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GTO+を使ってポーカー(NLH)の集合分析をやってます。 ブログ:https://hmpokergto.hateblo.jp/ Twitter::@NENDERS_Poker

最近の記事

【GTO+】模擬戦機能(Play against the solution)について

いつものターンの集合分析は一旦置いといて、面白い機能がGTO+に導入されたので、特集記事を書きました。 ●GTO+(v1.2.1)の機能について GTO+にアップデートが入って、こんな機能ができました! まだベータ版のようなので、GTO+公式サイトの緑色の先行バーションでお試しできます。青色の現行バージョンでは、まだできません。 ちなみに、GTO+のソフト自体の詳細については、前記事をご参考くださいね。 ●「Play against the solution」(機能編

    • ターンカードは誰のもの?~ボードファクター別EQ・EV分布~

      こうして記事を書いていると、有難いことに、たまにnoteでサポート(投げ銭)を頂いたりします。 これまで、そのお金の使い道は特に決めていなかったんですが、ふと、貰ったサポートをプライズプールにして、フリロトナメを定期的に開催したら面白いかな、とか考えているところです。 趣味で続けている集合分析の記事を起点に、サポートがフリロを通じてまたプレイヤーに分配されていけば、一種の経済循環みたいで綺麗ですね。 (とはいえ、今のところ$40ほどのプライズプールしかありませんが。)

      • (分析家向け)ターンの集合分析におけるボードファクターおよび計算式の設定について

        さっそくターンの集合分析を始めています。 今回は、ターンの集合分析におけるExcelの計算式を紹介します。 手探りで試行錯誤しているため、もっとスマートな式ができるよ!など、ご意見をお待ちしてます。 1.シチュエーションSnowie Preflop Adviserのレンジを使ったBBvsBTN(3bet pot)を想定します。 <Preflop> pot1.5bb BTN:2.5bb raise ⇒BB:7.75bb raise ⇒BTN:7.75bb Call <F

        • ターンの集合分析を始めるうえで

          知人に誘われて、今週末のAPT仁川(8/9~8/12)に行くことになりました。 ここのところ筋トレしかしてないんですけど、無意識にカード握りつぶしたりしないかな?大丈夫かな? ターンの集合分析は、フロップと何が違う?近年、PioSolverやGTO+といったGTOソフトの台頭に併せ、国内外のGTO界隈では、プリフロップやフロップの集合分析が進められてきました。 前世代のまとめブログやこのNoteでも、主にフロップを分析対象として、様々なシチュエーションにおける回帰分析を

        【GTO+】模擬戦機能(Play against the solution)について

        • ターンカードは誰のもの?~ボードファクター別EQ・EV分布~

        • (分析家向け)ターンの集合分析におけるボードファクターおよび計算式の設定について

        • ターンの集合分析を始めるうえで

          「ウェットなボードほどCBは高く打つ」を統計で否定する

          1.「ウェットなボードほどCBは高く打つ」とは? CB(コンティニュエーションベット)、打っていますか? CBとは、プリフロップにおいて最後にレイズorリレイズを行い、イニシアチブ(主導権)を持ったプレイヤーによるフロップのベットを指しています。 このコンティニュエーションベットについて、フィルゴードンの教科書(赤本)では、「ウェットなボードほどCBは高く打つ」という記述があります。 「ドライなボードの時には、私はポットの2分の1ぐらいを打つ。ダンプな(ややウェットな

          「ウェットなボードほどCBは高く打つ」を統計で否定する

          (分析家向け)ボードファクターの分類におけるExcelの計算式について

          1.ボードストラクチャの分類例ポーカーにおいて、ボードに並んだトランプは、そのストラクチャーによって様々な呼ばれ方をします。 ポーカープロたちは、ボードストラクチャーをどう呼び、どのように評価していたか? 主な例として、下記のようなものがあります。 ①フィル・ゴードン「ドライ」VS「ウェット」フィル・ゴードンは、カードが噛み合っておらず、ドローが少ないボードを「ドライ」、フラッシュドローやコネクタがあり、ドローヘビーなボードを「ウェット」と大きく分類しています。 「コー

          (分析家向け)ボードファクターの分類におけるExcelの計算式について

          ヨコサワプロ「GTOクイズ(pro)」の検証について

          1.ヨコサワプロのGTOクイズ!あの日Twitterを眺めていたら、ヨコサワプロの「GTOクイズ」が流れてきました。 著名なプロの方にGTOを取り上げてもらえるのは嬉しいですね。 GTOクイズは「Easy、Normal、Pro」と3問ありましたが、気にかかったのはこのProの問題。 このクイズが気にかかった理由は、以前、集合分析をした際に、「BBvsBTN(2betpot)のK-highボードでは、BTNのCB戦略は25%potのレンジCBで疑似GTO戦略を採れる」とい

          ヨコサワプロ「GTOクイズ(pro)」の検証について

          GTO+の使い方(ツール・分析方法)

           執筆中、shino氏に被った記事です。(´・ω・`)  お蔵入りを検討しましたが、既に書いてしまったものなので、氏への敬愛とリスペクトを込めて公開します。  氏のブログと併せて読んでくださいね。  ついでに拍手してきてくださいね。 --- 1.GTO+とPioSOLVERのメリット・デメリット ところで、GTOそのものは単なる理論であり、実際に私たちが使うには、専用のツールが必須です。  現在、主流なGTOソフトとしては、「PioSOLVER」と「GTO+」の2つで

          GTO+の使い方(ツール・分析方法)

          BBvsBTN(3betpot)におけるレンジベッティング戦略について

          noteが今アツいと聞いて開設してみました。 いつものはてなブログから出張です。 ついでに、界隈では「レンジベッティング」がアツいと聞きました。 うーん、どうやら「レンジベッティング」はお手軽で強いらしい! でも、いつ「レンジベッティング」すればいいんでしょう? ちょうどブログでやっていたのは、BBvsBTNの3bet potです。 ということで、BBvsBTNの3bet potについて集合分析を回し、BB側の「レンジベッティング」CB戦略を策定していきます。 ●前

          BBvsBTN(3betpot)におけるレンジベッティング戦略について