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恋愛コラム:パートナーシップを長続きさせるのに必要な要素3つ

大好きだった人とお付き合いすることが出来た、もしくは結婚出来た。

こんなに嬉しいことはないですよね。

せっかくならこの関係を出来るだけ長続きさせたい、そう思うのであれば、

ただ、ぼーっとパートナーシップを結んだことだけに満足して

甘えて過ごしていてはいけません。


そんなことを言うと、なんだか厳しくて恋愛関係を楽しめないなんて

思うかもしれませんが、パートナーといえどもクールな言い方をすれば

やはり赤の他人であり、別の人間なので相手のことを思いやったり

理解しようとしたり、協力体制を整えたりと、

そういう努力は必要だと思っています。

今回はパートナーシップを長続きさせるために必要な要素を3つ

ピックアップしてお話してみようと思います。


恋愛・夫婦関係長続きのコツ3選

ここでまずはじめに、パートナーシップが長続きするためのコツ3選を

ご紹介します。

①想いを言葉にする
②尊敬と信頼
③同じ方向を見ることが出来る

大きく箇条書きにあげると、この様な3つの要素は最低限必要といえます。

では、もう少し詳しく深掘りしてみましょう。


①想いを言葉にする

これは一番大事です。

結局どんなに仲良しで気の合うパートナーといえども、

自分以外の人に100%自分が心で思っていることを、相手に言葉にして

表現せずにして察してもらうのは不可能だからです。


言葉にするというのは、他の動物には出来ない

人間だけが持つ特権でもあります。

ですので、むしろどんどんこの武器を使うべきともいえます。


パートナーに何かしてもらったことに対して「ありがとう」を言うのは

もちろん当然ですが、「ありがとう」という感謝の言葉は、

沢山言っても言い過ぎると言うことはないので、

あらゆる場面でもっと伝えるべきだと思っています。

例えば、パートナーが健康で元気でいてくれることだって、

じつはそれは当たり前のことのようで、全然当たり前の事ではないのです。


ストレスが多く多忙を極める昨今、毎日休む暇もないほど

仕事に追われていたり、疲れ切って帰宅するというようなことも

あるでしょう。

そんな中、パートナーが元気でいてくれることって、

一見なにげないことなのですが、パートナーシップにおいては、

共に生活していれば尚更、2人の間に流れる空気感に

大きく影響してきますので、実はすごくありがたいことなのです。

だって、大切に思っている人が何かで苦しんでいたり

痛い想いをしていたりって、それだけでもう自分のことのように

つらいですよね。

それに、大げさに思うかもしれませんが、大切に思っている人であったら、

元気で長生きしてほしいなんて思うのも当然の心理です。


ですので、今もしあなたのパートナーが健康で

元気にすごしてくれているのであれば、今すぐそのことに感謝し、

ありがとうを伝えてみましょう。


もしかしたら言われた方は、別にあなたの為にしていたわけじゃないとか、

ただ何もしなくても元気だっただけということもあるかもしれません。

でも、人間失う前というのは、こんな日常の当たり前と思うような

出来事には、気づかないし、感謝なんて出来ないものです。


ですが、このような当たり前の出来事と思うようなことに感謝できてこそ、

言われた本人も、「パートナーがそんな風に思ってくれているなら、

これからは意識的に気を配っていこう」

そんな風に心新たに思うのではないでしょうか。


「あなたがいてくれて嬉しい」とか「きみがいてくれて幸せ」とか、

何かをしてくれたことだけに対してではなく、

ただそこにあるもの、こと、それ自体に感謝しその想いを言葉にするのです。

どんなに心の中で想っていようと、結局相手に伝わらなければ、

それは極端な話、ないのと一緒です。

このような言葉を、パートナーから言われて嫌な人はまずいませんし、

恥ずかしい言葉も、思い切って伝えてみると相手の意外な想いに気づき、

やはり胸にぐっとくるものがあると思いますよ。


また、言葉を口にするのは「感謝」だけにとどまりません。

時には、嫌だったこと、してほしくなかったことなども言葉にして

伝えたほうがいい場合もあります。

なんでもかんでも、ストレートに伝えるというわけではなく、

もちろん、相手の立場を考慮した上で、相手を傷つけないような言い方も

大事です。

あくまで目的は、自分の不満や鬱憤をはらすのではなく、

これからどうやったら、2人の関係性が改善するのか、

お互いが気持ちよく過ごせるのか、長続きできるのか、

ここが要だからです。

ですのでこのような言葉を口にする時は、感情にまかせて言うのではなく、

一旦クールダウンし落ち着いた口調で柔らかく、なぜ嫌だったのかや

なぜそうしてほしいのかなどを伝え、それについて

言いっぱなしにするのではなく、相手の意見にも耳を傾け、

意見を交わすことが大事ですね。


案外自分の心情の傾きによって、ネガティブになっていただけで、

相手は全然そんなつもりはかったのに、

勝手に1人で勘違いして怒ったり、悲しくなったりしていることも

話し合いを得て明らかになることもあるからです。

以上のような理由から、良いこともそうでないことも、想いを溜め込まず

共有し話し合える関係というのは、長期的に良いパートナーシップを

続けていく上で一番大事だといえますね。


②尊敬と信頼

続きまして、2つめのパートナーシップを長続きさせるために

必要な要素としては、尊敬と信頼が挙げられます。


相手のことを大好きという感情は、科学的に言うと、

脳のバグなんていうこともありますが、もし仮にそうであって、

初期に抱いたような燃えるような”愛”という感情が

永久に続かなかったとしても、相手のことをすごいと思う気もちや

尊敬しているという憧れのような気持ちというのは、

恋愛感情とはまた別で、異性云々ではなく、人間として好きという

心情なので、恋愛感情だけで相手を好きと想っているよりも、

より長い関係を継続しやすいと言えると思います。


尊敬なんていうと、謙虚で真面目な人は「私なんて尊敬してもらえるような

こと何もないから無理だわ。」

そんな風に感じる人もいるかもしれません。

ですが、自分が今まで無意識的にやってきたことの中にも、

相手からしてみれば、自分なら出来なかった、それをやってきた、または

やっているあなたはすごいというような、自分では思いもよらない事で、

相手に尊敬していただける、そういう場合もあります。


尊敬してもらえる要素なんて、正直自分で作り出そうとして

つくれるようなものでもありません。

どちらかというと、今までの積み重ねというか、

人生の年輪とでも言うのでしょうか。その人の歩んできた歴史のような

ものでしょうね。


相手への尊敬の念があれば、必然的にそこに信頼が生まれやすくなります。

そしてこの人なら信頼しても大丈夫、安全だ、安心だという

安堵感が、やがて穏やかな温かい温度の”愛情”をうむのです。


愛とは何も永久に燃えるような愛だけが永久に続かなくても良いのです。

むしろ、そればかりでは、毎日一緒に暮らすのであれば、

刺激的すぎて苦しくなってしまう恐れすらあります。


生活領域をともにするのならば、燃えるような愛情はたまのスパイス程度に

とどめて、日常においては優しくて穏やかなオーラのある安堵感の愛の方が

ずっと自然で心地よいと思うのです。


そういう意味でも、そのベースとなる相手に対する尊敬って

すごく大事だと思うのです。

夫婦は他人の始まりなんて言葉もありますが、

要は人と人との繋がりであり、言い換えればカップルや夫婦と言うのは、

小さな一つのコミュニティとも言えます。

恋愛関係、夫婦関係であるからこそ、そのことを心に留めておけば、

心の持ちようが変わり、相手へ向ける言動もかわり、結果的に

よい関係性をもたらすのではと考えています。


③同じ方向を見ることが出来る

最後に3つ目に必要な要素は、2人が同じ方向を見ることが出来る

ということです。

学生時代の恋愛や、まだ若い年代の関係であれば、こちらはまだ

さほど影響しないのかもしれません。

というのも、まだ、将来の夢や目標があったとしても、

往々にして変わることもしばしばですし、不確定要素の方が大きいからです。

ですが、20代後半ぐらいから、2人が同じ方向を見れるというのは、

すごく大事な要素になってきます。

恋愛関係や夫婦関係において、言うまでもなく2人が目指す方向性や

果たしたい目標、譲れない条件や叶えたい夢、

進んでいきたい方向が違えば、後に舵取りが難しくなり、

気持ちのすれ違いや、不満も募り、

大きなひずみをつくってしまう恐れもあるからです。


若い時の恋愛というのは、ただ相手のことが好きでたまらないという

弾けるような熱い想いと、相手に熱視線を向けるだけの、

お互いを見つめているという関係でも、十分楽しいですし、

むしろ、その瞬間が全てで、まだ見ぬ先の将来なんておぼろげで、

それでも、若いからこそ、到底叶わないかもしれない夢だって、

時間も可能性もまだまだ十分余裕がありますから、

自由にみることが出来ます。


ですが、成熟した関係や年代のパートナーシップにおいては、

お互いの事を見つめているなんていうのは、言うまでもなく

当然の前提なので、むしろその先のベクトルの方が重要視されるでしょう。


現実的に考えた時に、2人が同じ方向を向いて進んでいけるというのは、

将来設計のベースとなってくるので、すごく大事ですからね。

ですので、何かしら生活の中で起こった変化や心の動きなども含め、

意識や意見のすり合わせが出来る様に、日頃からなんでも話し合えるような

関係性をつくっておけるといいですね。


今日ご紹介しましたポイントは、あくまで沢山ある中の3つだけではありますが、

ただぼんやりと過ごすのと、日頃からこのようなことを

意識的にやっているのとでは、後に振り返った時に積み重なっていく

信頼や絆は大幅に変わって行くことでしょう。

まず、小さなことからでいいので出来ることから始めてみませんか?


今回のお話、あなたはどんな風に感じましたか?

感想などあれば、ぜひ聞かせてくださいね♪





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