マガジンのカバー画像

英語コラム

20
接客英会話に役立つコラム。
運営しているクリエイター

記事一覧

英語コラム19:AIによる翻訳で誰でも海外通販ができる

英語コラム19:AIによる翻訳で誰でも海外通販ができる

お久しぶりですお久しぶりです。
ずいぶんとご無沙汰しております。

ここ数年は世界的なパンデミックのせいで海外からの旅行者の数が激減し、英語を使うこともかなり減っておりました。

そういうわけで英語コラムもお休みしていたのですが、最近やっと落ち着いて来たようで、国内旅行はもちろんのこと、海外からの旅行者もかなり戻ってきました。

AIによる翻訳の凄さいろいろと大変な時期でしたが、IT関係で面白い進

もっとみる
英語コラム18:和製英語だけじゃない?香港英語

英語コラム18:和製英語だけじゃない?香港英語

お久しぶりです。
いろんなことがあり、随分と期間が空いてしまいました。

ここ数ヶ月は自粛中ということでイベント事もなくなり大変でした。
身内もハンドメイドで服や帽子を作っているのですが、売る場所がなくて困っていました。

幸いなことにインスタグラムなどでちょこちょこと注文を頂いていたようです。

英語でやり取りし、Paypalで料金を頂き、郵便局から海外発送。
英語に関してはまだまだ勉強している

もっとみる
英語コラム17:2019年の総括のようなもの

英語コラム17:2019年の総括のようなもの

時間の流れは速いもので、2019年も残すところ僅かとなりました。

今年は日本人の購買意欲が下がっていると痛感できた一年でした。

日本人の購買意欲は年々下がっている具体的なデータは持ち合わせていないのですが、日本人のお客様は値札をちらっと見ただけで離れていく、そもそもお店に来られない、といった話を各地で伺いました。
百貨店でもお金を使うのは外国人観光客ばかりだともお聞きしました。

今年は消費税

もっとみる
英語コラム16:声掛けの反応は日本人も海外の方も同じ

英語コラム16:声掛けの反応は日本人も海外の方も同じ

手作り市で海外の方へのお声がけ先日、知人が京都の手作り市で販売していたときに海外の方が商品である帽子を見ていたので英語でお声掛けしたそうです。

「Feel free to try it on.」

するとその海外の方は「いや、別に見てるだけなんで大丈夫です。ほんと見てるだけなんで!」みたいな感じで離れていったそうです。

まるでお店で日本人に声掛けしたときに「いや見てるだけなんで大丈夫です」と離

もっとみる
英語コラム15:地図アプリではわからない建物の階層

英語コラム15:地図アプリではわからない建物の階層

外国人の方に道を聞かれました。
先日、百貨店をうろうろしていると外国人の方に道を聞かれました。
その方は片手にスマホを持ち地図アプリを開いていたのですが、目的地がわからなかったようです。

地図を確認すると目的地であるショップはすぐ近くです。
しかし階が違いました。

現在いる場所が百貨店の10階。
目的のショップはすぐ近くの地下です。
近くまで来ているのですが、たどり着けないわけです。

地図ア

もっとみる
タクシー乗務員の英語学習支援アプリを作ってみました。

タクシー乗務員の英語学習支援アプリを作ってみました。

東京オリンピックが近づいているからだと思うのですが、最近雑誌やニュースでちらほらタクシードライバーの英語スキルに関する記事を目にすることが多くなってる気がします。
英語を学んでいるタクシードライバーの話や英語研修の話、またはオリンピックまでに英語を話せる乗務員を〇〇〇〇人まで増やすといった記事です。

訪日外国人からすると大都会だと電車や地下鉄等の乗り換えが複雑過ぎて大変らしく、乗って行先を指定す

もっとみる
英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

4月1日に日本政府から新元号が発表されました。

「令和」

意味に関しては割愛させていただきますが、英語ではどのように表現したらいいのでしょうか?

「平成」や「令和」等の元号は日本独自のもので海外では使われることがほぼないため、一般的な英語表現がよくわかりません。

というわけで日本政府が海外向けに公開している英語サイトでどのように表現されているか調べてみました。

まずは新元号「令和」発表時

もっとみる

英語コラム13:自動翻訳ソフトの正確さ

最近はスマートフォンの翻訳アプリを使って外国人とやり取りする光景をよく目にします。
便利な時代です。

しかしながら翻訳アプリの翻訳精度に関しては現状ではまだまだ十分ではありません。

聞いた話ですが、中国からのお客様が翻訳アプリを片手に何かを伝えようとしたそうです。しかし翻訳アプリに表示されていた日本語はめちゃくちゃで何が言いたいのか全くわからなった。最終的に電卓アプリで数字を見せてきたので、値

もっとみる
英語コラム12:インバウンドは和製英語?

英語コラム12:インバウンドは和製英語?

ここ数年よくニュースで見る「インバウンド」という言葉。

日本では訪日外国人のことを指しますが、実はこれ和製英語だと知っていました?インバウンドを辞書で調べてみましょう。

inbound
本国行きの, 帰航の, 到着する〈駅・線〉, 入ってくる

ご覧のとおり、「観光客」のような意味はないことがわかります。

用例を見てみましょう。

inbound flight(海外から国内行きの便)
inb

もっとみる

英語コラム11:英語を勉強し始めた人からよく言われること

接客業従事者で英語を勉強し始めた人から”挨拶や簡単なフレーズは知っているけれども実際に使う勇気がない”といったことをよく言われます。

よく聞き取ってみると、以下の2つのことが原因のようです。

①英語で呼びかけると英語が通じると思われて、グイグイと速い英語で話しかけられる。
②挨拶以外のフレーズを知らないので会話が続かない。

それぞれの対策は後で書くとして、まずは次のことを確認しておきましょう

もっとみる

英語コラム10:W.C.について

年末年始は少しお休みしていましたが、そろそろ再開したいと思います。
今年もよろしくお願いします。

さてえ、今回はあんまり役に立たないコラムです。

トイレを示す表記はいろいろあります。
toilet、rest room、bathroom、W.C.等。

近所のドラッグストアに行ったときのことです。
トイレのところにW.C.と書いてありました。
ここまでは普通です。
しかしご丁寧に女性のピクトグラ

もっとみる

英語コラム09:"Thank you very much"と"Thank you so much"の違い

手作り市等を歩いていると、海外のお客様が"Thank you so much."と言うお礼がよく聞こえてきます。
逆に"Thank you very much"とはあまり聞こえてきません。

意味はどちらも「ありがとうございました。」なのですが、なんとなく"so much"はフランクで柔らかい、"very much"は堅くて丁寧なイメージがあります。

今回は辞書や文法書で"so much"と"v

もっとみる

英語コラム08:Golden Fan

以前に京都の手作り市に遊びに行った時の事です。

少し離れたところで外国人観光客の方が出店者さんに何かを訪ねていました。
その出店者は英語がわからなかったようで、お互いに困っている様子でした。

周りに何人か集まってきて「金閣寺かな?」「わからないな」と言ったような会話が聞こえて来たので、外国人観光客の方に話しかけてみました。
探していたのは「Golden fan」でした。「金色の扇子」です。

もっとみる

英語コラム07:thとsについて

今回はthとsの発音について書きたいと思います。

英語で接客するときによく使う言葉は恐らく"Thank you"だと思います。
英語が苦手だと感じている人の多くは、日本語でサンキューと言ってるのではないでしょうか?

会話の流れから"Thank you"と伝わっていますが、それだと外国人にはSank youと聞こえています。
sankはsink(沈む、沈める等)の過去形なので、あまり気持ち良くは

もっとみる