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小説を出してきました

お疲れ様です。どこもかしこも桜でいっぱいで少しご機嫌の、のん。です。

今日、明日締切(当日消印有効)の応募原稿を郵便局にて出してきました。

前に、夢について書いたのだけれど、その他にももう一つ夢がありまして、今日はそのお話をします。

他の夢については、こちらからどうぞ。


物書きになりたい

私は、小学生の頃からお話を書いていて、物語を考えたり作ったりすることが好きでした。読書を始めたのが、小学校の高学年くらいからです。それまでは、校庭で元気よく遊んでいる子でした。それまでは、読み聞かせが好きで、母が色々と図書館で借りてきてくれたので、絵本はよく見ていた気がします。それでも、好きな絵本は何かと聞かれたら答えられないのですが。

小学校の高学年の頃は、いじめをよく受けていたので逃げるようにして読書をしていたというのもあるかもしれません。物語を自分で書くようになったのは、この頃からでした。教室で書いたりしては、仲のいい男の子に「小説書いてるー」と言われたりしましたが、当時の私にはそれがからかいなのかよく分かりませんでしたけれど、そうだよ、と普通に答えていたような気がします。


小説家はただの夢なのか

「小説家になりたい」ということを口にするのには、抵抗がありました。ただの夢見がちな少女だと思われるのが嫌だったのかもしれません。

中学生の時に、初めて作家さんにファンレターを出しました。そうしたら、早速はがきでお返事を下さり、とても嬉しかったのを覚えています。今も、そのはがきだけは取ってあります。

実際問題、将来の夢は何かと聞かれて、「小説家になりたい」と言える人は少ないような気がします。私は、自分は読書が好きなのに、小説家という職業名を口に出すのは、馬鹿にされるかもしれないと思っていました。

高校生になれば、色々と自分で調べてみて、物書きになること、文章を書いて生活をすることは難しいと知ります。多くの人が小説家を希望していて、プロデビューしたとしても、続いたり、売れるのはほんの僅かしかいない、というのが現実のようです。


実際に応募してみる

小説家として活躍している人たちに対して憧れの気持ちがあり、自分も、自分の書いた文章で誰かの心を動かしてみたい、という思いはありました。かつて、私が本を読んで感動したり、考えたりするように、自分も生産する側になりたい、と思っていました。

ぐだぐだ言っていないで実際に応募してみよう、ということで、応募してみました。明日締切で今日出してきたというのは、自分でもぎりぎりなのは分かっています。当日消印有効なので、助かりました。

ぎりぎりになってしまったのは、出そうと思った時点で既に時間が迫っていたのと、体調が悪かったりして、執筆できなかったりしたから。

でもなんとか、400字詰め原稿用紙に換算したら202枚になる量の小説を書き上げ、家のプリンターでなんとか印刷しました。途中で詰まったり、うまく印刷されなかったりといったトラブルもありましたが。

枚数にして80枚くらい印刷したのですが、これくらいの量のものを一気に印刷するのは初めてで、それだけで少し感動してしまいました。こんなに分厚くなるんだ、私小説書いている人みたいって。まあ、小説を書いたんですけどね。


競争の世界が大嫌い

私、昔から競争が好きではなくて。スポーツではクラスで順位を競いあったりだとか、成績でも競争の世界じゃないですか。

学生のうちだけかと思いきや、社会に入っても、世の中どこも競争だらけの世界なんだな、と思いました。

なぜこれを言うかというと、作品を応募してその中で受賞する確率を考えたからです。皆、自分の最高を出して作品を応募しているわけで、その中から、数作品、あるいは一つしか選ばれないのは厳しい世界だな、と思いました。

私は他の人の作品も読んでみたいので、全員を通してくれればいいのにと思ってしまうのですが、そんなことをしていたら会社が倒産してしまいますよね。

しかも、私も読みたいと思って読めていない本が沢山あるわけですし。既に世の中には、沢山の小説で溢れているわけですよ。その中で、売れようとするのは難しいなって思いまして、競争世界にくじけそうになっています。

さいごに

とりあえず応募したというだけでも、大きな進歩だと思いたいです。初めてなので、やり方があっているのかは分かりませんが。何しろ、時間もない中、印刷して、封筒に入れたわけですし。

結果はどうあれ、小説を書くこと、印刷して形として出てきたことが思いのほか楽しかったので、これからも公募を探してはちょこちょこ応募してみようかな、と思っています。

今回はここまで。ここまで読んで下さりありがとうございました。

サポート、応援してくださったら、とても嬉しいです。ありがとう。