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理想の光と影

1. 光:物語の素晴らしさ

モヤモヤをハッキリと代弁してくれる物語がある。
やり場のない感情を受け止めてくれる物語がある。
弱ったときにずっと寄り添ってくれる物語がある。
誰にも理解されない自分を理解してくれる物語がある。

物語は心地良いものだ。

2. 影:物語の危険性

ただし、いかなる物語についても、その内容を現実だと錯覚してはいけないのだと、私は思う。
物語の内容は現実ではなく、現実を模して作られたものだ。

物語に入れ込むことを手放しで称賛できない。常にどこかシラケていないと危ないような。
夢中になるのは構わないが、現実に戻らないわけにもいかない。

このように思う理由は、物語は”心地良さ”をもたらすと同時に”苦しみ”をもたらす源泉でもあると思うからだ。

3. まとめ

受け入れがたいことに。

物語=心地良さの源泉=苦痛の源泉

理想もまた、物語の一種だ。
宗教も主張も、記憶や思考さえも、物語に含まれる。

よってこれらが物語と同じく光と影を持っていることを忘れるべきではないと考える。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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