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英語コラム

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接客英会話に役立つコラム。
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#接客英語

英語コラム18:和製英語だけじゃない?香港英語

英語コラム18:和製英語だけじゃない?香港英語

お久しぶりです。
いろんなことがあり、随分と期間が空いてしまいました。

ここ数ヶ月は自粛中ということでイベント事もなくなり大変でした。
身内もハンドメイドで服や帽子を作っているのですが、売る場所がなくて困っていました。

幸いなことにインスタグラムなどでちょこちょこと注文を頂いていたようです。

英語でやり取りし、Paypalで料金を頂き、郵便局から海外発送。
英語に関してはまだまだ勉強している

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英語コラム17:2019年の総括のようなもの

英語コラム17:2019年の総括のようなもの

時間の流れは速いもので、2019年も残すところ僅かとなりました。

今年は日本人の購買意欲が下がっていると痛感できた一年でした。

日本人の購買意欲は年々下がっている具体的なデータは持ち合わせていないのですが、日本人のお客様は値札をちらっと見ただけで離れていく、そもそもお店に来られない、といった話を各地で伺いました。
百貨店でもお金を使うのは外国人観光客ばかりだともお聞きしました。

今年は消費税

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英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

英語コラム14:元号「令和」の英語表現について

4月1日に日本政府から新元号が発表されました。

「令和」

意味に関しては割愛させていただきますが、英語ではどのように表現したらいいのでしょうか?

「平成」や「令和」等の元号は日本独自のもので海外では使われることがほぼないため、一般的な英語表現がよくわかりません。

というわけで日本政府が海外向けに公開している英語サイトでどのように表現されているか調べてみました。

まずは新元号「令和」発表時

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英語コラム13:自動翻訳ソフトの正確さ

最近はスマートフォンの翻訳アプリを使って外国人とやり取りする光景をよく目にします。
便利な時代です。

しかしながら翻訳アプリの翻訳精度に関しては現状ではまだまだ十分ではありません。

聞いた話ですが、中国からのお客様が翻訳アプリを片手に何かを伝えようとしたそうです。しかし翻訳アプリに表示されていた日本語はめちゃくちゃで何が言いたいのか全くわからなった。最終的に電卓アプリで数字を見せてきたので、値

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英語コラム12:インバウンドは和製英語?

英語コラム12:インバウンドは和製英語?

ここ数年よくニュースで見る「インバウンド」という言葉。

日本では訪日外国人のことを指しますが、実はこれ和製英語だと知っていました?インバウンドを辞書で調べてみましょう。

inbound
本国行きの, 帰航の, 到着する〈駅・線〉, 入ってくる

ご覧のとおり、「観光客」のような意味はないことがわかります。

用例を見てみましょう。

inbound flight(海外から国内行きの便)
inb

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英語コラム11:英語を勉強し始めた人からよく言われること

接客業従事者で英語を勉強し始めた人から”挨拶や簡単なフレーズは知っているけれども実際に使う勇気がない”といったことをよく言われます。

よく聞き取ってみると、以下の2つのことが原因のようです。

①英語で呼びかけると英語が通じると思われて、グイグイと速い英語で話しかけられる。
②挨拶以外のフレーズを知らないので会話が続かない。

それぞれの対策は後で書くとして、まずは次のことを確認しておきましょう

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英語コラム09:"Thank you very much"と"Thank you so much"の違い

手作り市等を歩いていると、海外のお客様が"Thank you so much."と言うお礼がよく聞こえてきます。
逆に"Thank you very much"とはあまり聞こえてきません。

意味はどちらも「ありがとうございました。」なのですが、なんとなく"so much"はフランクで柔らかい、"very much"は堅くて丁寧なイメージがあります。

今回は辞書や文法書で"so much"と"v

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英語コラム08:Golden Fan

以前に京都の手作り市に遊びに行った時の事です。

少し離れたところで外国人観光客の方が出店者さんに何かを訪ねていました。
その出店者は英語がわからなかったようで、お互いに困っている様子でした。

周りに何人か集まってきて「金閣寺かな?」「わからないな」と言ったような会話が聞こえて来たので、外国人観光客の方に話しかけてみました。
探していたのは「Golden fan」でした。「金色の扇子」です。

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英語コラム07:thとsについて

今回はthとsの発音について書きたいと思います。

英語で接客するときによく使う言葉は恐らく"Thank you"だと思います。
英語が苦手だと感じている人の多くは、日本語でサンキューと言ってるのではないでしょうか?

会話の流れから"Thank you"と伝わっていますが、それだと外国人にはSank youと聞こえています。
sankはsink(沈む、沈める等)の過去形なので、あまり気持ち良くは

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英語コラム06:英文法?それとも英単語?

英語の勉強を始めるとき、英文法と英単語、どちらから始めますか?

スマホアプリで英語を勉強している人は多いと思いますが、ほとんど「英単語」学習アプリを利用しているように思います。
理由としてはいくつか考えられますが、
・英単語を覚えるほうが簡単そうだから
・単語をつないでいけばなんとかコミュニケーションができそうだから
・ほとんどのアプリが「英単語」学習アプリだから
といったところだと思います。

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英語コラム05:「ありがとう」の文化

先日、駅でおじいさんと外国人観光客の男性グループがなにやら話をしていました。
遠かったので詳細はわかりませんが、どうやらおじいさんが重い荷物を持っているので、男性グループの方が手伝いましょうかと申し出ているようでした。

おじいさんは「重い荷物なので持ってもらうのは悪い」と感じたようで、「Heavy, heavy. Sorry, sorry.」と言って笑顔で断っていました。
外国人の男性は重いなら

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英語コラム04:世界の英語人口

ワールドワイドに活躍するには英語が必須と言われる今日。
では実際に英語を話す人は世界にどれくらいいるのでしょうか?

少し古いデータですが、Harvard Business Reviewの"Global Business Speaks English(2012)"の記事によると、全人口の約25%の人が英語を話すそうです。

結構な割合ですね。

ついでに、英語を話せる日本人の割合も調べてみました。

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英語コラム01:3語の英会話?

本屋さんに行くとよく見かけるのが「3語でできる英会話」のようなタイトルの書籍。中身を見てみると、予約客が来たときに対して、"Tonight? What time?"という用例が紹介されていました。
この用例を日本語にするとこうなります。
「今日?何時?」
確かに伝わるとは思いますが、カタコト英語です。
同じように試着を促すとき、簡単に言うならば"Try it on." で十分です。日本語にすると「

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