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英語コラム

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接客英会話に役立つコラム。
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#接客

英語コラム17:2019年の総括のようなもの

英語コラム17:2019年の総括のようなもの

時間の流れは速いもので、2019年も残すところ僅かとなりました。

今年は日本人の購買意欲が下がっていると痛感できた一年でした。

日本人の購買意欲は年々下がっている具体的なデータは持ち合わせていないのですが、日本人のお客様は値札をちらっと見ただけで離れていく、そもそもお店に来られない、といった話を各地で伺いました。
百貨店でもお金を使うのは外国人観光客ばかりだともお聞きしました。

今年は消費税

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英語コラム16:声掛けの反応は日本人も海外の方も同じ

英語コラム16:声掛けの反応は日本人も海外の方も同じ

手作り市で海外の方へのお声がけ先日、知人が京都の手作り市で販売していたときに海外の方が商品である帽子を見ていたので英語でお声掛けしたそうです。

「Feel free to try it on.」

するとその海外の方は「いや、別に見てるだけなんで大丈夫です。ほんと見てるだけなんで!」みたいな感じで離れていったそうです。

まるでお店で日本人に声掛けしたときに「いや見てるだけなんで大丈夫です」と離

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タクシー乗務員の英語学習支援アプリを作ってみました。

タクシー乗務員の英語学習支援アプリを作ってみました。

東京オリンピックが近づいているからだと思うのですが、最近雑誌やニュースでちらほらタクシードライバーの英語スキルに関する記事を目にすることが多くなってる気がします。
英語を学んでいるタクシードライバーの話や英語研修の話、またはオリンピックまでに英語を話せる乗務員を〇〇〇〇人まで増やすといった記事です。

訪日外国人からすると大都会だと電車や地下鉄等の乗り換えが複雑過ぎて大変らしく、乗って行先を指定す

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英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

4月1日に日本政府から新元号が発表されました。

「令和」

意味に関しては割愛させていただきますが、英語ではどのように表現したらいいのでしょうか?

「平成」や「令和」等の元号は日本独自のもので海外では使われることがほぼないため、一般的な英語表現がよくわかりません。

というわけで日本政府が海外向けに公開している英語サイトでどのように表現されているか調べてみました。

まずは新元号「令和」発表時

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英語コラム13:自動翻訳ソフトの正確さ

最近はスマートフォンの翻訳アプリを使って外国人とやり取りする光景をよく目にします。
便利な時代です。

しかしながら翻訳アプリの翻訳精度に関しては現状ではまだまだ十分ではありません。

聞いた話ですが、中国からのお客様が翻訳アプリを片手に何かを伝えようとしたそうです。しかし翻訳アプリに表示されていた日本語はめちゃくちゃで何が言いたいのか全くわからなった。最終的に電卓アプリで数字を見せてきたので、値

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英語コラム07:thとsについて

今回はthとsの発音について書きたいと思います。

英語で接客するときによく使う言葉は恐らく"Thank you"だと思います。
英語が苦手だと感じている人の多くは、日本語でサンキューと言ってるのではないでしょうか?

会話の流れから"Thank you"と伝わっていますが、それだと外国人にはSank youと聞こえています。
sankはsink(沈む、沈める等)の過去形なので、あまり気持ち良くは

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英語コラム02:lとrについて

英語のスピーキングやリスニングでよくつまずいてしまうのが[r]と[l]の発音です。

[l]に関しては、舌を前歯の裏に軽く触れたまま、「ル」と短く言うイメージで発音します。日本語の「らりるれろ」とほぼ同じような発音です。

一方、[r]に関しては、唇を軽くすぼめて、口の中で舌がどこにも付いていない状態で「ル」と言うイメージで発音します。[r]は日本語にはない発音なので、どうしても[r]の発音に関し

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英語コラム01:3語の英会話?

本屋さんに行くとよく見かけるのが「3語でできる英会話」のようなタイトルの書籍。中身を見てみると、予約客が来たときに対して、"Tonight? What time?"という用例が紹介されていました。
この用例を日本語にするとこうなります。
「今日?何時?」
確かに伝わるとは思いますが、カタコト英語です。
同じように試着を促すとき、簡単に言うならば"Try it on." で十分です。日本語にすると「

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