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なぜ「有効性」の定義をはっきりさせないで平気でいられるのか?
「デモに有効性はない」という発言が炎上しているらしい。
これを見て気になったのは「有効性の定義は何か?」ということだ。それを誰も述べていない。これでは、議論のしようがないだろう。
『オッペンハイマー』の極私的な感想
今さらながら『オッペンハイマー』を見た。新鮮なうちに感想を書こうと思う。
ぼくは昔からそうなのだが、クリストファー・ノーラン監督とは今一つ相性が悪い。理由ははっきりしていて「分かりやすすぎる」からだ。しかも、その「分かりやすすぎる」ということが誰とも共有できない。これは深刻な問題である。
ノーラン監督作品は、一般には「複雑で難解」とされる。しかし、それはあくまで一般レベルの話で、ぼくではない。
人生が上手くいくたった一つの方法もしくは人生が上手くいかない人のたった一つの欠点
人生が上手くいったりいかなかったりは、究極的に一つのスキルによるのではないかと思う。それは「価値判断」だ。「審美眼」といってもい。「目利き」ともいう。とにかく、価値が分かるか分からないかである。
例えば、ブランドもののバッグを見て、何円か分かる人と、「え、そんなにするの? その価値が全く分からない」という人がいる。「その価値が全く分からない」という人は、むしろ自慢げにそのことを言うが、その人の人
1ヶ月前がまるで10年前のようだ
株をしていると1ヶ月前がまるで10年前のように思える。1ヶ月前、1ドルは150円前後だったが、160円が現実化してきた今、「そんな時代があったのか」と懐かしい気持ちさえ抱くくらいだ。
先日、日銀の介入があったのか、1ドル160円だったのが155円まで戻った。さらに今朝、157円くらいだったのが、再介入で153円になった。
なぜ天才は子供の頃に分解をするのか?
天才の子供の頃のエピソードで多いのは「なんでもかんでも分解する」だ。
なぜ天才は子供の頃に分解をするのか?
これの最も身も蓋もない答えは、「元々天才だからなんでもかんでも分解したがる」というものである。天才は知的好奇心が高く、なんでも知りたがる。知るには分解が一番なので、結果それをするというわけだ。
一方で、なんでもかんでも分解すると、大人になったときにその天才性がより開花するという循環もあるだ
できる人とできない人の差
できる人とできない人がいて、昔はその差は何かということをずっと考えていた。あるとき、そこにはほとんど気づかれない盲点のような隠された差があるということに気づいた。その差は一般のイメージとは真逆であり、なかなか気づかれないものだ。
どういうことかというと、できる人は「考えない力」を持っている。できない人はこれを持っていないのだ。
社会は優秀な人や恵まれない人を求めていない
こんな記事がバズっていた。
この記事を書いた人の目的は、優秀な人がもっと苦労しなくてもいいような社会システムを作ること、あるいは恵まれない人がもっと助かる社会を実現させることのようだ。
確かに、建前的に社会は優秀な人を引き立て、恵まれない人を守るということをうたっているが、それはあくまでも建前に過ぎない。本音はまた別にある。
では本音は何か?
なぜ観光が流行るのか?
観光業はコロナ禍を経つつもなお拡大の一途を辿っている。とにかく街を歩けば観光客に出くわすが、驚くことに田舎を歩いていても観光客に出くわす。しかも、これは日本だけの現象ではない。世界中で観光客が溢れている。なぜか?
もっとみる人には裏切られた方がいい
人は、人に裏切られた経験があった方がいい。何がいいかというと、まず顔が良くなる。最近だと、トヨタの豊田章男会長がそういう顔をしている。
どういう顔かというと、顔では笑っているが、目は笑っていない。人を信用しない(できない)という顔である。この顔がいいのだ。
なぜ人に裏切られた方がいいのか?
それは、社会に対して「貸し」ができるからだ。それが、心の余裕につながる。