先日会話している際に
相手が放った一言で気になる言葉があった。

「なんか、自信ないんですよね」。

自分に自信がなくなることは
誰にでもあるだろう。

そんな時はどうすれば良いのか。

周りを見渡すと自分には
無いものばかりが目についてしまう。
そして余計に落ち込んだりする。

その視点を変えてみよう。

自分に自信がなくなったら
自分が持っているものを探すのがよい。

手帳やメモに自分が持っているものや、
できることを書き出してみる。

最初は些細なことかもしれない。

でも、書き出していくうちに、
少しずつ自分の中にある価値が見えてくる。

それは僕自身の経験からも言えること。

以前、僕は何をするにも自信が持てず、
何もかもが空回りしているように
感じていた時期があった。

その頃に何かの書籍に書いてあったことが
キッカケでリストを作成してみた。

最初は簡単なことから。
例えば「歩ける」「笑える」といった
ことをリストアップした。

そのリストの行数が増えるごとに
自分の中で変化が生まれた。

以前は見過ごしていた小さな幸せや、
自分の長所が徐々に見えてきた。

自分は多くのものを持っていることを
再認識できた瞬間でもある。

その結果
「自分はまだ捨てたものではない」という
失いかけていた自信が心の中に芽生えるはず。

自分がいかに恵まれているかを
認識することは
人生を楽しむための一歩になる。

自信がないときこそ
既に「有る」ものを探してみよう。
人生を前向きに捉えるためのキッカケになる。

人生は持っているもので楽しむもの。

学習などで後天的に体得出来るものを除いて
自分に無いものを切望していても仕方がない。

自分には何が「有る」のかを見つめることで
その楽しみ方が見えてくる。

人生を謳歌する秘訣があるとすれば
いかに自分を好きになれるか、
なのかもしれない。

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#1億円日記 Vol.86