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セカンドキャリアを考える:サードキャリア?

我がnoteで一番読んで頂いているのが「セカンドキャリア」について書いたものです。どちらかというと「現役」時にどう考えるか?取り組むか?またその時点で周囲の保護者や支援者、指導者がどう選手をサポート、構築していくかに主眼を置いた感じになっていると思います。

今回こちらの方のnoteを読んでふと思ったことがあります。

先ず1つには直接アスリートやチームと関わらない人でもセカンドキャリア問題に取り組み支援、解決することが出来るということ。

端的には「セカンドキャリア」を歩み出す人の雇用や仕事が確保できれば良いわけですよね。既存の枠組み、新しく創出していくのであれアスリートが引退後、スムーズに移行していけるよう「職業訓練」や「教育/支援」をすることも必要でしょう。

現役時代に応援して頂いた方々に協力をお願いして資金集めや仕事を見付けてくる。そんな仕組みも考えられます。

もう一つは「セカンドキャリア」で得た仕事:例えば指導者や評論家、解説者・・・様々な仕事はありますが、そのまま直接スポーツに従事した場合を想定します。

これは昨今、若手の社長やインフルエンサーなどでも感じたことです。特に抜擢→若いうちに社長ならそこが「セカンド」ですよね?でもその中年に差し掛かって退任した場合「サード」はどうなるかと思いました。

その後遊んで暮らせるor起業できる力を持った人なら良いですが、そうでなければ結構困りますよね??それまで社長をやっていたような「優秀」な人材なら他が放っておかない!!ということになるでしょうか?

どうしても高額な待遇やポストを用意するイメージにもなるし、元社長を雇用するならその会社の社長はもっと器が大きくなければ扱いきれないと考えるかもしれません。

特に日本では多そうなイメージがあります。従順な部下、構成員こそ必要で、自分を上回る能力の持ち主を忌避する。

これから流動性が高まるとは言いますが、こういったメンタリティ、文化が残っている限りそう簡単な話ではありません。概念としてはいくらでも言えますが、当事者になった時は知り得なかった体験をすることとなります。

自分が「優秀」だとは自信を持って吹聴は出来ませんが(笑)この「サードキャリア」問題には他人ごとではありません。2006年から大学監督等、指導者として活動するようになりましたが、大学駅伝では26歳という当時では相当な若手監督の誕生となりました。(今でも20代は居ない?)

2014年からは「個人」として契約や依頼、自分で仕事を創ったりしながらの活動となっていますが、このまま「指導者」をずっと続けるなら「セカンドキャリア」です。しかし指導者を辞め、次のキャリアを考えるなら「サード」問題があるなと思った次第。

最近では若手の指導者も増えてきています。大学と雇用関係にある人はある程度安定しますし、退任後もそのまま残れれば良いでしょう。全員が「サード」を考えなくても済めば良いですけど。

しかし移籍を考えたり、独立したり、元々契約だったりすると「サード」のことを考えておかないと怖いなと感じます。退職して指導者の道を選ぶ人もその時は夢一杯・希望一杯で乗り込んでいくのでしょうけど、その後の問題を深く考えている人は皆無に近いです。

実際その後を考える人なら退職してまで指導者を選ぶのは結構厳しいですよ。ましてそれが教職員などの雇用でなければ尚更。次から次へとオファーが来れば良いですが、そうそうには無いとは思います。

それでいて「滅私奉公」かのように専心していては「サード」時を考えた時には非常に怖い。「セカンド」の場合はそうは言ってもアスリートの引退時期を考えるとまだ移行し易いですが、40歳-50歳で「セカンド」を終え、「サード」となると相当大変ですよ。

その時にオファーや依頼、仕事がたくさんあれば良いし、他のことがやれる能力があれば良いですが・・・今まではそういう人は少なかったのですが、これからは「サード」問題が起きてくると思います。

そういうこともあり複業や複数の能力開拓をお勧めしたりしています。

こういった問題は大抵サッカーや野球が先進していたりします。例えば「セカンド」でタレントになった人も段々露出が減り「サード」として飲食店を経営。その後失敗し、今はどうしているか解らない。

これは他人なら無関心でも良いですが当事者は大変です。

これも含めて一律に「セカンドキャリア」問題として扱っていたりしますが、実際は「セカンド」時点でのタレント業の時に次の「サード」準備をしておいた方が良いということなんですよね。

全部を「セカンド」に包括すると引退後の長い人生においてはちょっと「尺が不足」している感じ。

そこまで面倒見切れないよ、という考えでは優秀な人材の獲得は難しいかなとも思います。「セカンド」も「サード」もある程度支援体制を考えていくことで直接従事出来る器も大きくなると思います。

指導者養成学校などがあっても良いでしょうし、スポーツライター養成でも良いでしょう。様々な仕事を開拓する機構を陸上界で創り上げるのも必要かもしれません。

現在はサッカーや野球のようにプロとして対価が大きいならまだ良いですが、陸上競技はアマでしかありません。いくら箱根駅伝や実業団が充実していてもボランティアではなく優秀な人材が「プロ」としてどんどん入り込んでくる世界を作らないと「アマ」のままでしかありません。

なんとか「プロ」の世界に近づけたい。多くの選手や指導者、スタッフが専従で働き、世界に誇れる「日本の陸上競技」になっていきたい。

業界の為と言うと変な感じになりますが、結局それが全て選手や指導者等にも降りかかります。どうにかこれからそういった仕組みや創出、開拓をしていきたいところですね。

自分自身もそういった体験をしているので、少しでも切り開く取り組みを続けています。私のnoteやtwitterを全部読んで選手や若手の指導者(予備軍含む)は参考に、考えや意識を作って欲しいと思っています。

もちろん全部とは言ってますけど(笑)少しでも共に考え、後々不要に苦しまずに行きたいと思っています。資格も多く取得しており、一見無駄にも見えるかもしれませんが、何にも手を打たないよりはすくなくとも「まし」だとは思いますよ。

競技者の時も、指導者になっても全力で専心する姿は美しいし、応援したいとはなりますが、でも自分の人生としては「そこだけ」で済む問題ではないですからね。中長期的に手を打っておかないと大変です。

このnoteで触れた「多動力」が必要かもしれません。「セカンド」と「サード」キャリアを行ったり来たり。優れたインフルエンサーは次から次へと新しいものに挑戦し、ファンやフォロワーを飽きさせません。

どんどん動いていける人は「セカンド」も「サード」どころか、4、5、6と行ったり、全て複業、同時並行で包括していき捉えようがないかもしれません。

そこまで行けば問題ないのかもしれませんね。行きつく極限はそこかなとも思いますが、誰しもがそんな風に動き回るのも難しいでしょう。またなる必要もないとは思います。

人には様々な役割やタイプがあるので。

★★★

お一人ずつお話をさせて頂き、共感、協力・支援者が出来てくれば良いのですが、広い範囲での理解や共感を得たくこうして発信しています。もし興味を持たれた方はご連絡して頂ければ嬉しいですね。

具体的にこういうことをすれば、というアイデアもなくはないですが一人でやっていくのは難しいです。ディレクターやプロデューサー的に誰かと協力しながらやっていかないとこのような大きな問題を解決していく器には為し得ないと思います。

全国各地に「陸上競技」はあるので、それぞれの地域でもそういった受け皿、仕組みが構築出来ればいいなとも思います。

何よりまず自分のことも、ですね(笑)

参考に、お役に立てれば幸いです。

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