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”偽物”生クリームの健康害 〜スイーツは、体に良いのか〜

本物の生クリームの作り方。(サムネ画像と本文は関係ありません)

【生クリームの作り方】
①加温 生乳を35~50℃程度にくらいに温めます。 ...
②分離 遠心分離機でクリームと脱脂乳に分離します。
③調整 ホイップ用やコーヒー用など用途に応じた乳脂肪率に調整します。

Googleより

賞味期限は1日ぐらいです。

厚生労働省の「乳等省令」では、「クリーム」と表示できるのは乳脂肪分が18%以上のものと定められ、植物油脂や乳化剤等の添加物は-切使用することができません。

”偽物”の生クリームの作り方。

“偽物”はホイップと言う名で知られる植物性のものです。

植物性油脂やらph調整剤やら安定剤やら増粘剤やらで作られた人造クリームです。

・「植物性油脂」は、植物の実や種から採取される油脂のことです。

・「pH調整剤」には、食品の品質安定、製造加工条件の改善、食品の色調安定、変色防止、保存料や酸化防止剤の効果を向上させて保存性を高める効果などがあります。

・「安定剤」は、固体や液体である食品成分を均一に安定させ、形が崩れないようにする目的で使われます。

・「増粘剤」は、食品に粘りやとろみをつけるための目的で使われる

ホイップクリームの消費期限は、1ヶ月です。

本物と偽物は、当然、味が違います。

本物を知っている人にとっては、偽物は最低の味でしょう。

そもそも、比べるのもおかしな話です。

では、健康害はあるのか。

こうして作られたホイップには、トランス脂肪酸が含まれる。

農林水産省によれば10個の検体の調査で「最小で100g当たり3.017g、最大で 12.470g」です。

日本人が1日に摂るトランス脂肪酸の量が平均0.92gから0.96gですので、ケーキ好きな人はこの数字をはるかに超えるトランス脂肪酸を摂っていることになります。

トランス脂肪酸を多くとると、血液中のLDLコレステロールが増加し、HDLコレステロールが減少することが示されています。

その結果、冠動脈性心疾患のリスクを高めることも示されている。

最終的に、狭心症や心筋梗塞に繋がる。

さらに、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められています。

ちなみに、コーヒーに入れるミルク(フレッシュ)も、水素添加した油(トランス型脂肪酸)と乳化剤、増粘多糖類、保存料などで作ります。

私は、SNSを7つやっていますが、ケーキやスイーツの画像投稿は良く出てきます。

それが、コンビニやスーパーなどの”偽物”生クリームであれば、他人事ながら心配になります・・・。

注:本物の生クリームでいいのかというと、乳と砂糖が大量に使われており、日本人の健康問題はあります。(別稿で解説)

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