ふら🦋恋愛短編小説♡コラムニスト/イラスト

恋愛短編小説|canva画像制作|ネットビジネス|恋愛処方箋|独女的エッセイ

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マガジン

  • 妄想胸キュン30秒ドラマ

    青春時代の初恋・大人のうぶ恋・男女の葛藤・失恋など日常で起こる胸キュンシーンを切り取って30秒で読めるミニドラマ風に仕上げています。 最近ときめいてないな~っていう人、一瞬にドキドキしない?♡ 妄想が得意なので、言葉がふってくると急に勢いづくので、ご注意下さいw

  • 独女のタシナミ

    私と同じ独身女性、通称独女さんの気になるあれこれ。 独女さんならではの日常のあるある。 日頃のモヤモヤを共有し解決します! 時に励まし、時にクスッと笑い「独女ライフ楽しんだもん勝ち!」 もっと、軽やかに生きる♪ そんなマガジンを目指します✨ 更新頻度は、ゆる~く気まぐれ。 と思いきや、時折神が降臨しゴリゴリに進むので、 お見逃し無く( ̄ー ̄)ニヤリ✨

  • デジタルイラスト×canva

    note→kindle化目指して表紙や挿絵を描けるように奮闘中。 1月に始めたデジタルイラスト、どれくらい進歩するのか応援してくれたら嬉しいな♪

  • 今日こんな気分♪な音楽たち

    夜活中に聴いている音楽をランダムにピックアップ。 なんとなくその時の気分が反映されてるかもw たまに選曲ミスってすぐ一人エモっちゃう。 同じような人は気をつけてね♡

  • 恋愛コラム・エッセイ

    心のままに女性目線で、恋愛についてのアレコレを綴ったコラムやエッセイを書いています♪「そうそう、そうなのよねー」という共感や、「ふーん女性ってそんな風に思うのねー」という新しい視点として読んでいただくなど、自由に楽しんで頂けると嬉しいです♡

最近の記事

【恋愛小説】白詰草

「ねぇ、こっちに来て、早く早く。」 後ろを振り返りながら僕の手を引く君は、 若草の上を靴も履かずに走りだした。 「あっちならきっと四葉のクローバーがあると思うの。」 さっき作ったばかりの白詰草の冠は、 今にも落ちそうに君の頭の上でゆさゆさと揺れながら、 なんとかその不規則な動きについていっている。 ふわっといきなりしゃがみ込んだスカートの裾は朝露に濡れ、 薄いブルーを飲み込みながら、じわじわと夜空色へと変わっていった。 あの晩君は握っていた僕の手を振りほどい

    • 【恋愛小説】みずいろの雨

      バラバラバラーっと突然のスコール いつものバス停で降りる君を 後ろの方から見つめていた 僕の家はまだ先だけれど 気づいた時には君の後を追っていた 良かったら一緒に入らない?と言う僕に 少し戸惑った君は一瞬下を向いたけれど 恥ずかしそうにコクっと頷いた コンビニのビニール傘では 肩が触れ合うほどに小さくて 蒸し返すような初夏の空気に 酔いそうになるけれど まだ離れたくなくて 青空が透けて見える傘の中から 小雨になったみずいろの雨の雫を 名残惜しそう

      • 宝石の国

        燃える赤い血潮のルビー 月夜をすくったサファイア カリブ海にダイブするエメラルド 深海の神秘を纏ったパール 乙女の祈りに頬を染めたローズクォーツ 私は何者でもないただの石ころ だけどいいの 私の良さなんて あなただけが 分かってくれてるだけでいい ねぇ、貴方って人気者でこんなに素敵な人だから もっと綺麗な子だって選べたのに、どうして私を選んでくれたの? そんなの君が君だからに決まってるじゃん。 僕にとっては、どんな宝石よりも君が輝いて見えたから。 煌く

        • River Flow

          さらさらと流れ行く川の流れを 川岸に腰掛けて眺める 早朝に聞こえるのはただ 朝露に濡ればさばさと震わせ休む 鷺の羽音とせせらぎだけ ここには何もない でも ここには全てある 肩に触れるあなたの体温に 足りないものは何もないと 全てを悟った 「なんで私達って出会ったのかな?これだけ沢山の人がいて毎日普通にすれ違っていくのに。」 「人生って不思議だよね。そうなるべき出来事は無理に懇願なんてしなくてもきっと、自然とそうなるようになってるんだろうね。」 手を繋

        マガジン

        • 妄想胸キュン30秒ドラマ
          95本
        • 独女のタシナミ
          15本
        • デジタルイラスト×canva
          17本
        • 今日こんな気分♪な音楽たち
          34本
        • 恋愛コラム・エッセイ
          7本

        記事

          マンデーナイト

          どぽどぽと注がれる 黄金色のシャンパン 天井の脇から漏れる 暖色系の光 高層階ビルの最上階 見下ろす景色はまるで こぼしてしまった煌めくビーズの粒 「夜景がきれいな所があるんだ」 見え透いた嘘と安っぽい口説き文句 そんなものは聞き飽きているけれど あなたになら騙されてみてもいい まだ月曜日の夜 週の始まりの夜 明日のことは明日考えればいい 消えていくシャンパンの泡のように 私は手をひかれるまま 彼と共にそっとその場を去った 私が貴方の嘘に気づ

          コーヒーゼリーパフェ

          額にじわっとにじむ汗 ジージーとセミが大合唱する木々をぬけて 辿り着いた涼やかな喫茶店 時を忘れて花咲く会話 すっと溶けていく甘いバニラ味のアイスクリーム カランとなるカウベルを背に ふわりと翻る白いワンピースの裾 木漏れ日踊る街路樹の下 二人の顔におちる影 そっと重なり合った唇は レモンの味なんかじゃなくって 少しほろ苦い コーヒーゼリーの味がした ねぇ、この近くにコーヒーゼリーパフェの美味しい喫茶店があるの。一緒にいかない? 初夏の蒸し暑い風を

          恋に駆け引きは必要?のよくある愚問に私ならこう答える。 恋のドキドキ感を味わいたいだけなら駆け引きもスパイスになり得よう。 だけど愛が欲しいのなら持論では違う。 既読放置してニヤついている間に相手は真剣に悩んだり泣いている事も多いものよ。 つまり貴方がしたいのはどっち?って事ね。

          恋に駆け引きは必要?のよくある愚問に私ならこう答える。 恋のドキドキ感を味わいたいだけなら駆け引きもスパイスになり得よう。 だけど愛が欲しいのなら持論では違う。 既読放置してニヤついている間に相手は真剣に悩んだり泣いている事も多いものよ。 つまり貴方がしたいのはどっち?って事ね。

          独り占め

          「わがままだなんて分かってるの。でも、どうしてもさみしかったの。」 深夜に送った明らかに恥ずかしすぎる文面を思い出し赤面しながら、 なんともバツの悪い様子で答えた私。 君は、私の方を見てちょっとだけ微笑むと、ふわりと包み込むように 優しく抱き寄せてくれた。 君の鎖骨あたりに来る私の耳はピタッとくっついていて、 動脈の中を流れていく血液に触れる感覚がした。 ドクッドクッと脈打つ度に、耳の奥までこだまする。 その深くこもった様な低い音は、あなたの命そのもので、

          perfect two~最高の二人~

          君と僕はもういい大人だし、 一人でも生きていけるかもしれない。 でも、コーヒーとミルクみたいに 一緒になるときっと、 もっと最高だと思うんだ。 ずっと別々に生きてきた二人。 きっとそのままだって自立した大人だしそれなりに楽しく生きていける。 だけど二人の人生が交わった時もっとワクワクするような事が起こりそうじゃない? だってほら、貴方と私って最高の相性だと思うの♡ ねぇ、そう思わない?

          spark~火花~

          君に”好き”って言われると 胸の中で火花が散る 体中が熱くなって すごいスピードで 血が駆け巡り暴れ出す でもそれも 全然イヤなんかじゃなくって 指先の痺れる感覚すらも 思い出させてくれたあなたに 今はただただ溺れたい 好きなんて言葉誰でも言えるのに、 好きなんて言葉、たぶん日常のどこかで聞き慣れているのに、 どうしてこんなにも弾けるような破壊力があるんだろう。 あなたからの”好き”は特別。 スパークした言葉の銃は麻酔のように、私のハートを射抜き、

          temptation~誘惑~

          ほろ酔い気分で夜風にあたり ゆらりと歩くネオン街、 ふと気づけば貴方と私 二人きりの夜。 私だって貴方が思うほど おりこうじゃない夜もあるの。 ねぇ、だから今夜くらい 私を知らない世界へ 連れて行ってよ。 行くも戻るもそこに後悔しか残らないのなら、 例え天使と悪魔が両の耳から囁やこうと、 夜の闇にのまれながら、溺れてみてるのも悪くないのかもね。 人生なんて短いから、全てを丸く収めようなんて無理。 どの道人間、後悔するいきものだもの。 そんな誘

          再生

          あなたがいて完璧な私♡

          あなたが何で、私がなんであろうとかまわない。 大事なのはお互いがお互いにとって最高で最強の存在であること。 もし仮に、私が最高の包丁だったとして、そこに食材がなければ私は無意味。 もし仮に、私が高性能のレンズだったとしてフレームのないメガネなんてありえない。 つまりそういう事。 あなたがいてはじめて完璧な私♡ あなたじゃなきゃダメなの。

          旅路

          決して交わる はずのなかった 別々の道 今2人 手を取り 未来へと 歩き出す あの日あの時刻あの場所に君がいなければ、 けして出会うこともなかっただろう。 あの時あの瞬間声をかけなければ、 けして話すこともなかっただろう。 人生とは不思議。 そうなるべき出来事は偶然をも無視し必然的にやってくる。 2人の旅路はまだ始まったばかり。 共にある未来へと。

          風に託して

          ずっとあなたのいない世界で生きてきたのに、 今じゃもう、あなたなしの毎日なんて不自然で、 片時も離れない想い募って膨らみ、 抱えきれず風に託し、東に飛ばしてみるけれど、 でもそんなんじゃ、全然あなたに届かなくって、 あぁ、切なくてため息漏れる。 せめてカケラでいいから受け取って欲しいのにと、 触れるだけで壊れそうな想いと刹那を抱きしめる。

          足りないものは一つだけ

          歓び 暖かさ 楽しみ 安らぎ 希望 冒険 ときめき 夢 強さ 童心 豊かさ 信頼 愛 未来 これ全部あなたが私にくれるもの 今足りないものは一つだけ あなたが抱きしめてくれる時 私は初めて完成するの さいごのピースはあなただから

          【詩】夢

          今日もまた一人 枕を抱いて眠りにおちる 君の体温も寝息も鼓動も 傍に感じることはない せめて夢で逢えたらと願うのに 叶わないのねイジワルな人 あなたは一体誰の夢の中で笑っているの? 私は泣いているのにね