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2021年10月の記事一覧

"忍者走り"で「かけっこ」に挑んだ、5歳息子の運動会の話。

幼稚園の運動会がおわった。 年中さんの息子は、かけっこと、つなひきと、パラバルーン(クラスみんなで円形の大きな布の端っこを持って、タイミングを合わせてふくらませたり移動したりする演技)をがんばっていた。 息子は終始キリッとした顔でキビキビと一生懸命演技していて、その様子にも少し驚いた。去年は、気の抜けた顔でダラーンと踊っていたからだ。 パラバルーンの演技が終わると、園児たちは退場門をくぐって、観覧席の前を通って、自分の席に戻る。 観覧席の前を通る息子に手をふると、息子

生きものとしてのまち

大学4年生のとき、私は、土木工学を専攻し、卒論を書くために研究室に所属していた。 その研究室では、河川構造物の研究を行っていたのだが、同じくそこに所属するインドから留学していた院生(名はシンさんといった)から「どうして日本はどこも同じ景色で面白くないのか」と聞かれたことがある。 私が今まで行ったことのある“まち”を思い出してみても、確かにどこも似た様な感じだ。 同じ様な“まちなみ”である理由を聞かれても、土木を学び始めたばかりのひよっこには、的確な解答はできず「そんなら、シ

付け加えるのではなく、殻を破る「孵化価値」を考えてみよう

「付加価値をつけるのがうまいですねー」 そんなことを言われて、ふと立ち止まった。 もちろんそういってくださった方にはなんの悪気もない。けれど、なんだか引っかかったのは、価値を「付け加える」という響きがスッキリしなかったからだ。 たとえば、うちの白い三角コーンを使った看板には、デザインされたカッティングステッカーを作って貼り付けるという工程を経て、価値が「付加」されているとも言えると思う。 もちろん経済学的な言葉としての「付加価値」がどうのこうのと言う気もないし、そこまで勉

「自主的転勤族」が流動する前提で、都市を再設計する →サステイナブルな地方都市活性に欠かせない観点かも

地方都市活性について、またまた私の思うところを綴ります。 私は最近「越境」「越境学習」の研究および執筆をしており(2022年春に発売予定の新刊のメインテーマでもあります)、その観点も織り交ぜながら。 1.山間部の地方都市に移住者が増えるリアル山間部のお世辞にも交通の便が良いとは言えないエリアなのに、なぜか移住者が増えつつある。そんな地方都市を見かけます。 最近私が訪れた自治体では、佐久穂町(長野県)、東栄町(愛知県)、郡上八幡市(岐阜県)など。 クルマで町を走っていると

エコロジカルアプローチ①-学習者中心の最新トレーニング理論-

1.はじめに僕がエコロジカルアプローチに触れるキッカケとなったのは、当時大学4年生の時に戦術的ピリオダイゼーションの論文を漁っている時でした。 やたらと「生態心理学」というワードが出てきました。生態心理学とはギブソンという心理学者が唱えた理論です。 そこからそのワードを基に紐解いていくと辿り着いたのが「エコロジカルアプローチ」です。この理論は日本で当たり前とされているコーチの言語による『矯正』的な指導(私はこれを言語依存型と呼んでいます)から、選手が自ら学習する『探索』的な

本気の4年間でした。

昨日、学生陸上を引退しました。 そして、私は競技引退すること、ここに報告致します。 今まで本当に本当に、ありがとうございました。 関西学院で過ごした4年間は、 正真正銘、嘘偽りなく、 本気の4年間でした。 本気の4年間だったからこそ、最後は溢れ出した感情で、涙を抑えることができませんでした。 総合優勝を逃したのは、本当に悔しかった。 引退試合が最後の1500mにできなかったのが本当に辛かった。 世話になったマネージャーに 総合優勝で恩返しすることができなかった。

これは事件だ! ADPで紙の本が出せるようになったよ!

今朝Amazon Direct Publishingから届いたメールです。 『Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。 この度、kdp.amazon.co.jp で紙書籍(ペーパーバック)を出版できるようになりましたことをお知らせします。新しくなったKDPの出版方法を活用いただくことで、さらに多くの読者に作品を届け、売上を伸ばすことが期待できます。 出版方法の活用: 電子書籍だけでなく、マンガを含む、すべてのジャンルの紙書籍(ペーパー

投稿することへのこだわりを、松坂選手から教わった

平成の怪物と言われた松坂大輔選手が最後のマウントを終えました。 最後の登板は四球。球速は118キロでした。全盛期には156キロを記録した彼ですから、もう普通に投げられる状態ではないのが分かります。 故障と手術が重なったことから、指の感覚も失っており、今では洋服のボタンをしめるのにも苦労するのだそうです。 それでもさ。 41歳になるまで23年間。野球選手の平均引退年齢28歳、平均在籍期間8年と言われる厳しい環境の中で、素晴らしいことだと思います。 それだけ続けられたと

文化をつくるためにはビジネスやるべきだ

どうも、(おはよう!会えなかった時のために、こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!)えんどうです。 ご訪問いただきましてありがとうございます。大した文章を書くことはできませんが、少しでも参考になることがあるといいな、と願うばかりです。 では、参ります。 文化を作るのはビジネスだよく「〇〇を文化に」みたいな言い方や書かれ方を目にすることがある。おそらく、これをご覧になっている方も一度は目にしたことがあるはずだ。いま、ぼくが書いているのだから、ここまで読み進めた以上は目に

大会規約は不備が必ずあるもの。大会を主催する勇気と覚悟は称賛すべし!

私は以前スポーツの国際大会を主催していました。4年に一度の大舞台に選手が出場するための、いわゆる「公認大会」で、世界新記録が出れば「公認」され、それを国内選手だけではなく、海外からも出場OKの「国際大会」として主催していました。 初回は小さな手作り大会でしたが、2回目から公認大会&賞金大会として開催し、選手の「やる気」と大会の「魅力」を作りました。(10年継続しました) その中で「大会規約」もどんどん進化・変化していきました。 私の場合は以下の人数をコントロールして大会

スポーツサイエンスは、自分自身と向き合うために。スポーツ科学研究者・谷川聡氏インタビュー。

スポーツの世界でも、今やサイエンスはアスリートの能力を高めるのに欠かせない要素になっている。その理由を紐解くと、これから私たち人間がどのように身体性と向き合い、どのようにスポーツを楽しんでいけるのか? さらには人生をどれくらい豊かに過ごせるのか? そんな問いに対するヒントがあるように思う。また、遺伝や人種など医学的・倫理的要因は関係しているのだろうか? かつてオリンピアンとして活躍し、現在はスポーツ科学研究者である谷川聡氏にお話を伺い、「スポーツサイエンス」の最前線を覗いてみ

PVが下がった!どう分析する?アナリストが教えるデータ分析の基本手順

サービスを成長させるためには、適切なデータ分析をし、指針を决めることが大切です。ゴールが見えない状態では、走り続けることはできないでしょう。とはいえ「分析」と一口に言っても、初学者にはどこから手をつけていいのかわからないことが多いかもしれません。 noteのデータアナリストである中川 優さんに「基本的なデータ分析の進め方」を聞いたところ、基本的には以下のようにステップを踏んでいくそうです。 1. 要件定義(分析前の準備段階) 2. シグナルとノイズを切り分ける 3. 全体