバーぐるぐる日記 (フォレスト出版)
内田正治
Audibleで見つけて、なんとなく聴いてみました。
このシリーズは作者のエッセイというか体験談です。
知り合いにタクシードライバーはいないので、この世界ならではの話がとても面白かった。
初めてお客を乗せる緊張感や免許の仕組み、勤務体系や支給額、1日の平均売り上げなど事細かに書かれています。
今までもタクシードライバーに対して横柄な態度はとったことはないが、今後はより一層感謝と尊敬の念を持って乗車しようと感じた。
コールセンターもしもし日記 (フォレスト出版)
吉川徹
タクシーからの流れでAudibleで。
非正規雇用なんて僕には考えられない生き方だけど、がんばって働きある程度お金を貯めたらタイに遊びで滞在する話は羨ましかったです。
そんな生き方考えたこともない。
作者と同じく僕も子供たちの養育費を払っている身なので、共感するとこも少なからずあった。
養育費を払い終える時は、子供たちが大人になった証として、その日を楽しみにしています。
マンションん管理人オロオロ日記 (フォレスト出版)
南野苑生
こちらもAudibleで。
マンション経営の体験談かと思って聴いたけど、住み込みで働く管理人夫婦の話でした。
住人や管理会社の理不尽な言い分によって四苦八苦されていて、たぶんこの仕事が一番大変そうでした。
僕ならとっくにキレてる。
さすがに同じシリーズを聴き続けると飽きが出てくるので、しばらくこのシリーズはおしまい。
ねじまき鳥クロニクルー第3部 (新潮社)
村上春樹
3月は中途半端に第2部までしか読めなかったので、感想が分かれてしまいました。
ここにきて主人公の妄想爆発です。
妄想や現実の行き来で正直わけわからんくなる。
そして最後まで確信めいたことが名言されない。
村上春樹さんはこれがあるんだよなー。
いつもモヤモヤして終わって、結局何だったのか記憶に残らない。
いや、面白かったけど。
また別の作品読むけど。
村上春樹さんはエッセイの方が好きです。
成瀬は天下を取りにいく (新潮社)
宮島未奈
2024年本屋大賞受賞作。
感想をひとこと、面白かったー。
話は、成績優秀なんでもできる個性的キャラ「成瀬」を中心に流れる短編物。
デパートが閉店するから、閉店まで中継されるテレビに毎日映り込むとか、中学生ながら突然M-1 に出るとか、わけわからない行動と成瀬の魅力にどんどん引き込まれていきます。
本屋大賞受賞も納得の一冊。
成瀬大好き。
続編「成瀬は信じた道をいく」も絶対読みます。
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)
井上真偽
ほんタメのたくみさんが紹介していたので楽しみにして読んだけど、ちょっと僕には合わなかった。
謎の中国要素によって文章が非常に読みづらい。
漢字も読めないので登場人物の名前が覚えられない。
そして複雑で特殊なストーリーに頭の中は常に???でした。
「アリアドネの声」はとてもよかったので期待していたのですが残念です。
続編の「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」を読むかは一旦保留にしておきます。
4月のまとめ
ということで4月に読んだ本のまとめです。
今のところ今年に入って31冊読了。
今年も年間100冊目標なのでペース上げなやばいなーとは感じています。
でも夏はフェスとか行きたいし、旅行も行きたいし、どうなることやら。
まあ、達成できなくても別にいいんですけどね。
読みたい時に読みたい本を読んでいるだけなので。
100冊達成に特に意味なんてないし、気の身気のまま好きな読書を楽しみたいものです。
この記事がよっかったと言う人、他の月の感想もぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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