≪『死にたい』と思う気持ちは、病気がそう思っているだけで、自分の意思ではない。≫

　【死にたい病】にどっぷりつかっていた時期に、この言葉を知った。ちょっと心に響いた。「そうなのかー」と少し思いとどまる事ができた。

　でも、やはり、ある年齢になった時、その先の将来を悲観して、また死にたくてどうしようもなくなった。確実な方法で死にたかった。その気持ちに揺るぎは無かった。精神科の受診の度に、主治医に「最近はどうですか？」という最初の問いに、真剣な顔つきでじっと目を見つめて、「死にたいです」と静かにしっかりと伝えていた。主治医は、わたしを見つめ返して、「わたしはあなたに死んでほしくないです」と言ってくれていた。

　その時期は１年ほど続いて、自宅で首を吊る事を真剣に考えていて、ロープの縛り方を調べたら実行するつもりだった。ただ、その機会は訪れることなく、週３回の訪問看護のケアで、心が癒され、実行はなくなった。

　最近、ある精神科医のYouTubeで、同じ言葉を聞いた。この樺沢 紫苑先生のチャンネルは登録しているので、これからも見続けようと思ったのです。今、とあるサイト（https://tuiterublog.jp/kabasawakekkon/）をみると、≪「自殺する人が一人でも減ってほしい」その思いで情報発信をされているそうです≫とありました。ほぅ。

　樺沢先生は、【樺沢　死にたい】で、ググると、10件くらいの見てほしい動画があるとおっしゃってました。
　今、死にたい方。是非、少しのお時間を割いてみてください。