マガジンのカバー画像

【萩尾望都】関連

17
かつて私の一番尊敬するまんが作家であった萩尾望都。その萩尾望都の作品に関するあれこれ。やみくもに賛美してもしかたがない、という姿勢でたまーに更新。
運営しているクリエイター

記事一覧

『青のパンドラ』第9回目の1――神秘のかけらもなく

今回は、さらに掲載ページが減って10ページのみ……、 もはや、ペン入れが間に合わないとかい…

Reiko.A/東 玲子
5か月前
4

萩尾望都の『学校へ行くクスリ』

前回、バラの根を頭にからませたフォンティーンのことを、 大島弓子の『草冠の姫』に出てくる…

Reiko.A/東 玲子
6か月前
3

それも愛なのか-ー『青のパンドラ』第8回目の2

やっぱり前回は、話の途中でぶつ切れになっていたようだ。 今回は、あからさまに物語の通し番…

Reiko.A/東 玲子
7か月前
2

『青のパンドラ』第8回目につき、

ようやく、話は進んだ。 バリーがいざとなって躊躇することなく、ざくざくと薔薇の根を切って…

Reiko.A/東 玲子
9か月前
1

『青のパンドラ』第7回目――「大きく息を吸って」――

そろそろ続きが出るはずだから、なにも言わないでおいたけれど、 やっぱり第7回目について言っ…

Reiko.A/東 玲子
9か月前

『青のパンドラ』第6回目――取り乱す人々(人じゃないけど)――

さて、『青のパンドラ』が<flowers>の6月号で再開されたが、話がまったく進んだ気がしなかった…

2

アランはよみがえったが……ポーの一族『青のパンドラ』小休止

クライマックスシーンでは、荒々しく見苦しい闘いが5、6ページにもわたってくり広げられ、 自分のことしか考えていない人たちばかりが出てくる物語の割りには、 バリーがなぜ、エドガーとアルゴスとの闘いで、 エドガーに加勢するのかわからなかったし (『ユニコーン』の章でアランを口説いていたように、バリーはほんとにアランが好きなわけ?)、 ようやく手にした大事な「炎の剣」で敵に立ち向かうというのもいささか不自然だったし (万一破損したら、お兄さんを助けられなくなって困るはず)、 結局、

ポーの一族『青のパンドラ』の第4回目

<flowers>の1月号を買ったら、萩尾望都の『青のパンドラ』が載っていた。 あたりまえだ………

4

『青のパンドラ』第3回目――シスターベルナドットのりりしさ――

<flowers>の11月号を買ったが、萩尾望都の『青のパンドラ』の続きが載っていなかった。 で…

5

やはりやかましい……『青のパンドラ』

『青のパンドラ』の2回目が、<flowers>に掲載されたが、相変わらず誰も彼もが騒々しい。 ま…

7

『ポーの一族』の新章――『青のパンドラ』――についてちょっと

そろそろまたやるはずだよなあ、と思っていたら、 "再開"『ポーの一族』の新しい章が<flowers…

8

ヴィジョナリー(HSP)としての萩尾望都

今年、ショックだったことの一つは、 萩尾望都が『一度きりの大泉の話』を上梓したことであり…

2

城章子の『見果てぬ夢』(に垣間見える大泉の影)

萩尾望都に、今回の告白本である『一度きりの大泉の話』を書くように勧めたのは、 マネージャ…

30

萩尾望都の『一度きりの大泉の話』と、『世界の終わりにたった一人で』

本屋に行ったら『一度きりの大泉の話』が平積みになっていたんで、 ああ、これが最近一部で妙な具合に話題の……と思い、買って読んでみた。 萩尾望都のファンであることは自認している私だが、 エッセイなど、文章で著したものは必ずしも読むわけではない。 しかし、これには彼女と同じく、大家レベルのまんが作家である竹宮惠子が、 かつて萩尾望都に「なにかした」ということが書かれているらしかったので、 そこのところが引っかかって読んでみようという気になったのだった。 そうしたらのっけから、